日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2017/10/13 21:33
東大和店 益子です。
携帯工具なんて出番が無い方が良いに決まっています。
でもサイクリング中に自転車が故障した場合、自走出来るかどうかでゲンナリ具合が全然違います。
長距離サイクリングやオフロードサイクリングをされる方は、パンクに対応出来る道具は持っていきますよね。
あとはポジション変えるのに必要な六角レンチ、用心深い方はチェーンカッターや予備のコネクトピン(またはリンク)等を携帯されるでしょう。
更に周到に対策するなら、こちら。
Wheels Manufacturing MULTI-TOOL with Emergency Hanger [TOOL-G] ¥3,650+税
一見よく有る十徳ナイフ型の携帯工具です。
各種六角レンチの他、トルクスレンチ、+・-ドライバーを備えています。
特徴は、これ。
つまみを回して、
取り外せるこの部分。応急処置用の汎用ディレーラーハンガーなのです。
ディレーラーハンガーというのはこれですね。
フレームがアルミやカーボン製の場合は、大抵「リプレーサブル」つまり交換可能なディレーラーハンガー(取付台座)が採用されています。
転倒や接触した場合にフレーム本体を守る為にハンガーが変形し、新しいハンガーに交換修理出来る仕組みです。
この部分は各車種用に無数の種類が有って、同じメーカーでも年式や型式によって互換性が有りません。
本修理には専用のハンガーが必要ですが「取りあえず走れるように」でしたら、多くの自転車に対応するエマージェンシーハンガーで直して、無事走って帰ったらお店に専用品を注文、となります。
もちろん初めから専用品を持っていっても良いのですが、色々な自転車を所有している方やグループライドの引率の方などはエマージェンシーハンガーを持っておくと、便利で安心です。
持っていないと、最悪こんなことにも・・・・・・・。
1 マウンテンバイクで走行中、後輪付近に枝を巻き込んでディレーラーハンガーが千切れてしまう。
2 リアディレーラーを介さずチェーン直結での応急処置を試みるも、チェーンラインが上手く合わずチェーン落ちしてしまう。
3 約20kmをチェーン無しのキックバイク状態で帰宅(実話)。
備えあれば憂いなし、ですよ。