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【保存版】“走り”が変わる。ロードバイクのチューブレスという選択。
by: 久保田 啓介

ロードバイクのチューブレスタイヤとは?

ロードバイクの世界でも近年よく耳にするようになった「チューブレスタイヤ」。

プロ選手の使用率も年々高まり、今では一般ライダーにも広く浸透してきています。

この記事では、チューブレスタイヤの仕組みやメリット・デメリット、

そして導入を検討している方に向けてのポイントをわかりやすくまとめました。

チューブレスタイヤとは

チューブレスタイヤとは、内部にチューブを使用しないタイヤ構造のことです。

通常のクリンチャータイヤはチューブに空気を入れて走行しますが、

チューブレスタイヤはタイヤとリムの密閉性によって空気を保持します。

また、気密性を高めたり小さなパンクを自動で塞いだりするために、

「シーラント」と呼ばれる液体パンク防止剤を注入して使用するのが一般的です。

✅ チューブレス化には「チューブレス対応ホイール」と「チューブレスレディタイヤ」が必要です。

チューブレスタイヤのメリット

1.乗り心地が良い

チューブがないぶんタイヤがしなやかに変形し、

路面からの振動を吸収してくれます。

特にロングライドでは、疲労軽減効果を実感するライダーも多いです。

2. パンクしにくい

チューブがないため、段差でチューブが潰れて起きる「リム打ちパンク」が発生しません。

また、シーラントが内部で小さな穴を自動的に塞いでくれるため、

実際のパンクトラブルも大幅に減ります。

3.転がり抵抗が少ない

理論上は転がり抵抗が減少します。

実走でも「軽やかに進む感覚」を感じることが多く、

スムーズな加速感が魅力のひとつです。

チューブレスタイヤのデメリット

1.取り付け・整備がやや難しい

空気漏れを防ぐため、タイヤの装着にはコツが必要です。

また、内部のシーラントは時間とともに固まるため、

3〜6か月ごとの入れ替えメンテナンスが必要です。

2.対応ホイールが必要

チューブレスタイヤは「チューブレス対応リム」でしか使用できません。

既存のホイールが非対応の場合、交換コストが発生します。

3.出先での修理が少し面倒

シーラントで塞げないほどの大きなパンクが起きた場合、

クリンチャータイヤのようにチューブを入れて応急処置をすることになります。

そのため、携帯ポンプと予備チューブは持っておくのがおすすめです。

チューブレスタイヤはこんな人におすすめ

・ロングライドでの快適性を重視したい

・パンクトラブルを減らしたい

・軽快でしなやかな走りを体感したい

・メンテナンスに少し手をかけるのも苦にならない

まとめ

チューブレスタイヤは、「快適さ」「パンク耐性」「走行効率」を高いレベルで両立した次世代のタイヤシステムです。

導入や整備には多少の慣れが必要ですが、一度そのしなやかな乗り心地を体験すると戻れないと言われるほど。

これからロードバイクをより快適に楽しみたい方は、

ぜひ一度チューブレスタイヤを試してみてください。

 

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