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【バイオレーサー5000】CANNONDALE SUPER SIXに乗るU様の場合
by: 大元英俊

  • 閉店告知
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    バイオレーサー5000施工者の大元です。

    タイガーさん

    今日のお客様は事故以降ブランクが空いてしまったU様。

    約2年ぶりに乗るようになり、新たにフィッティングを

    しなおす為にブログをご覧になってご来店を頂きました。

    走行中に腕が疲れて痛くなるというのがお悩みとの事。

    車体は2010年頃のCANNONDALE SUPER SIX

    プロチームのリクイガスが使用していた頃のモデルですね。

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    176cmの長身で足が平均よりも長いU様の体格からすると、

    最初のポジションは落差が浅く、サドルの後退量が

    足の長さに対して足りないように見受けられます。

    この辺りの答え合わせをするように計測し計算してみると・・・

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    サドル高:プラス8mm

    サドル後退:プラス17mm

    サドル~ハンドル距離:プラス19mm

    サドル~ハンドル落差:プラス22mm

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    サドルの高さが上り、やはり後退量が増えました。

    お尻を後ろに持っていく事で骨盤が寝かしやすくなり、

    また膝と太ももが上り過ぎて動きを阻害する窮屈さが解消され、

    足の可動域をより広くして楽にパワフルに踏み込みやすく変更。

    落差も22mm増え、お腹の筋肉を意識して使いやすくなります。

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    47分02秒_803

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    フォームを横から見た時背中と腕の角度が狭かったのが解消され、

    腕で体重を支えていたのを全身で支えられるようになるはずです。

    腕に出ていた疲労感や痛みを解決できるのではないかと思います。

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    新ポジションをお試し頂いた感想は・・・

    「前よりもクランクを大きく回している感じがする!」

    ペダリングの感覚が大きく変化した事に驚かれていました。

    今までポジションは足の長さに対して小さく回していました。

    新ポジションは足の長さに合ったより大きな円弧で回しやすく

    なったので、クランクが持つ最大円弧を活かしたペダリングを

    感覚的にやりやすくなりその変化を感じ取られたようですね。

    腕の疲労感が解消されているかは距離を乗ってみてですが、

    きっと改善されているのではないかと思います!

    足の長さはロードレーサーにおいて重要な武器です。

    その武器を100%活かすフォームで乗れなければ

    とてももったいないですからね。

    ぜひペダリングを意識してブランクをはねのけてください!