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【バイオレーサー5000】驚異の落差を再現! RIDLEY HELIUMに乗るT様の場合
by: 大元英俊

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  • 固定ローラー2

     

     

    ワイズロード東大和店のバイオフィッター、大元です。

    タイガーさん

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    今日は冷たい雨の中、フィッティングにお越し頂きました。

    月になんと1000kmも乗るリドレー・ヘリウム乗りの超健脚、T様。

    力に頼らない体重を活かした自然なペダリングをしたいとご相談です。

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    SONY DSC

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    見た感じは大きな違和感は少なく見えますが、

    ベタ下げのステムから感じ取れるのは落差不足です。

    ご相談の結果、よりレーシーなポジションをはじき出す

    「コンペティション」コースでフィッティングしてみると・・・

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    ポジション新

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    サドル高:プラス8mm

    サドル後退量:プラス3mm

    サドル~ハンドル距離:プラス14mm

    サドル~ハンドル落差:プラス44mm

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    計測の結果、最適な落差はなんと95mmという結果に!

    ですがシュミレーターでお試し頂いてもお客様も違和感無し!

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    シュミレーター

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    この落差を再現するのに今回一役買ったのが

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    SONY DSC

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    最大50度角まで再現が可能なロードアジャストステム!

    2ピース形状でプラス20度からマイナス40度まで対応。

    ヘッドチューブが長めのリドレーでは一般的なステムで

    この落差を出す事は難しいということで導入されました。

    「見た目よりも性能で!」というお客様の英断です。

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    固定ローラー1

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    ポジションを落とし込んでみた結果は・・・

    『楽な力で驚くほど回しやすく変わった!』と、

    大きく増えた落差に戸惑う事なく変化を受け入れていました。

    今までの倍近い落差になり、身体の柔軟性が求められますが

    この分であればT様はすぐにでも完全に適応されそうです。

    『ロードバイクはポジションが全て』

    そんな格言を体現するかの如く見た目も重量もスパッと

    割り切るのはなかなか出来る事ではないですよ。

    ぜひこの攻めたレースポジションを乗りこなしてみてください!