【お客様の一台】車体アップグレードに選んだのは生粋のエアロロード”FOIL RC 10”
by: 下山田航太

エアロロードの波が再び到来か。

SCOTT FOIL RC 10

船橋店が絶賛強化中のスイスブランド”SCOTT”より本日はエアロロードに位置づけされているFOILをチョイスいただきました。その他にも記憶に新しいLIGHTWEIGHTの”新型ADDICT RC”、エンデュランス”ADDICT”がラインナップされています。
同社のロードラインナップはどのモデルも用途がハッキリと分かれており、最先端で理にかなったフレーム設計で時代の先駆けとなるような先進メーカーの一つです。

今回チョイスいただいた”FOIL RC 10”をはじめ、同社のロードラインナップは昨今の物価高で高額となっているメーカーが多い中200万円を超える完成車パッケージはなく、DURA-ACE組でも150万円を下回る価格設定で走行性能の良さの割に安すぎると話題となっていました。（今や200万円～300万円のハイエンドバイクが増えましたが、100万円を超えると高いと思っていた7～8年前にはここまで高額になるとは思っていませんでした笑）

サイクリストのM様は以前”BIANCHI SPRINT”を愛用しておりましたが、FOILの外観と更なるエアロ＆軽さに一目惚れし何度か足を運んでいただきました。ご足労いただきありがとうございました！
走行性能と所有欲の両方を満たせる本モデルをサイクリストM様よりブログ掲載の許可をいただけましたので皆様に”美しいフレームデザイン”をお裾分けです。

DETAIL

空力性能を極限まで高めたフレーム形状の本モデルは”まさにかっこよすぎる…”ロードバイク。
もちろん、走行性能についても風洞実験を繰り返して設計された新形状は、従来比で空気抵抗を約10％削減。加えて、リア三角の形状やシートポストの設計が見直され、驚くほどの”しなやかさ”を実現しています。

エアロロードの中でも”人に優しいロードバイク”として今回オススメさせていただきました。

ハンドルにはFOILのために作られた”Syncros Creston 1.0 Aero”を標準装備。
FOIL AERO 1.5ステムボディとフェースプレートとがマッチし、統合された機能性とシステムを実現します。
一体型ハンドルと比べてステム長の交換やハンドルの交換が容易にできます。サイコンマウントは専用品を用いて別売りのWAHOOマウントを取付しました。

ドライブトレインに”SHIMANO ULTEGRA Di2”を搭載。
STIレバーより変速に必要なワイヤーが無くなったためハンドル周りがスッキリ、メンテナンス性も向上。軽いタッチで変速ができるため長距離のライドにもアドバンテージとなります。

納車時は最低限の説明しかできませんでしたが、電動変速はかなり奥が深いですので、ちょっとずつ楽しんで覚えてみてくださいね。

ホイール・タイヤには”Syncros Capital 1.0 Aero 60mm”+”Schwalbe PRO ONE Aero TL-Easy Fold 700x28C（クリンチャー）”が標準装備。チューブレスを愛用しているお客様のご要望でこちらも勿論チューブレス化。

リムハイト60mmで重量が1,550gと軽めなホイールですが、昨今増えているカーボンスポーク仕様などではないため重量のさらなる軽量化を残しつつ、ひとまずは完成車パッケージでお乗りいただくことに。
すでに乗っていただいており、驚くほど進む！と嬉しいお言葉をいただいておりますので、Syncrosホイール自体の良さを実感いただけているようです。
私だけでなく当店のスタッフの中でもSyncrosのホイールには昨今注目しておりトータルバランスが良く、走るホイールだと感じています。ホイール単体だけの販売もございますので気になる方はご相談くださいませ。

 ペダルには”Favero Assioma PRO RS-2”をチョイス。
両側計測で他社に比べてリーズナブル（といっても高いですが・・・）で精度やアフターケアがしっかりと整っています。

センサーやバッテリーがスピンドル内に格納され、Ｑファクターが一般的なペダルメーカーとほぼ同じになったことで従来に比べて圧倒的に導入しやすくなりました。
パワー計測についてはIAVパワーシステムを搭載。±1%の高精度の計測を可能としライトユーザーだけでなく、ヘビーライダーにも適応できるスペックに仕上がっています。
クリートはSHIMANOのクリートが付属しています。

ボトルケージには当店一押し”ARUNDEL MANDIBLE”をチョイスいただきました。
優れたホールド力と高いデザイン性を両立。価格は1個16,500円と割高ではありますが、意外とボトルケージって交換しないことが多い箇所なので長い目で見たら、飽きがこないのでコスパが良いのかも。なんて思っていたりしています。

SCOTT FOIL RC10

見た目の美しさ、走りの鋭さ、以前乗られていたSPRINTと比べると風の抜け方が違い、空力性能の高さに思わず声をあげてしまうと思います（笑）もちろん価格が全く別物なので比較対象が違うと言われればそうなんですが・・・

兎にも角にも、この度は数ある自転車店の中で当店をお選びいただき誠にありがとうございました。これからもカスタムやメンテナンスといったサポートをさせていただきますのでその際はお気軽にご来店くださいませ。また、当店ライドイベントのサンデーライドも機会があればご参加お待ちしております。（参加者の方で生のFOIL見たい声あがってますよ笑）