日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2016/10/18 23:57
自転車業界で近年存在感マシマシな「KhodaaBloom」さんから
東大和店でも人気の軽量クロスバイク「Rail 700」をお借りしました!
ロードバイクのインプレは数あれど、クロスバイクのインプレは余り無い。
そこで今日はポタリングでRail 700を乗り倒してみました!
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【 まずはバイクスペックチェック! 】
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KhodaaBloom Rail 700
販売価格:67,000円+税
重量:9.4kg (size 480)
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▲コンポはSHIMANO ALTUS 前3段 後9段の27段変速というワイドレシオ仕様
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▲操作しやすいハンドル幅、Vブレーキも効き抜群のSHIMANO BR-T4000
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▲キックスタンドは標準装備、タイヤは幅広なMAXXIS DETONATOR 28C
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パーツ構成はこの価格帯では最高レベルのアッセンブル!
高級感ある仕上げだけでなく、変速性能が高いALTUSでストレスの
無いスムーズな変速、そして安心出来る制動力のシマノ製ブレーキ。
タイヤは28Cながら250gに抑えられた軽量かつ対パンク性が良い
スポーツモデルDETONATOR、1本4000円もするロードバイクにも
使われているるグレードで、非常に優れた私もオススメのタイヤです。
ホイールも耐久性と回転性能のバランスが良いノヴァテックの
ハブを採用していて、シールドベアリングになっているので
防塵防水性能が高く、ほぼメンテフリーと言えますよ。
スタンド、ライト、ベルが付属している事を考えても破格と言えますね~。
この軽さに寄与しているのはロードモデル「FARNA 700」と同様の
アルミ素材「EASTL」で作られたアルミフレームが大きいと思います。
【 始めにポタリングとは! 】
「ポタリング」が何かご存じが無い方に説明すると、自転車でする散歩ですね。
コースを詳しくは決めずにのんびり自由気ままに走って散策する乗り方です。
住み慣れた町も一本知らない道に入れば別世界、新たな発見が待っています!
▲子供の頃遊んだ小金井公園のわんぱく広場、思い出探訪するのも楽しい
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【 Rail 700に跨って走り出す! 】
▲小金井公園から多摩湖自転車道へ、東大和店の近くにも通じています
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Rail 700の一番の魅力は何といっても「軽量さ」です。
この軽さのおかげでRail 700は漕ぎ出しがとてもスムーズ!
軽くペダルを踏むだけで、ロードバイクのような初速を生み出します。
そして驚かされたのは気持ちが良い巡航性能です。
踏まずにペダルを軽~く回し続けるだけで20~25km/hを維持、
ここで大切なのは「気持ちが良い」という所!
20~25km/hという速度域は実は一番風を気持ち良く感じられる
速度で、また運転時にも余裕をもって走りやすいんです。
ロードバイクの速度では風は天敵、クロスバイクならではの心地よさですね~。
▲多摩湖自転車道は再整備が進んでいてより走りやすい環境に
【坂だらけの多摩湖狭山湖を登り走る】
▲油断すると10%を超える勾配が顔を出すのが狭山丘陵の恐ろしさ
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武器である「軽さ」が役に立つのはやっぱり登り坂!
同クラスのクロスバイクよりも1kgは軽いRail 700の登り性能は
まさにロードバイクのような軽快さ、これには驚かされました。
ハンドル幅が肩幅サイズなのでダンシングも軽やかにできますし、
何より27段変速なので急こう配だったとしてもなんなく登れちゃいます。
運動性能の高さを感じるのは登りやカーブでの操作性ですね。
【 やっぱりあると便利だったキックスタンド 】
▲高台にある狭山湖からは町並みや西武遊園地を一望できます
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撮影していて感じたのは「キックスタンド便利だな~」という所!
足を止めて写真を撮ったり散策する時に置く場所に困らない。
当たり前のことなんですが、ロードバイクに慣れていると忘れがち。
これが最初からついているとやっぱりいろいろと便利ですね。
▲この日は秋晴れでバイクのカラーと同じく綺麗な青空でした
【 28Cタイヤがもたらす高い安定性が素晴らしい! 】
▲スイスイと曲がるので駐車場で思わず八の字練習をしてしまいました
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クロスバイクはロードバイクに比べて重心位置が高い乗り物です。
ドロップと違いフラットハンドルはアップライトな姿勢になるからです。
重心位置が高いとバイクを大きく倒した時の安定性が損なわれる、
ロードの感覚で無理に倒そうとすると転倒の危険性もあります。
ですが28Cのワイドなタイヤなら軽くハンドルを切り少しバイクを倒して
どっちに曲がるか指示を与えれば、広い接地面積を持っているので
しっかりと路面を掴んで高い安定感でカーブを曲がる事が出来ます。
▲今回はレーパンも履かずに完全私服ライド、ペダルも当然フラットペダル
【 クロスバイクでポタリングは楽しい 】
ロードバイクよりももっと気軽に乗れるクロスバイクは通勤通学は
勿論、今回のようなポタリングをするなら間違いなく最高の一台でした。
うろうろと迷子になりながらまったり走るにはロードバイクは不向き、
Rail 700のように軽い漕ぎ出しで低速中速で流しやすいバイクなら、
知らない道を散策しながら走る時もハンドルの取り回しがしやすいので
止まる事にストレスを感じる事はないはずですよ。
自転車で「探検する」なら私は断然クロスバイクをオススメしたいですね。
▲秋桜とも書くコスモスはまさに満開と呼べる開花状態でしたよ
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▲緩急ある多摩湖狭山湖を走るのは大変だが、高台なので眺めは抜群!
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▲普段走らない道に入ってみればこんな発見が待っているかも
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▲クロスバイク × カメラは最高の組み合わせかもしれない、楽し過ぎる!
【 ライドで活躍したスマホのアプリケーション 】
▲スマートフォンのGPSを使えばサイクルコンピューターいらず?
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使用したアプリはサイコンメーカーCATEYEの「Cateye Cycling」
Bluetoothセンサーと組み合わせてスマートシリーズとマッチングさせる
アプリケーションですが、実は単体でも使用することができます。
スマートフォンのGPSで速度を計測し走行距離とルートログも取れ、
地図を見る事も出来るので散策中に万が一迷子になっても大丈夫。
▲走ったログも後で見直せるのでGPSサイコンとしても非常に優秀なアプリだ
ちょっと長くなりましたがいかがでしたでしょうか。
Rail 700はとにかく走りが軽快で「気持ちが良いバイク」です。
初めてスポーツバイクに乗る人なら感動する事は間違いないでしょう!
「でも68,000円はちょっと予算が・・・」という方はいらっしゃいますか?
実は全く同じフレームを採用したハイコスパモデルも存在するんです。
価格を49,000円に抑えた「Rail 700 A」もまた同様の走りを味わえます。
日本のメーカーだからこそ出来る走りもコスパも抜群なクロスバイク、
Rail 700 シリーズはワイズロード東大和店イチオシのバイクです。
試乗車は12月中頃までお貸し頂いているのでお客様も試乗頂けます。
ご検討中の方はぜひこの軽快さを味わってみてください!