日本最大級のスポーツサイクル専門店!専門知識を活かしたコンサルティングを致します!
2025/05/12 18:00

目次
スポーツ自転車に乗る皆さん、こんにちは!Funabashiの風を感じながら、今日も快適なライドを楽しんでいますか?
さて、今回はスポーツ自転車のカスタムの中でも、手軽ながら効果絶大な「グリップ交換」について、テック目線で深掘りしていきたいと思います。たかがグリップ、されどグリップ。素材、形状、そして取り付け方一つで、ライドフィールは劇的に変わるんですよ。
グリップ交換の重要性:単なる消耗品じゃない!
「グリップなんて、古くなったら交換すればいいんでしょ?」
そう思っている方もいるかもしれません。もちろん、劣化してベタついたり、ボロボロになったグリップを交換するのは当然ですが、実はグリップ選びは快適性やパフォーマンスに大きく影響する、奥深いパーツなんです。
* 振動吸収性:路面からの微振動は、長時間ライドで疲労の原因になります。グリップの素材や厚みを変えることで、これらの振動を効果的に吸収し、手の痺れや疲労を軽減できます。
* フィット感と操作性:手の大きさや握り方に合ったグリップを選ぶことで、しっかりとバイクをコントロールできるようになります。滑りにくい素材を選べば、雨の日や汗をかいた状態でも安定したグリップ力を維持できます。
* エルゴノミクスデザイン: 近年では、手のひらにフィットするエルゴノミクスデザインのグリップも豊富にあります。これらは、手首の角度を自然に保ち、神経や血管への圧迫を軽減する効果が期待できます。
* 見た目の変化:グリップの色やデザインを変えるだけで、愛車の印象はガラッと変わります。カスタムの第一歩としてもおすすめです。
テック目線で見るグリップの種類と選び方
では、具体的にどのようなグリップを選べば良いのでしょうか?テック的な視点から、主要なグリップの種類と選び方のポイントをご紹介します。
* ラバー: 最も一般的な素材で、耐久性とグリップ力に優れています。様々な硬さやパターンがあり、幅広い用途に対応できます。

* シリコン: 柔らかく、高い振動吸収性が特徴です。
* フォーム: 軽量でクッション性が高く、長距離ライドでの疲労軽減に貢献します。ただし、濡れた状態では滑りやすいことがあります。

* コルク: 自然な風合いで、手に馴染みやすいのが特徴です。適度な振動吸収性も持ち合わせていますが、耐久性はやや低めです。
* ラウンドタイプ: 円筒形のシンプルな形状で、様々な握り方に対応できます。
![]()
* エルゴノミックタイプ: 手のひらに沿うように設計されており、圧力を分散し、疲労を軽減します。手のひらを置くためのパームレストが付いているものもあります。

* ロックオングリップ: グリップの両端をネジで固定するタイプで、走行中にズレる心配がありません。取り付けも比較的簡単です。

* ライドスタイル: ロングライドが多いのか、街乗りがメインなのか、トレイルライドを楽しむのかなど、自身のライドスタイルに合わせて最適な素材や形状を選びましょう。
* 手の大きさ: グリップの太さは、手の大きさに合ったものを選ぶことが重要です。太すぎると握りにくく、細すぎると疲れやすくなります。
* 好みの握り心地:実際に店頭で握ってみて、しっくりくる感触のグリップを選ぶのが一番確実です。

Vansのロックオングリップは、スケートシューズブランドのVansと、グリップメーカーのODI(オーディーアイ)がコラボレーションして作られた自転車用のグリップです。Vansのシューズのソールパターンであるワッフルパターンが特徴で、デザイン性と機能性を兼ね備えています。
主な特徴:
* ワッフルパターン: Vansのアイコニックなワッフルソールパターンが、優れたグリップ力と快適な握り心地を提供します。
* ロックオンシステム: グリップをボルトで固定するロックオンシステムを採用しており、走行中にグリップがずれる心配がなく、確実な固定が可能です。取り付けや取り外しも簡単に行えます。
* 多様な用途: マウンテンバイク(MTB)、BMX、クロスバイク、ピストバイクなど、様々な自転車のハンドルバーに装着できます。
* 豊富なカラーバリエーション: ブラック、ガム(ベージュ)、グレーなど、店頭に在庫してます。自転車のカスタムに合わせて選ぶことができます。
* 快適性と耐久性: ODIの技術により、握りやすい素材と形状で、長時間のライディングでも疲れにくい設計となっています。また、耐久性にも優れています。
グリップ交換は比較的簡単な作業なので、DIYに挑戦するのも良いでしょう。
必要なもの:
* 新しいグリップ
* カッターナイフ (古いグリップを取り外す際に使用)
* パーツクリーナー (脱脂用)
* ヘアドライヤー (古いグリップが抜けにくい場合)
* 六角レンチ (ロックオングリップの場合)
* 古いグリップを取り外す際は、フレームや他のパーツを傷つけないように注意しましょう。
* 新しいグリップを取り付ける際は、滑り止めのためにパーツクリーナーなどで脱脂してから行いましょう。
* ロックオングリップの場合は、締めすぎに注意して規定トルクで締め付けましょう。
DIYに不安がある場合は、交換作業を依頼することをおすすめします。
※交換工賃¥1.100〜
今回は、スポーツ自転車のグリップ交換について、テック目線で解説しました。グリップは、 ライダーとバイクが直接触れる重要なインターフェースです。自分に合ったグリップを選ぶことで、快適性が向上するだけでなく、バイクコントロールの精度も高まり、より安全で楽しいライドを送ることができます。
ぜひ、この機会に愛車のグリップを見直してみてはいかがでしょうか?