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2026/08/06 16:15
久しぶりに試乗して度肝を抜かれたハイエンドバイク。

目次
今回、COLNAGO Y1RSを改めて試乗する機会がありました。
実はY1RSとの出会いは、昨年開催された社内試乗会がきっかけでした。その時に試乗したY1RSには「SHIMANO WH-R9270 C50」が搭載されており、完成度の高さに驚いた一方で、「もし違うホイールを組み合わせたら、また違った走りになるのでは?」という疑問が残りました。
いつか別のホイールで試してみたい。そして機会があればロングライドでも乗って、より深く感じたことを「バカ正直インプレ」として紹介したい。そんな思いがあり、今回改めて試乗することになりました。
前置きはこの辺にして・・・
イタリアを代表する老舗ブランドCOLNAGOは、1954年にエルネスト・コルナゴ氏によって創業されました。長年にわたり世界最高峰のロードレースで数々の勝利を積み重ね、ツール・ド・フランスや世界選手権、モニュメントレースなど、数え切れないほどの栄光を手にしてきました。現在はUAEチーム・エミレーツXRGに機材を供給し、絶対王者タデイ・ポガチャル選手が駆るブランドとしても注目を集めています。伝統と最先端技術を融合させ、勝つために生まれたバイクを作り続ける——まさにロードバイク界を代表するプレミアムブランドです。
今回装着されていたホイールは、ENVE SES 4.5 クリンチャーでした。
前回のSHIMANO WH-R9270 C50とはまた違ったフィーリングを感じることができ、Y1RSの新たな一面を見ることができました。

・身長:177cm
・体重:62kg 実業団時代よりも3kg落ちました…筋肉どこいった?
・サドル高:738mm
・比較機材:DEROSA MERAK×SHIMANO RS171(完成車パッケージと同等レベル) 今の私ではフレームの100%を出し切れませんがサイクリングでも変に足が疲れてしまう剛性ではなく乗りやすいバイク。競技時代だったら適度な硬さでグングン進むそんなフレームです。
・乗り方:カメラ背負いながらのサイクリング(25km/hぐらい)
・最近のトピック:山車などがでる夏祭りでの撮影に注力。

実際に走り出して感じたのは、速度域によって印象が大きく変化するバイクだということ。
特に25km/hを超えたあたりから、明らかにバイクが前へ進む感覚があります。
ペダリングを止めても速度が落ちにくく、巡航時の楽さはエアロロードならでは。速度を維持することが非常に気持ちよく、「もっとスピードを出したくなる」ような感覚があります。
平地巡航や高速域での走行では、Y1RSの空力性能と剛性感が最大限に発揮されます。

逆に20km/h以下の低速域では、少しフレームの存在感を感じました。
軽快にヒラヒラ進むというより、しっかりとした剛性感があり、バイクの重さを感じる場面もあります。逆にそれを得意としているのがV5RSだと比較して感じました。
しかし、それはデメリットではありません。
Y1RSは街中をゆっくり走るためのバイクではなく、速度を乗せて走ることで魅力が引き出されるレーシングバイクだと感じました。

今回組み合わせていたENVE SES4.5は、Y1RSとの相性が非常に良いと感じました。
前回試乗したSHIMANO WH-R9270 C50も非常に優秀なホイールでしたが、今回のENVE SES4.5では、特に加速時の軽快さと速度維持の部分で違いを感じました。
ペダルを踏み込んだ瞬間の反応が良く、速度の乗り方が非常にスムーズ。また、高速域では空力性能の高さを感じることができ、速度が上がってからの伸びが印象的でした。
もちろんホイール単体の性能差もありますが、Y1RSが持つエアロ性能をさらに引き出してくれる組み合わせだと思います。フレームとホイール、それぞれの性能が合わさることで、ハイエンドバイクらしい走りを体感できました。


エアロロードというと、フレーム剛性が高くダンシング時に扱いづらいモデルもあります。
しかしY1RSは、ダンシングした時のフィーリングが非常に自然でした。
左右へ振った時に変なクセがなく、自分のリズムでペダリングできます。登り返しや短い加速区間でも、踏み込んだ力をしっかり推進力へ変えてくれる感覚があります。
エアロロードでありながら、平地だけではなく登りや加速シーンでも楽しめるバイクだと感じました。

COLNAGO Y1RSは、誰でも簡単に速く走れる魔法のバイクではありません。しかし、速度を上げた時に感じる圧倒的な伸び。踏み込んだ時の加速感。そしてダンシング時の扱いやすさ。
数年前スポーツバイクは「機材スポーツと言われてはいるけど、まだなんとかなる・・・」と思っていましたが、Y1RSを試乗して改めて「機材スポーツ度が増したなと実感しました」

私が言うまでもなくY1RSはレーシングバイクとして非常に高い完成度を持った1台です。
特に今回のENVE SES4.5との組み合わせでは、Y1RSが持つエアロ性能と加速性能をより強く感じることができました。
ゆっくり走るよりも、速い速度域で走るほど楽しくなる。それがCOLNAGO Y1RSの大きな魅力だと思います。大盛り上がりだったツールドフランスにて有終の美を飾ったUAEチーム・エミレーツXRGを記念してキャンペーンや記念車体が今年もでるかもしれませんね。ぜひその時は私のインプレッションもご覧いただき検討材料になれば幸いです。(あくまで個人の予想です)

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