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2019/07/26 20:38
【2020年モデル】CANNONDALEの4車種インプレッション【SystemSix VS MADONE SLR】
先日のブログでは車体の主な特徴などを掲載いたしましたが、今回は展示会の後に行われた試乗会で乗ってきた4車種『SuperSix EVO Hi-Mod』『SYSTEMSIX』『CAAD 13』『Topstone』のインプレッションを私なりにご紹介致します。
■SuperSix EVO Hi-Mod Disc Dura Ace DI2
¥1,050,000+TAX
船橋店の中橋店長と一緒に試乗していましたが、まず、漕ぎだしが凄く軽く、「スーー」となめらかに発進してくれます。
登りにさしかかり、ダンシングやシッティング時でもバイクがしっかりと言う事を聞いてくれるので無駄足を使わずに山を制することが出来ます。
下りに関してはエアロ形状のフレームを採用している点とKNOT SL 45mm ホイールを搭載していることでペダルを止めている状態でもどんどん速度が上がっていき、踏み込むと60㎞/hは余裕で出てしまうほどの空力性能でした。
★こんな性能を求めている人にオススメ!
『平坦を高速巡航で走行し、ヒルクライムでトップを狙いたいというシリアスライダーやサイクリングで誰よりも楽をしたいと考えるライダーにオススメ!』
■SystemSix Hi-Mod Dura Ace DI2
¥1,050,000+TAX
タイトルにも書きましたが、マドンを乗っているスタッフとしてSYSTEMSIXは去年から一度乗ってみたいと思っていました。
いつも乗っていて愛着はありますが、今回は平等に評価していきます。
楽しみにしていた一台とあり、最初の平坦から踏み込んでいくとグングン進んでいき、高速巡航も難なくこなせてしまう恐ろしいバイクです。
23mmのタイヤを採用していることで直進での走行性能は優れており、路面からの不快な振動もあまりありませんでした。本当に23mmタイヤなのかと疑うぐらい快適に走れます。
登りでは、勾配6%までは同社スーパーシックスとタイム差は無いと言われていますが確かに登れます。エアロフレームですが、重すぎるわけでもなく癖も強くないので峠一つまでであれば走り切れると感じました。
登った後に下りを体感するとバイクの素晴らしさが更にわかりました。
ホイールの恩恵もあり、こいでいなくても進んで行きますが、前傾フォームをきつくすると更に加速し、踏み込んでいくと追い抜かれた車に追いついてしまうほどの性能をもっていました。
それ以上速度を上げると危険なので減速しましたが、かなり速度はでていたと思います。
★こんな性能を求めている人にオススメ!
『エンデューロやクリテリウムなど高速巡航になりやすいレースシーンやサイクリングでは平坦多めのライダーにオススメです!』
上記の性能のプラスで『快適性』もこだわりたいお客様にはマドンをオススメします。
■CAAD 13 Disc Force eTap AXS
¥590,000+TAX
普段、通勤バイクとしてCAAD12を愛用しており性能の良さは凄く分かっています。だからこそ今回の展示会・試乗会が行われるまではCAAD13はエアロを取り入れたことでバランスが崩れたと思っていました。
ですが、車体の説明を聞いているうちにその考えは無くなり更に良いバイクに仕上がったことが分かりました。
まず特筆すべき点は本当にアルミなのかと疑ってしまうほどの漕ぎだしの軽さです。
CAAD12でも漕ぎだしは他のアルミバイクと比べて軽いですが、CAAD13でも漕ぎだしのバイクの重いという感覚は感じませんでした。
平坦で加速していくと剛性がカーボンに近い為、振動吸収性に優れ前に前に進んで行きます。
登りでもアルミというのを忘れてしまうほど踏み込んでいくと登っていきます。加えてForce eTap が搭載されているので細かいギアの変速が可能になり、正直欲しくなりました。(笑)
下りでは油圧ディスクブレーキを採用しているので軽いタッチでブレーキが出来ます。握力の弱い方には安心して止まることが可能です。
★こんな性能を求めている人にオススメ!
『CAAD12よりも空力に優れていますので、これからサイクリングやイベントの参加をしたいというお客様にオススメです。』
CAAD12はカスタムがしやすいので極限まで軽さを求める方にはオススメですよ!
■Topstone Carbon Force eTap AXS
¥595,000+TAX
カーボングレードより『KingPinサスペンション』を搭載しており、30mmのフレックスすることが可能になりました。
オフロードでもアグレッシブな走りを失うことがなく、優れたバイクコントロールや高い乗り心地を実現しました。
先程までの試乗コースではなく、グラベルロードらしく林道を走りました。
道中は小石から大きい岩まであり、ロードバイクではハンドルがすぐにとられそうですがタイヤが太い分バイクコントロールがしやすいバイクでした。
キングピンの恩恵は大きく、常に不快な振動を除去してくれます。
★こんな性能を求めている方にオススメ!
『ツーリングや旅などで砂利道や林道を走る機会がある方にオススメです。ロングライドでも他のバイクについていける性能は持っていますので一台で二役使えるのも魅力の一つですね!』
当店には今回試乗したハイエンドモデルはありませんが、もっとお買い求めしやすい車体は在庫しております。詳しい乗り味を聞きたいお客様はぜひ私にお問い合わせください。
正直にお応え致します!
週末は船橋店でお待ちしてます!!