日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2016/07/11 21:37
「自分の持ち味はTTだけじゃないって証明できたよ!」
厳しい登りが続くクイーンステージでデュムラン大勝利!
1級1級2級1級超級の5つを超え、総獲得標高4500mの超難関ステージ!
タイムトライアルだけじゃない!ジロ・デ・イタリアでも登りに強くなった事が
注目をされていましたが、まさか勝利を掴み取るほどだったとは!
このステージは優勝候補の一角、アルベルト・コンタドールが体調不良で
序盤にリタイアするという波乱から幕を開けました。
逃げ集団は最初40名の大規模に形成され、徐々に振り落としがかかります。
最後の超級山岳を登るにつれ、雹と雷雨が激しく降り始め、選手達を容赦無く
痛めつける非常に過酷なステージとなっていました。
▲雨粒一つ一つが大きすぎる!走る方も観る方も大変。
私も正直トム・デュムランが山岳ステージで勝つなんて夢にも思いませんでした。
勝つならバルギルだろうな~、と思っていたので意外過ぎて嬉しい大誤算です。
この勝利でトム・デュムランは一気に山岳賞争い3位に急浮上!
もしかしてあとの山岳ステージでも強気の攻めを見せてマイヨ・アポワルージュを
奪い取ってくれるのか、今後の期待が物凄く高まりますねぇ。
山岳ステージの表彰台は背が低めなクライマーが多いのでキスして
くれる隣のおねーちゃん達より低い事がままあるのですが、そこは
デュムラン、頭が1つ2つとびぬけてますね。
こんな長身の選手でもこれだけ強く圧倒的な走りで山を登れるのだから、
身体が大きいから登れませ~ん!なんて言い訳はもう皆さん使えませんよ。
本日は10日目にして休息日に入ります。
選手達の休息日、そして深夜まで観戦してる私たちの休息日。
今日は早めに寝て、明日の第10ステージに備えましょう!
画像元:ジャイアントジャパン公式ホームページブログより