92

とんでもなく「ふてぇ」野郎だ! でも握ってみれば「硬派」なハンドルWCS EVO CURVE!
by: 大元英俊

  • 閉店告知
  • SONY DSC

     

    良い物に交換すると効果を実感しやすい部位であるハンドル。

    ちょっとした形の違いが走りに影響を及ぼします。

    「パーツ選びは迷ったらRITHEY」

    でお馴染みのパーツブランドRITHEYから「ふてぇ」ハンドルをご紹介。


     

    RITHEY WCS EVO CURVE

    SONY DSC

    販売価格:15,000円+税

    サイズ展開:400mm 420mm (C-C)

    参考重量:250g

    このハンドルの種類は「エルゴノミック」タイプです。

    ざっくり言えば人間が使いやすい形を追及していますよ、って事ですね。

    特徴的なのはなんといってもハンドルトップの部分です。 これが太い太い!


     

    SONY DSC

    握りやすさを追及した結果の「たまご型」です。

    手のひらを自然にスッ!と乗せられ丸型に比べて使用する握力を最小限に

    とどめる事が出来ます。

    「手はハンドルに添えるだけ」ぐらいの感覚で大丈夫です。

    ギュッ!とこの上を握ってみると「えっ!?ごんぶと!?」と驚かされます。

    たまご型はD社、O社、S社が出していますがここまで太いのは類を見ません。

    SONY DSC

    この太さがもたらす恩恵はズバリ、「剛性の向上」です。

    肩まで太くする事で握りやすさと剛性の両立を図っているので、

    抜群のスプリント力も期待出来る「硬派」さです。

    またこの部分が4度手前に曲げる事で、握った時の手首の負担を軽減

    してくれているのもポイントが高いですね。


     

    SONY DSC

    リーチは83mm ドロップは128mm

    今では主流となっているコンパクト設計なので手が小さい方でもレバーが

    握りやすく、ポジションチェンジを行いやすいです。

    ドロップ量が深すぎて下ハンドル全然持てないという人もいますからね。

    またこの下ハンドルも上から見ると外側に開くようになっているのが特徴です。

    この微妙な開きがもがいた時にバイクの振りやすさをもたらしてくれます。


     

    常に握りっていて人とバイクを繋ぐハンドルは非常に重要なパーツです。

    握れれば全部一緒だろなんて、思っていたら損してますよ!

    ケーブルを張り替える時にはハンドル交換も一緒にどうですか。

    ハンドル部分はバーテープを巻き直したり場合によってはケーブルの

    取り回しを変えなければいけませんから、「ここだけ作業」がやりにくい

    部位です。

    シーズンオフのメンテついでにやってみましょう!