【PINARELLO】最高級品質を極めたENDURANCE ”X3”
by: 金城春希

みなさんこんにちは。
船橋店のKINJOです。

サイクリストなら誰しも「羨み」「憧れ」を抱いたことがあるのではないでしょうか？！
高級メーカーが鎬を削るサイクリングロードレースの本場、イタリアを代表するメーカーです。
高級＝（イコール）レーシングバイクではなく、高い操作性と品質を併せ持ちながら“乗りやすく扱いやすくどこまでも走りに行けてしまう軽快さ”がPINARELLO 『X series』にはあります。

今回ご紹介するのは、店頭在庫である『X3』です。
X seriesの最上位モデルとなります。

1 2023 ModelPINARELLO X3
2 インプレッション記事もあるよ！
3 競わないハイパフォーマンス

2023 Model
PINARELLO X3

販売価格￥700,700（税込）

サイズ：51.5（適応身長170cm前後 ※あくまでも目安です）
カラー：D161/KEEN RED
在庫数：1台限り
コンポーネント：SHIMANO 105 Di2（12速）

インプレッション記事もあるよ！

以前、在籍していた店舗のブログにはなりますが、発表直後に乗れる機会が社内でありましたので乗ってきてます！
率直に、Fシリーズよりもしなやかに反応してくれるので、登坂走行時のトラクションの掛かりはXシリーズの方が良かった印象です。
高速巡行はFシリーズに分配があがりますが、起伏のある場所をレーシング速度で疾走しないのであれば断然Xシリーズが扱いやすかった印象です。
【　過去のブログはコチラです　】

競わないハイパフォーマンス

何と言っても見た目！

2022年から2023年のモデルチェンジにおいて、大幅リニューアル、モデル名もデザインもジオメトリーも一新され生まれ変わりました。
性能が向上したことはもちろんですが、見た目にも着目してください！
「同じ価値」「同じPINARELLOブランド」などフラグシップからミドルグレード間の「価値の差」を無くし同じ価値やブランディングを味わえるようにしています。
簡単に言うと「上位モデルと見た目がそっくりで見分けが付きにくい」ってことです。
カラーリングやチェーンステーの形状で判別するしかないく、普段見慣れているスタッフですら凝視しないと分からないレベルです。
同じように価値や品質をお届けする事に重きを置きモデル名も「F」「X」を用いたものになっています。

ENDURANCE

レースではなくサイクリングを純粋に楽しむためのロードバイク。
レースで得た知見やデータをフィードバックして誕生しました。
無論、フルカーボンフレームとなりTORAYCA T700カーボンを採用していおます。
オールラウンドで過度に性能が極端化しない反応性や強度、剛性感がありライダーの技量を選ばないビギナーでも選んでもらいたい仕様となっています。
また、リアトライアングルを大幅に改良、効果的に振動を分散させライダーの背中への負担を軽減し長距離ライドをより楽にすることを実現しています。
タイヤクリアランスも拡大して最大32cのタイヤまで装着が可能になっています。

豊富なサイズ展開

他のどこよりも負けない「細かいサイズ展開」
9つのサイズ展開が存在しており、ほぼライダーの体系に合うサイズを選ぶ事が出来る強みがあります。

技術の継承

PINARELLOと言えば「ONDAフォーク」です。
特徴的な曲線を描いたカーボンフォークは路面振動を緩和させる効果、全面からあたる空気の壁を上手く後方へ整流させる効果がありエアロダイナミクスを考慮された長年受け継いできた独自の設計です。

アシンメトリーフレーム
チェーン側（駆動側）と反対側ではペダリング時に起きる反応のレスポンスに遅れが発生してしまいます。そのため同じパワーになるようにするためチェーンステー付近がアシンメトリーとなっています。

TiCRケーブル内装システム
ヘッドチューブの内部を通りMOST製の専用ステムの内部をケーブルが通る仕様となっており、ハンドリングを阻害することなく見た目や空力を向上させています。

P7 SPORT
バイクの性能に大きく左右するタイヤはPIRELLI P7 SPORT 700x32Cです。
1本約￥5,000し耐久性が強化されたタイヤです。側面がサイドカットに対して強化もされた優れたタイヤです。
P ZEROからえた知見を基にトレットパターンを成型、細かい溝を作ることで寒い時期でも高いブリップ力を持ち合わせています。

コンポーネント
最新コンポーネントを搭載し上位モデルと同様に105発となるワイヤレス方式の電動変速化となりました。
変速はレバーではなくスィッチとなることで変速がスムーズでモーターの力で行うのでストレスがなくなります。
変速スピードは確かに上位モデルに比べると差はありますが、ライドしていて気になるレベルではないと思います。
SHIMANO無料アプリ「E-TUBE」を利用することで様々なカスタムが行えるので、ガジェット好きは溜まらないと思います。
1：1となるギア比で構成されチェーンリングは「50/34T」、カセットは「11-34T」となります。
脚力に自信が無くても「軽いギア」を重点的に使える仕様となっていますので、直線での高速巡行もヒルクライムも楽々です。
また、油圧DISCブレーキとなりますのでレバーの引きが軽く手の疲労感も大幅に軽減されます。
天候に左右されないので高い制動力を確保できます。