2021/10/10 15:46
『洗浄と注油が一発で終わります』
そんなおいしい話が・・・今年出てきました。
洗浄注油ケミカル『デラトレイル』使ってみました!
スタートアップキット
¥3,300-
(専用ハンディ洗浄機と2回分のオイル入り)
ベアリングのような役割を果たす新素材『CNT』こと
カーボンナノチューブを配合した日本製ケミカルです。
まず疑問なのはベアリングのような役割とは?
オイル内に特許技術で均一に分散された『CNT』が
チェーンプレートとピンの間に速やかに滑り込み、
潤滑をしながら中の汚れや金属片を掻き出し続けて
余計な抵抗を減らし長期間安定した性能を実現します。
オイルが揮発しても表面に残り続けてくれるので、
駆動抵抗削減は勿論、ギア先端との摩擦を減らして
スムーズな変速性能にも役立ってくれるとのこと。
でも一番のトピックは『洗浄』しながらの『注油』です。
自転車界に伝わるいにしえの技『灯油洗い』
オイル汚れはオイルで洗うその発想から着想を得て、
チェーンオイルでチェーン汚れを洗うことで
汚れを落としながら潤滑が一発で可能になっています。
灯油洗いの場合は使用した灯油の処理が難しく
危険度も高いので非常に扱いにくいので本来は
お店側としてもオススメしない方法なのですが、
デラトレイルは20mlの少量で行うことが可能で
処分はペーパーウェスに沁みこませて捨てるだけ。
ご家庭でこの手軽さはとにかく嬉しいですね。
使い方はとても簡単です。
専用の洗浄機に約20ml入れてチェーンにセット!
あとはこのまま逆回転でぐるぐる約20回転し、
表面の余分なオイルをウェスで拭ったら完了です。
セットから洗浄終わりまで、
約3分!
ケミカルを多めに入れると床に飛び散りやすいので、
余分には入れずに20mlジャストで大丈夫です。
100円ショップで手のひらサイズの計量カップが
売られているのでそれで計量して使うのがいいですね。
作業する際は汚れても良いマットやウェスなどを
チェーンの下に敷く事と、ケミカルには
攻撃性があるのでゴム手袋の着用をオススメします。
一 目 瞭 然
✧ピッカピカ✧です
施工してすぐ乗る事も出来ますが、
半日から一日置くことでオイルが浸透して
最高のしなやさを体験出来るとの事。
作業後もチェーンの内部から黒いオイル成分が
しみだしてきますがそれがCNTの効果です。
チェーンリンク内の汚れを自動で排出し
内部までピッカピカに仕上げる事が出来ます。
しみだしてきたオイルは適宜拭き取ってください。
オフロードバイク用に作られているので
汚れに強く、長期潤滑が期待できます。
当然ロードバイクでも効果を発揮するので、
ロングライドや荒天でも走るタフなライダーにも
オススメが出来るケミカルだと思いますよ。
他にも気になるポイントがあれば
自腹を切って使ったスタッフおおもとまで!