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2026/09/26 20:20
実際の走りはスペックだけでは分からない。
人の本質も見た目だけでは分からない。
そう信じている船橋店の髙嶋です。
今回はCOSMIC SLR45を紹介します。
先にスペックをチラ見せすると、内幅23mmのフックドリム、リムハイトは45mmでメーカー公称重量は1482gとなります。
近年はリムハイトが50mmを超えても1300g台のホイールが多く、スペックを見るとコスパも性能も良くないのでは…と感じるでしょう。(現に自分もそう感じます。)
ショップの店員としては、お客様に出来る限り安く高スペックな製品を提案したいもの。それを踏まえると、COSMIC SLRはその選択肢から外れるのではないかと思われます。
しかし皆さん、私の最初の言葉を思い出してください。そうですホイールの実際の走りや使いやすさは、スペックだけでは決まらないのです。その本質とは何か、この記事で解き明かしていきましょう。

COSMIC SLR45
Weight:1482g(メーカー公称値)
Rim inner width:23mm
Hub bearings:Steal
Free wheels:Shimano HG
Price:¥363,000 → ¥279,400
スペックだけでは分からない魅力その①はまずこれでしょう。
まず、チューブレスリムテープが不要、要するにホールレスということです。一般的なホイールは、リムの内側にスポークとリムを接続するためのパーツである、ニップルを締める、取り付けるための穴が空いておりこれを塞ぐためにテープが必要になります。
ビードが上がらない、エアが抜けやすいというチューブレスならではのトラブルはこのリムテープの貼り付けに起因している場合が多いのです。しかし、COSMIC SLRはニップル用の穴がなく、リムテープ不要でチューブレス化することが可能。

これにより上記のトラブルを防ぎ、チューブレス運用のストレスが格段に減ります。
カーボンスポークを搭載したホイールは軽量ですが、仕様上ホールレスにすることがまず不可能なのでトラブルも多くなりますし、振れ取りをするために一回一回タイヤの取り外しとリムテープの取り外しが必要。
しかし、スチールスポークのホイールであれば、ホールレスにしつつタイヤを付けたまま振れ取りをすることが可能です。この軽量化に振らない使いやすさがCOSMIC SLRの一つ目の魅力でしょう。
実はこのホイール、かなり硬いです。
その剛性を実現するのはMAVIC独自のFORE CARBONテクノロジー。
一般的なホイールはスポークとニップルにねじ山が切られ、スポークをリムに接続するというものが多いです。しかし、このホイールの場合はスポークを固定するためのねじ山をリムに直接取り付ける構造となります。
これにより、スポークを高い張力で張ることができるため、唯一無二の高剛性を実現しています。
また、この加工に加え、冒頭でも述べたホールレスの加工がリム剛性の向上に貢献しています。

剛性はホイールの走りを決めるための重要要素。
リムの剛性を下げて軽量化し、スポークの本数を減らしてホイールを組めばとんでもなく軽量なものが出来上がります。
しかし、実際の走りはどうでしょうか。
軽量化に振ればそれだけ軽いホイールが作れるでしょうが、ペダリングのパワーを受け止めるだけの剛性が足りず、回しても回しても前に進まないようなただ軽いだけのホイールが爆誕します。つまり重要なのは、軽さと剛性のバランス。必要な部分は削らずに剛性をアップさせ、余分なところを削って軽量化することが、良いホイールづくりの肝です。
たとえば、50万円を超えてくるようなホイールはハブのフランジを肉抜きしたり、フックレスリムにしたり、カーボンスポークを用いたり、より上位のカーボン素材を用いたりして剛性を落とさずに軽量化しています。(この辺りの加工にお金がかかっているわけですね!)リムの剛性を下げたり、スポークの本数を削った車輪は安くて軽いですが、先ほども述べた通り走りとしては微妙です。
要するに値段と軽さと剛性は比例して高くなっていく訳で、安くて軽くてよく走るホイールはなかなか見つかりにくいということ。その中でCOSMIC SLR は、重量にディスアドバンテージがありながらも、使いやすさと走りを高次元で実現した一本だとご理解いただけたかと思います。


現在はCOSMIC SLR45の在庫が複数ございます!
セラミックベアリングモデルや限定カラーなど、多数取り揃えておりますので
MAVICホイールをお探しの方は是非船橋店へご来店ください!