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2025/12/03 16:25
エンデュランスモデルは数多く出ていますが、キビキビ走るエンデュランスロードの一つがこちら。

目次
我らが誇る日本ブランドの雄「BRIDGESTONE ANCHOR」
同社のバイクは、ブリジストンの誇る解析技術「PROFORMAT(推進力最大化解析技術)」で導き出した、ペダリングパワーを無駄なく推進力に換えるフレーム設計で、「とても良く進む」のが特徴です。
今回新たにラインナップされたのはエンデュランスバイクの位置づけとなり、すでに高い評価を受けています。かくいう私も過去のスタッフ試乗会で試乗をして「ある意味エンデュランスロードの域を超えている」と感じた1台です。ビビッときた方はインプレ記事もご覧ください。
余談はさておき本バイクの魅力に迫っていきます。


各所にカムテールデザインを採用した本モデルはレーシングモデルのRPシリーズから培った技術を用いて設計、開発されました。一昔前のエンデュランスバイクというとエアロなんて考えていませんでしたが今作はしっかりと盛り込んでいます。
本モデルの魅力の一つであるデザイン性は以前、展示会でデザインを考案した方と話す機会があり聞いてみると「かなり試行錯誤して作った」とのことでした。
グラデーションの色合いが素人ながら美しいと感じました。

ヘッド周りもかなりシュッとスリムになっておりエアロ性能の向上に貢献しています。

空力性能と快適性を両立すべくシートステーを下に配置する設計となっています。
同社に限らず多くのメーカーが採用しているフレーム形状なのでコレが最適解と言えるのではないでしょうか。
個人的には小さいサイズ(150cm台の390サイズ)もしっかりとリア三角を設けて走行性能を疎かにしていない点が堅実な日本メーカーの懐の深さだと感じています。


丸シートポストを採用した本モデルは汎用品がきくのが魅力の一つ。何かと専用品だと交換が効かなかったりで泣き寝入りなんてこともありますが、丸シートポストなら安心ですね。
さらにULTEGRA Di2モデルはカーボンシートポストにFIZIKのカーボンレールサドルを採用しています。完成車販売では完成車価格を下げるためカーボンパーツを避けがちですが本モデルはカーボンパーツを採用しております。

ハンドルにはRP9に使用されているエアロカーボンハンドルが採用。振動吸収性と空力性能の底上げを踏まえての採用ですが、ここまでのカーボンパーツを使用して100万円を切るのは海外メーカーではなかなか出来ない業です。

ステム下からヘッドチューブにまとめられたワイヤーの入口は風の抵抗を最小限にすることを可能にし、外観もスッキリした仕様となっています。


最新の12速を採用した「SHIMANO ULTEGRA Di2」を標準装備。確実な変速をライド中に体感いただけます。



ホイールは「DT SWISS ERC 1400 DICUT 45」が採用されています。
最高峰のエンデュランスバイクには最高峰のエンデュランスホイールを。ということで30万円を超えるホイールが標準装備されています。
リムハイトが45mmあるのでアップダウンのあるコースでも申し分ないリムハイトとなっているのでロングライドをする際の頼もしいお供になること間違いありません。様々な角度からの風を想定して設計されたリムプロファイルはエアロダイナミクスのスペシャリストと称されるスイスサイドと協力して作成されたということで性能もアフターサポートも折り紙付き。
タイヤには700×28Cの高いグリップ力と路面抵抗の少ない「ブリヂストン R1X クリンチャー」を採用。
■BRIDGESTONE 2025年モデル RE8 ULTEGRA Di2
サイズ:450 適応身長目安:165cm~173cm カラー:ストーングレー

メーカー希望小売価格:¥935,000
⇒ワイズロード限定価格:¥ASK