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【2018年モデル】“Natural Born Winner” 勝つために生まれてきたバイク!PINARELLO【DOGMA F10】
by: 宮野 英樹

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【2018年モデル】

“Natural Born Winner” 勝つために生まれてきたバイク!

PINARELLO【DOGMA F10】

 


 

常に時代の先端を走り続けてきたPINARELLOの「DOGMA」。

 

最新のDOGMAをご紹介する前に、その歴史を振り返ってみましょう。 

 

記念すべき初代のDOGMAは2001年に発表されました。

取り扱いに高度な技術を要するマグネシウム合金をフレーム素材に使用して世間を驚かせた、非常にインパクトのあるモデルでした。

 

前三角がマグネシウム合金でリアはカーボンという構成、いわゆるカーボンバックというタイプでした。

 

このフレームで当時の人気スプリンター「アレッサンドロ・ペタッキ」が、グランツールのスプリント勝負で勝利を量産したのが思い出されます。

 

 その後も改良が重ねられマグネシウムフレームの最終形となる4代目の【DOGMA FPX】では、オスカル・ペレイロがツール・ド・フランスで個人総合優勝を飾ります。

 

5代目の【DOGMA 60.1】は素材がフルカーボンになると同時に、世界初となるフレーム全体の左右非対称設計という革新性を備えていました。

 

さらに代を重ねて7代目となる【DOGMA 65.1 THINK 2】は、2012/2013年にブラッドリー・ウィギンスとクリス・フルームのツール・ド・フランス個人総合優勝の原動力となるなど、華々しい活躍をしました。

 

そして更なる進化を遂げた8代目となる【DOGMA F8】は、ハンドリングやライドフィールはそのままに空力性能の向上と更なる軽量化のために全く新しい形に生まれ変わりました。

 

この【DOGMA F8】も、クリス・フルームの2年連続3度目のツール・ド・フランス総合優勝を完璧にサポートし、改めてその実力を世間に示しました。

 

そして【DOGMA F8】の軽量バージョンである【DOGMA F8 XLIGHT】を経て、満を持して登場したのが10代目の【DOGMA F10】です。

 

【DOGMA F8】をベースに、TTバイク【BOLIDE TT/HR】からのフィードバックを加え、更なる空力性能を獲得。

なおかつ【DOGMA F8】に対して軽量化と剛性アップも成し遂げています。

 

性能のほどは、テストをしたクリス・フルームの、ファーストライド後のコメントに全て表れています。

 

Natural Born Winner生まれながらの勝利者)”

 

 実際に、2017年のツール・ド・フランスでさっそく投入され、クリス・フルームが見事に個人総合優勝を飾り、その実力を証明しました。

 

 

 

PINARELLOの持つ先端技術の全てを注ぎ込んだ渾身のフラッグシップ

“Natural Born Winner”【DOGMA F10】フレームで、あなたの最高の一台を組み上げてみませんか?

 


 

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フレームのカーボン素材は、日本の東レが誇る「TORAYCA T1100G」を使用。

その最高クラスの強度と剛性は、フレームの軽量化に欠かせないものです。

 

樹脂量を最小限に抑えたプリプレグ(カーボン繊維に樹脂を含浸させたシート状のもの)と積層の最適化により、フレーム重量は820g(53サイズ、未塗装)と先代の【DOGMA F8】と比べて6.3%の軽量化を達成し、なおかつ剛性は7.1%向上しています。

 


 

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ヘッドチューブは上下異径でステアリング剛性を確保。フロントブレーキ周辺の気流を整えるようデザインされています。

 

 

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空力に優れた「FlatBack」形状の「ONDA F10」フォークには、新たに「フォーク・フラップ」を追加。

 

これはドロップアウト部の後ろ側をフィン状に張り出させることにより、ホイールスキュワーによる乱流を抑えることを狙ったものです。

 

このテクノロジーはブラッドリー・ウィギンスがアワーレコードを達成したスペシャルバイク「BOLIDE HR」から持ち込まれたものです。

 


 

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シートポストも空力を重視した「FlatBack」形状。

 

2本のボルトで確実な固定力を発揮する「TWIN FORCE」クランプシステムで、 荒れた路面でもシートポスト下がりとは無縁です。

 

張り出した部分がないため、空気の流れを妨げることもありません。

 

 

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シートチューブ、シートステイも同様に「FlatBack」形状で、空力性能を最大限に高めています。

 


 

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「DOGMA F10」と「DOGMA F8」の大きな違いの一つに、ダウンチューブの形状が挙げられます。

 

DOGMA F10のダウンチューブは、「FlatBack」形状をベースに、ボトルケージ取り付け部分が凹んだコンケーブ形状になっています。

 

TTバイク【BOLIDE TT】から取り入れられた設計で、これによりボトル周りの気流を整え空気抵抗の低減に貢献します。

 

ボトル2本を装着した状態で、【DOGMA F8】と比較して、12.6%の空気抵抗削減(ダウンチューブ周辺)に成功しつつ横剛性も向上しています。

 

これら様々な空力向上の工夫により、【DOGMA F8】と比較して1㎞あたり0.8秒のタイム短縮が可能となりました。

これは150㎞を走った場合2分タイムを縮められる計算で、レースの世界でこれは非常に大きなアドバンテージでしょう。

 


 

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BB規格には圧入タイプが主流となる中、あえてイタリアンスレッドタイプを採用。

信頼性や整備性を重視するPINARELLOの思想がよく表れている部分です。

 

 

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ピナレロが先鞭をつけた左右非対称設計もさらに進化。

【DOGMA F8】よりも若干右側にボリュームを持たせることで、より左右バランスが均等化されています。

 


 

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ダウンチューブには電動コンポーネントのコントローラーを内蔵可能な「E-Link」システムが装備され、電動コンポへの親和性がより高まっています。

 


 

 

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■PINARELLO / DOGMA F10

 

入荷サイズ:51.5 カラー:マット/シャイニー 重量:820g(53サイズ、未塗装)

販売価格:¥680,000 +TAX

※Ys CLUBメンバーの場合

(現金支払い時:ポイント12%¥81,600 / クレジット支払い時:ポイント8%¥54,400)

 


 

 

4月7日(土)8日(日)ピナレロ試乗会開催します!!

 

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施設案内

 

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