バイクロア2に行ってきました！（その1）
by: 益子 暁

　熱気球が遠くからも見えて、会場がどこだかすぐに分かります。そして近づくにつれ、わくわく感が高まります。気球は￥1,000で乗れるのですが、競技の時間と重なるので断念。

　ワイズロード志木店からとても近い秋ヶ瀬公園で開催されたバイクロアというイベントです。今年2回目の開催。一応メインはシクロクロスレースですが、飲食系の出店やキッズ向けイベントも用意されているアットホームな大会です。
　私は、土日の2日間行われたうちの日曜日に参加してきました。

　エントリーしたのは、ファンクラス。競技時間約30分の初心者向けのカテゴリーです。他に、レディースクラスやジュニアクラス、経験者向けのファストクラス等が有ります。更に、バイクロアらしいカテゴリとして、クラシック＆マスターズクラスやオウルクラス（仮装など目立ち系）まで盛り沢山です。

　これは試走後の写真ですが、草や泥はほとんど付いていませんでした。去年は大変だったようですが、今年はほぼドライコンディション。ぬかるみは一箇所だけ有りましたが、そこも乗車出来る状況でした。

　ゼッケンを付けます。

 　「219」とは良い番号です。MONTY B-219みたいで。

　気球の下のスタート／ゴールに召集されます。

　いよいよスタート！　こんな良い位置（前から2列目）を確保するも、それを活かせたのは初めの1周だけ･･･････。

　後ろに見えるのはテーブル状の大きな石を利用したシケイン（障害物）。昨年の写真で見たときは「これなら乗ったまま行けそうかも」と思っていたのですが、大間違い。周回を重ねる毎にバイクを持ち上げるのがしんどくなり、私にとっては一番の難関に。乗り降りのタイミングも練習のようには上手くいかず。

　速そう！シクロクロスっぽい！カッコいい！　・・・・・・・ように見えますが、実際は「乗車すべきところを技術不足により仕方無く押している」の図。

　序盤には前に10数名しか居なかった筈が、段々と前を走る背中の数が増えてゆきます。抜き返すのはとても大変。

　ギャラリーの多いところだけでも加速したいのに、全然足が回りません。上半身も完全に固まっています。路面の良いセクションは、流すだけの休憩になってしまう始末。声援が聞こえても顔を向ける余裕は、まるで無し。

　それでもひたすらゴールを目指すのです。こんなに長い30分は日常では絶対味わえません。苦し楽しい30分。6周回のレースになりましたが（シクロクロスは、1周目の先頭通過タイムで周回数が決まります）、5周目後半に先頭集団に追い抜かれ私は5周でゴール。あとちょっと頑張ればもう1周走れたのですが、もう1周走るなんてゾっとします。もう遠慮しておきます、という感じでした。

　結果は出走61名中28位。会社に申告してあった現実的かつものすごくユルい目標「上位50%入り」は何とか達成出来ました。良いんです、「大人の自転車運動会」というユルいイベントなんですから。

　各カテゴリで特定の順位に入った数名は、賞品がもらえます。私の28位は丁度それに当たったようで、Jagwireのケーブルセットを頂きました。→

　「CAAD X乗ってる人いるかなー」と思ってみていたら、見付けました。ファストクラスを力走するエキップミストラルの織田聖選手。
　同じ自転車で速い人（しかも14歳！）がいると、自分が遅いのを自転車のせいに出来ません。精進します･･････。

　走っている最中は、脇腹が痛くなり足が重くなり口中は鉄の味でしたが、MEDALISTのおかげか疲れを引きずることなく午後までイベントを楽しむことが出来ました。続きは（その2）で。