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500ルーメンで14,960円!?正直高いと思ったけど理由があった。
by: 下山田航太

お盆休みが終わり店頭で品出しをしていて、個人的にちょっと気になったフロントライトをご紹介します。

ただ明るいだけじゃ相手に迷惑がかかってるかも!?

最初に見たとき、「500ルーメンで14,000円台!?結構高くない?」と思ったのが正直なところです。それがこちら。

「LEZYNE MACRO StVZO 500+ FRONT」

販売価格は¥14,960(税込)

最近の自転車用ライトは、500ルーメン前後なら比較的手に取りやすい価格のモデルも多いので、スペックだけを見ると「なぜこの価格?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも調べてみると、このライトを単純に「500ルーメンのライト」として見るのは、少し違うようです。

LEZYNEとは?

LEZYNE(レザイン)は2007年にミッキー・コズシェック氏によって設立されたサイクルアクセサリーブランドです。
ブランドのコンセプトは「Engineered Design」見た目の美しさだけではなく、機能性や耐久性まで含めて、より完成度の高い自転車用品を作ることを目指しています。ポンプやマルチツールからスタートし、2011年頃からLEDライトにも力を入れ始め、現在ではライトもLEZYNEを代表するカテゴリーのひとつになっています。
そんなLEZYNEから登場したのが、今回のMACRO StVZO 500+です。

本体スペックをチェック

本体にはCNC加工されたアルミニウムを採用。見た目もスッキリしていて、樹脂製ライトとはまた違った質感があります。
• バッテリー容量:3,800mAh
• 充電:USB Type-C
• 最大ランタイム:18時間
• 防水性能:IPX7
• 最大出力:500ルーメン(LED×4)
• 別売りのGoProマウントにも対応
• 重量:約153g

数字だけ見ると「ちょっと重いかな?」とも感じますが、アルミボディや大容量バッテリーの分と考えると納得できます。

500ルーメンなのに、なぜ14,960円?

このライトの一番の特徴が、StVZO(Straßenverkehrs-Zulassungs-Ordnung/ドイツの道路交通許可規則)に準拠した配光です。
StVZOは「ただ明るければいい」という考え方ではなく、「必要な場所をしっかり照らしながら、対向車や歩行者を眩しくさせない」ことを重視した規格。

上方向への光を抑えつつ路面を効率よく照らし、中心だけでなく周辺まで見やすい配光を採用しています。自分の視界を確保しながら、周囲への配慮もできる設計です。画像見てみると、キャットアイの定番ライトとは異なる配光となっていますね。
つまり、500ルーメンという数字だけでは、このライトの性能を判断しにくいということですね。「明るさ=ルーメンの数字」と考えがちですが、実際の夜道ではどこを、どう照らすかもかなり重要。ここが一般的な500ルーメンクラスのライトとの大きな違いです。

500ルーメン=暗い、ではありません

ライトを選ぶとき、どうしても「800ルーメン」「1200ルーメン」と数字の大きさに目が行きます。もちろん明るさは大事です。
ただ、夜間走行で重要なのは「自分が見やすいこと」と「周囲に迷惑をかけないこと」そのバランスを考えた結果が、今回ご紹介した本モデル(MACRO StVZO 500+)なのだと思います。
特に夜間の通勤やロングライドなど、自分の視界を確保しながら対向車や歩行者への眩しさも抑えたい方には、かなり面白い選択肢です。

「とにかく一番明るいライトが欲しい!」という方よりも、配光や使い勝手までこだわって選びたい方におすすめしたい一本です。