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2016/12/17 16:33
【2017年モデル】SPECIALISSIMA~細身の軽量オールラウンドモデル~【BIANCHI】
軽量フレームとしてBIANCHIが世に送り出した「SPECIALISSIMA」。
非常に特別なこのフレームはBIANCHIが力を入れて開発したフレーム、開発担当者が日本にきて自ら説明する力の入れよう。
ただ軽いだけでなく、登った後にも目を向けて作られていて、見た目はオーソドックスだが中身に秘密がある。
その目玉となるのがCV(カウンターヴェイル)。快適性・走行性能ともにCVが大きな影響を与え、新モデルOLTRE XR4やCV搭載でモデルチェンジとなったTTバイクのAQUILA CVでも採用されている。
CounterVailはカーボン層の間に独自の繊維構造を挟み込むBIANCHIの特許技術。
重量を増やさず振動吸収性能を大きく向上させるとともに剛性と強度も改善されている。
振動吸収性能は快適性だけでなく、上りでの高負荷時や上り終わった後の下りでの車体の安定性をあげ走りの性能も上げてくれる。
BBから縦型ボックス形状でつながるチェーンステイはリアエンド側へ向かうにつれ扁平加工され剛性と振動吸収性を両立している。
一方シートステイは全体に扁平加工が施されブレーキアーチ付近で内に絞りこんだ後緩やかな弧を描きながらリアエンドへ。走りのシャープさを損なわないようにしながら振動吸収性能を上げている。
BBはPresFti86を採用。シマノ純正からサードパーティまで多くの部品が使用可能。
シートチューブ上部はオーソドックスな丸パイプでBB付近で太さを変えずにボックス形状にすることでBBまわりの剛性を確保している。
なお開発者によるとホビーレーサーなら軽量なSPECIALISSIMAでもクリテリウム(加減速が激しく剛性と加速性能が必要)などで使っても十分な剛性があるとのこと。
ヘッド付近のボリュームあるサイズからストレートで一気にシェイプされたフロントフォーク。
ストレート形状で機敏なハンドリングをだしながらシェイプすることで過度な剛性を排除して快適性能に寄与する。
軽量フレームだがエアロ性能を捨ててるわけではない。
リアブレーキの取り入れ口はヘッドチューブにあり余計な気流の乱れをだすフレームの突起物を排除している。
シフトワイヤーもダウンチューブ上部から内蔵され より空気抵抗を減らしている。電動化するとされにすっきりエアロとなる。
■2017 BIANCHI / SPECIALISSIMA
サイズ:53 カラー:1E M-BLK
販売価格:¥530,000+税
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