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【保存版】スポーツ自転車のディスクブレーキクリーニング完全ガイド
by: 久保田 啓介

ディスクブレーキのクリーニングでケミカル選びが重要な理由

スポーツ自転車のディスクブレーキは、制動力が命です。

ローターやパッドに傷をつけず、しっかり汚れや油分を落とすには、ケミカル選びが最も重要です。

ポイントは以下の通りです。

・ローター・パッドを痛めないこと強力溶剤や油分を含むパーツクリーナーはNG。

・汚れや油分をしっかり落とすこと揮発性の高いものが理想。

・残留物が残らないこと油分や溶剤が残るとブレーキ鳴きや制動力低下の原因になります。

パーツクリーナーは使っていい?

結論から言うと、エンジン用や強力脱脂剤のパーツクリーナーは使わない方が安全です。

理由は以下の通りです。

・強い溶剤が樹脂系パッドを溶かす可能性がある

・油分が残ると制動力低下やブレーキ鳴きの原因になる

安全策としては、自転車用ディスクブレーキクリーナーやイソプロピルアルコール(IPA)を使うのが無難です。

オススメのクリーナー:Muc-Off Disc Brake Cleaner

私のオススメは Muc-Offディスクブレーキクリーナー です。

特徴

・ローターやパッドに優しい(樹脂・金属どちらも安全)

・揮発性が高く残留しない

・油汚れ・グリス汚れをしっかり除去

・スプレータイプで手軽に使用可能

使い方

1.ローターやパッドに 直接スプレー してOK

2.無毛クロスで汚れや油分を拭き取る

3.揮発性が高くすぐ乾くので、走行前の待機時間は短め

4.鳴きが出たときや汚れが付いたときに適宜使用

Muc-Offは自転車専用設計のため、ローターやパッドに直接かけても安全です。

ディスクブレーキクリーニング手順まとめ

1.ホイールを外す必要は基本的にないが、安全のため外してもOK

2.Muc-Offスプレーをローターとパッドに直接噴射

3.無毛クロスで表面を拭き取り、汚れを落とす

4.完全に乾燥させてから走行開始

5.必要に応じてパッドの表面を軽くサンドペーパーで整える

まとめ

・スポーツ自転車のディスクブレーキは、専用クリーナー(Muc-Offなど)かIPAで清掃するのが安全

・エンジン用パーツクリーナーやオイル系は使わない

・正しいケミカルと手順で、鳴きや制動力低下を防ぐことができる

 

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