日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2019/07/26 15:26
2020年フルカーボンロード最注目モデル
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『 SPRINT DISC 』
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気になるこの一台を早速試してみました!
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BIANCHI
SPRINT DISC 105
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希望小売価格:278,000円+税
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人気モデル『SEMPRE PRO』の後継モデルとして登場し、
往年の名車『SPRINT』の名前を冠したビアンキの意欲作!
乗ってみて驚いたのは全性能のバランスの良さです
全ステータスが平均的な『オールラウンダー』ではなく、
全ステータスが優れている『オールラウンダー』な一台です!
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▲ 最新スルーアクスル&フラットマウント規格
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最初に驚かされたのはスタートの軽さです
試乗したサイズは47の為、BB下がりが60mmと
高い位置に設定がされているのもあると思いますが
ペダルに体重を乗せただけで背中を押されたように
走りだし、BB周りの剛性を感じる事が出来ます
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その片鱗はダンシングで加速した時にも現れ、
スタートから高速域まで素直にスピードが乗ってくれます
ホイールとフレームがスルーアクスルで固定されているのも
やはり大きな良い影響を与えているのですが、その反面
過剛性になりがちで硬い乗り味の印象を受ける事が多い中、
SPRINTは快適性が絶妙なバランスで両立されている印象です
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▲ 標準でグラフェンタイヤ『VITTORIA RUBINO PRO』
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乗り味に寄与しているのはフレームワークだけでなく、
ワイドクリアランスで28Cタイヤが使える点が大きいでしょう
より低圧で運用できるので快適さに大きな影響を与えています
( 試乗時は体重が65kg、5.2barに調整してテストしました )
太いタイヤ=走りが重いなんて定説はもはや過去の物です
スルーアクスルとワイドリムの強力な組み合わせにより、
タイヤが太くてもリニアな加速を実現する事が可能です
ホイールがシマノの入門向け『WH-RS171』にも関わらず
これだけ印象が良いと足回りを見直したらどう化けるか
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▲ シートクランプはフレームに内蔵されスマート
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ジオメトリを見るとサイズに合わせて各数値を
最適化していることがわかり、モデル専用設計で
わざわざ作り上げてきた熱意が伝わってきますね
エアロロード『ARIA』も専用設計で起こしており、
こういう点でこだわれるのはノウハウを持つ老舗であり
世界随一のブランドであるビアンキだからこそですね
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最適なヘッド角とホイールベースによりコーナーの
安定性と直線の巡行性能は明らかにクラス以上です
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▲ ビアンキのロゴたった1つで何にも勝る自己主張
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直線的なフレームワークとエアロ形状が合わさり、
シンプルなのに独創的な雰囲気は満足度抜群です
この10年でカーボンフレームの進化を感じ続けて
きましたが、ディスクブレーキ化で一気にその進化が
押し上げられたようにより強く感じています
数年前のカーボンフレームと比較しても、全クラスを
含めあらゆる点で勝っている加速の良さと乗りやすさです
30万円アンダーでこのレベルのロードバイクが
買える日が来るなんて・・・夢でしかなかったはずです
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たわみを感じさせないしっかりと芯のある踏み味、
それでいてとても快適で長く乗り続けたくなる面白さ
間違いなく万人が楽しめる乗りやすさを持っています
アルミフレームとは一線を画し、フルカーボンロードを買う
理由がしっかりあるモデルだと太鼓判を押させてください!
ディスクロードを買うならまず試乗してみる価値ありです
来月8月には船橋店で試乗会を開催予定との事なので、
機会がありましたらぜひ試乗してみてください
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ワイズロード東大和店の大元でした
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