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【乗ってみた】TREK MADON9
by: 村松 太陽

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試乗車が来ていたので乗ってみました。

MADON9はトレックの2016年最新モデルです。

エアロロードシリーズとなっているマドン、エモンダが出て軽量シリーズが出来たことで空力をさらに推し進める形でモデルチェンジしました。

画像などではすでに見ていましたがかなりの迫力。特にハンドル周りのワイヤー類を全て内蔵してすっきりながらボリューム感のある作り。すごいと唸りつつメンテナンスが手間がかかりそうだなぁと思いましたが、試乗後は致し方なしという結論になるほどの走りでした。

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正面から、かなりのシャープさです。

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後ろから見てもシャープ、前も後ろも妥協ありません。

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ドマーネでの技術を生かした「ISOSPEED」、エアロフレームにはあるまじき?乗り心地。

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ハンドル周り、ワイヤーもなにもなくすっきり。

 

 

さて、なんちゃってインプレへ。

*サイズ合ってない状況でサドル高のみなんとなく合わせた状態での感想です。

*個人の感想ですので別の感想をもつ場合もあると思います。

 

まずはゆっくり漕ぎながら軽めのギアでケイデンス高めで巡航、最近の高剛性のフレームはクルクルまわしたほうがスムーズに進みますね。

このマドン9ももれずにスムーズに進むが、表面上は穏やかなのに奥のうほうの芯が遥か遠くにあるような感じでいくらでもパワーかけてみなと匂わせる。

 

続いて巡航速度上げて高速巡航してみる。

後ろに引っ張られて抵抗が大きい。

体が受ける抵抗が。

車体は空気抵抗がないかのごとく進むがそれに体の大きい抵抗が車体だけ進んで体が引っ張られる感覚を受けました。大きいサイズでかなりのアップライトポジションだったこともあるかと思いますが、車体の空気抵抗は恐ろしく少ないとお思います。私ごときの速度でこれなので更に高速で長時間はしるプロが受ける恩恵は相当でしょう。

 

そしてこんだけ空気抵抗重視の作りで縦剛性が高くなりやすいですが、「IsoSpeed」のおかげで不快な振動もなく快適なのり心地です。

むしろサドル周りの振動吸収性が高くて剛性が高くなっているハンドル周りの振動が気になるほど。構造と使用パーツからハンドル周りは相当剛性が高いと思われます。普通であればトップグレードとして通常レべルの振動吸収性ですが、後ろの振動吸収性が良すぎると気になってしまいます。

 

ダンシングともがきに関してはポジションが全然違うので、悪くはないが良さが感じ切れなかった前提での話です。

最初の漕ぎ出しから感じてたとおり剛性はとても高く正直脚がすぐに売り切れてよく分からない。特に高速域からの加速などはパワー不足すぎてむしろ加速が悪く感じるほど。これでパワーがあれば、空力とあいまってどこまでも加速していきそう。

のぼり(といっても数百メートルだが)では軽量バイクほどの軽快感はないもののやや重さを感じながらしっかり進む。シッティングでもダンシングでもイメージは同じ。

 

トータルとしては平坦最強で上りもそこそこいけるオールラウンドバイクというイメージ。

とくにエアロ効果は高くメンテナンス性が多少悪くてもプラスの要素のほうが大きいと感じました。

乗るとほしくなるだろうなぁとは思ってましたが案の定でした。

 

 

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