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【スタッフ試乗会】鉄下駄ホイール搭載で一番好感触だったロードバイク!「CCT TEAM」
by: 下山田航太

11月15日に社内研修ということでスタッフ試乗会に行ってきました。本日は1日乗った中で一番しっくりきたバイクをご紹介!

【スタッフ試乗会】完成車スペックでここまで走れるのか!?

1990年にドイツのローブリングで創業されたスポーツバイクブランド。

多くのモデルを研究、開発から組み立てに至るまでアルプスの麓の本社で行っています。

日本においてはロードバイク「R.T.CARBON」「DOROMITI」「A-ROAD」を、日本国内で組立を行い、新規注文時にはステム長、ハンドル幅、クランク長をセミオーダーできる「Japan Assembly」のサービスも展開しています。

直近ではCCT EVO(国内未展開)をUCI PROチーム「Team Corratec – Vini Fantini」に提供しておりテレビや現地で見かけることが多くなっているのではないでしょうか?
ハイエンドに位置づけされる「CCT EVO」の弟分として約7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした「CCT TEAM」に試乗してきましたので私なりのインプレッションを踏まえてご紹介させていただきます。

流行りのフレーム形状を採用

全体的にエアロフォルムが採用され空力性能を考えた今作。
カムテールデザインのダウンチューブが性能うんぬん関係なくカッコいいと個人的には感じています。(魅力その1)

ヘッドチューブからトップチューブ、ダウンチューブへ伸びる箇所も徹底したエアロフォルムを採用。ドイツブランドの熱い思いを感じますね。

コンパクトなリア三角

各社増えているフレーム設計の一つがリア三角のコンパクト化。
空力性能の向上と快適性に貢献。ストレートにせず、少しベントさせることでしなりを取り入れているのかなと試乗車をお借りした際に試乗して感じました。(魅力その2)

フレーム設計も素晴らしいですが、ブルーのフレームカラーにホワイトのメーカーロゴが目立ってカッコいいです!

シートポストも専用パーツでエアロを採用

エアロダイナミクスを考慮したシートクランプ。トップチューブ上からアクセス可能。

ワイヤー内装化を取り入れたコックピット

ステム下からワイヤー内装を実現。(特徴その2)
ハンドルはフレームやパーツメーカーで有名な「OnebyESU ジェイカーボン ネクスト VDS」を搭載。

ロングライドからレーシングシーンに適応した奥行き感のあるドロップ部が印象的。単体で4万円を超えるハンドルバーを本モデルに標準装備。

コンポーネントはSHIMANO ULTEGRA Di2(魅力その3)

STIレバーより変速に必要なワイヤーが無くなったためハンドル周りがスッキリとしました。軽いタッチで変速ができるため長距離のライドにもアドバンテージとなります。

個人的に好きなフレーム箇所はココ!

アワーグラス形状を採用したヘッドチューブ。実車は写真で見るより細く仕上がっている印象です。

本モデルの魅力は価格面にも!

タイトルにもある通り、個人的に思うコストパフォーマンス性第1位にノミネートした本モデルの価格設定が個人的には驚きを隠せない。

DURA ACE Di2 DISC R9270 COSMIC     ¥930,000(¥1,023,000)
・DURA ACE Di2 DISC  R9270 R400           ¥830,000(¥913,000)
・ ULTEGRA Di2 DISC R8170 COSMIC     ¥758,000  (¥833,800)
・ ULTEGRA Di2 DISC R8170 R400          ¥658,000(¥723,800)試乗したモデルはコレ!
・105 Di2 DISC R7170 R400                     ¥580,000(¥638,000)
・105 Di2 DISC R7170 RS171                      ¥540,000(¥594,000)
・105 DISC R7120 R400                            ¥493,000(¥542,300)
・105 DISC R7120 RS171                          ¥453,000(¥498,300)
()内が税込価格となります。

当店の在庫している車体はCCT TEAM 105 Di2 RS171 サイズ:48 適応身長目安:165cm~175cm 

販売価格:¥594,000(税込)となります!

それでは私なりのインプレッション

先程も書きましたが、他社ではあまり見ないヘッドチューブの形状が個人的に好きでその時点で高評価!やっぱり自転車は見た目がまず大切!!
CCTTEAMを貸出いただき試乗コースへ。
乗り始めて感じたのは「期待しすぎちゃったかな~」という感想。タイトルに好感触などと書いているのでこの後手のひら返しが起こることは本ブログを見る方は容易に想像つくと思いますが、満を持して登場したCCT TEAMのインプレッションをネットで見ると「軽い」とか「剛性が高くレーシング向け」といった良い評価が多いので少し過剰評価しちゃっていたかなと乗り始めに感じました。

試乗コースを1周するだけじゃ分からなかったので2周目に突入。

2周目に入る所の直線(やや曲がるセクション)で踏み込んでいると「あれ?BB周りガッチリしてる!?全然たわむ感じしない!」1周目と違って熱が入り、試乗コースの鋭角カーブでやや速めな速度で曲がりましたが、フロントフォークの安定性が高いのか行きたいところにコース取りできます。そして漕ぎだしも変にたわむことなくしっかり進む堅実性を感じます。クリテリウムやエンデューロレースにピッタリな1台だと思います。

特筆すべきはやや長めなヘッドチューブによりアップライトなポジションで乗車ができるため、ロングライド時にも疲れを感じにくいのではないかと感じました。

極めつけはこの性能が完成車パッケージのホイールで発揮できていること。ホイール買えたら間違いなく化ける1台だと思います。マイナーメーカーなだけあって試乗するタイミングも少ないのでここまでしっかり乗ったのは初めてでしたが今回の試乗会で4周したのは後にも先にもこの車体だけ。本試乗会で1番驚き好感触だった「CCT TEAM」のお話でした。

感謝

最後になりますが雨が降る中、スタッフのために朝早くから設営を行っていただいた取引先の皆様ありがとうございました。

 

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