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2026/07/14 19:45
髙嶋がお送りするツールドフランスピックアップの二台目、GIANTのPROPELです。
Team Jayco AlUlaが跨るそれは、ワールドツアーでも指折りの空力性能と重量を誇っています。
その私が「真っ向からオススメできる」と言う、PROPELの魅力を今回はお伝えします。

PROPEL ADVANCED PRO 0
サイズ:M カラー:オブシディアンパレス
価格:¥990,000
冒頭でも述べた通り、GIANTのロードバイクはTeam Jayco AlUlaに供給されています。
PROPELをメインに使い、超級山岳が登場するステージではTCRを使うこともあるようですね。
今年のツールではまだステージ勝利がないものの、登れるスプリンターのマイケル・マシューズ選手は起伏があるステージでも勝利を狙えます。スプリンターのパスカル・アッカーマン選手は平坦ステージでの活躍が見込まれます。そして、エースナンバーを背負うベン・オコーナー選手は山岳ステージ、総合順位での活躍が期待されます。初週の山岳ステージでは後れをとってしまったものの、これからの巻き返しに期待です。
その他にも、ドイツチャンピオンのフェリックス・エンゲルハート選手や元スイスチャンピオンのマウロ・シュミット選手、タイムトライアルに強いルーク・プラップ選手などタレント揃いのメンバーとなっています。
メンバーを振り返るとかなり個性的な脚質の選手が集まっており、それらの選手にメインで使われるPROPELは、山岳ステージでアドバンテージとなる軽量性、平坦のスプリントステージで必要となる空力性能と剛性すべてを兼ね備えた、オールラウンドバイクといえるのではないでしょうか。

プロ選手に供給されているのはISPというフレームとシートポストが一体型になっているフレーム形状をしていて、フレームもadvanced slグレードであり、より軽量で高剛性なカーボンで仕上げられています。
つまるところ、今回ご紹介するadvanced proとの違いはシートポストが一体型になっているか、なっていないかの違い。加えて、フレームのグレードの違いになりますね。フロントフォークはproでもslと同じである、advanced slグレードのフルカーボンフォークが使われています。

↑ エンゲルハート選手のドイツチャンピオンカラーのPROPEL ADVANCED SL。サムネイルの写真と比べると、シートポストの形状が違うと分かります。
先程もご紹介した通り、SLグレードと比べるとスペックの差はあります。しかし、PROグレードでも完成車としてのパッケージは非常に充実しています。
足まわりには、50mmハイトのGIANT SLR 0 50 Carbon WheelSystemを採用。新開発エアロハブとカーボンスポークの組み合わせにより、高い巡航性能と鋭い加速性能を両立します。極太のエアロカーボンスポークで、剛性も空力性能もかなり良さそうかつホイール単体の重量も1370gに抑えられています。さらに標準装備のCADEX Aero 28C チューブレスタイヤは、優れた転がり性能と空力性能を発揮し、高速域でのアドバンテージを支えます。
コックピットには新設計のContact SLR 0 Aero Integrated一体型ハンドルを採用。エアロポジションを維持しやすい形状とフル内装ケーブルにより、空力性能だけでなくハンドリング性能やメンテナンス性も向上しています。

コンポーネントにはSHIMANO ULTEGRA Di2(R8100シリーズ)をフル採用。加えて、GIANT Power Proパワーメーターを標準装備しており、この価格帯の完成車では片足計測のものが多いですが、こちらは両足計測のパワーメーターになっています。

付属のエアロボトルケージも、ケージとフレームのギャップを埋める形状をしており、空力性能の向上に貢献しています。

ホイールからハンドル、コンポーネント、それからボトルケージまで速く走る事を考えた充実したスペックになっています。
市場の多くの100万円程の完成車は一体型のハンドルが付属しなかったり、ホイールのスペックが低かったり、パワーメーターが付属しなかったり等、メーカーの「妥協」を感じるモデルも多いです。しかしこのバイクであれば、セカンドグレードのフレームにはなりますが妥協のないパーツ構成になっており、完成度の高いパッケージになっていると言えます。
在庫はこのMサイズの一台限り。しかし、他のサイズやSLグレードの完成車も取寄せにてご案内可能な場合がありますので、お気軽にご相談ください。