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【今更聞けない?】意外と知らない本当に合うヘルメットの選び方
by: 長沢雄佑

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スポーツバイクに乗る上でほとんど唯一の防具であるヘルメット。

絶対に被ってほしい必須アイテムなだけに、今更人には聞きづらいヘルメット選びのあれこれを改めてまとめてみました!

①サイズ感が意外とシビア

書きたいことは色々とありますが、私がこのブログで一番お伝えしたいのは想像以上に『サイズ感がシビア』であることです。

実際、多くの自転車乗りの方は大なり小なり失敗したことがあるのではないでしょうか?

メーカーやモデルによって全然違う!

極端な例を挙げると、私の場合はLAZERのGENESISというモデルではSサイズがジャストフィットですが、KASKのINFINITYだとLサイズじゃないと入りませんし、同じKASKでもVALEGROの場合はMサイズでピッタリです(笑)

このように、メーカーによっては平気で1~2サイズ変わってしまう上に、同じメーカーであってもモデルによってはサイズが変わってしまうことすらあるんです。

規格によっても違う!

しかも、日本人の場合は頭の形状が幅広な方が多く、欧米人規格の縦長なヘルメットではなくAF(アジアンフィット)というアジア人向け規格でないとフィットしない等の問題もあります。

しかしながら、こちらも中にはAFでは幅広過ぎるという方だって当然居られます。

要するに、ヘルメットを試着せずに購入してしまうと頭に合わない可能性がかなり高いということなんです!特に、これから最初のヘルメットを買おうという方などは絶対にお店に行って試着してからにしてください。

②大まかな分類

では、スポーツバイク用ヘルメットのタイプについて、KABUTOのヘルメットを例にご説明いたします。

・カジュアル(例:CANVAS-URBAN

OGK KABUTO ( オージーケーカブト ) アーバンヘルメット キャンバスアーバン マットターコイズ M/L

見た目がオシャレなのがこのタイプの特徴で、クロスバイクで緩めのシティライドをする時などにオススメです。『いかにもなロードバイク用ヘルメットだと恥ずかしいからもう少しスタイリッシュなのが欲しい』といったニーズにはピッタリです。

 メリット:見た目がオシャレ

 デメリット:やや重い、通気口が少なく蒸れやすい

・コンフォート(例:VOLZZA

OGK KABUTO ( オージーケーカブト ) スポーツヘルメット VOLZZA ( ヴォルツァ ) ホワイトシルバー S/M

ロードバイク乗りが一番よく被っているのがこのタイプです。軽量で通気口がしっかり空いているので、長時間・長距離のライドにおいて首の負担や頭の蒸れなどを軽減してくれます。

 メリット軽い、通気口が多く涼しい

 デメリット:見た目が恥ずかしい人も一定数居る

・エアロ(例:AERO-R1 CV

OGK KABUTO ( オージーケーカブト ) ヘルメット AERO-R1 CV G-1 レッド L/XL

このタイプは本格的にレースに出る方などに人気です。軽さや通気性よりも空気抵抗の低減を最重視しており、特にタイムトライアルのような一分一秒を争う競技でよく使用されます。

 メリット空気抵抗の低減により速く走れる

 デメリット:やや重い、通気性が低く蒸れやすい

もっと細かく分けることもできますが、ざっくりとはこの三タイプに分類されるかと思います。

③選び方の目安

次に、実際にどんなヘルメットを選ぶべきなのかの目安についてです。具体的にはタイプとサイズの二点となります。

タイプ

まずは、ご自身がどのような自転車の乗り方をするのかを考えてみて、その用途と先述したヘルメットの分類を比較してください。

片道数㎞の通勤・通学がメインであればカジュアルなもので構いませんし、休日にロングライドをしたいということなら通気口の空いた軽いモデルが良い、といった具合です。

サイズ

どのタイプかが決まれば、あとはサイズの合うものを探すだけです。

まず、気になるヘルメットを被ってみてください。この際、眉毛のすぐ上くらいまで深く被るのが正しい着用法です。被っただけで側頭部などに当たり感があるものはその時点でアウトなのでもうワンサイズ上のものや別のモデルを探してください。

変なところに当たって痛い等の問題がなければ、ダイヤルを締めてみてください。痛くなる一歩手前くらいまで締めることが出来たら、その状態でフィットしています。

そして、ここが肝心なのですが、フィットしたヘルメットを『ダイヤルを緩めずに』そのまま外してみてください。

この時のダイヤルの締まり具合が真ん中くらいの物がジャストフィットです。もし、ダイヤルが最大まで締まっていたり、逆にほとんど締まっていなかったりしたら要注意です。

前者の場合は髪を切ったりして少し頭囲が小さくなるだけで緩いヘルメットになりますし、逆に後者は中にキャップ一枚すら被れないほどギチギチということですのでこちらも不便です。

上記全てをクリアしたモデルが見つかったら、後は気に入ったデザインの物などを選んでいただけば完了となります。

と、こんな風に文字に起こすと大変そうに見えますが、普段お店ではものの数分で説明・実践が済んでしまう程度の話ですのでお気軽に試してみてくださいね。

④人気ヘルメットのご紹介

随分と長い文章になってしまいましたが、ヘルメットをお探しの皆さんのお役に立つことが出来れば何よりです。

最後に、多数のヘルメットの中からイチオシの人気モデルをご紹介いたしますのでこちらもご参考いただければと思います。

AERO-R1 CV

OGK KABUTO ( オージーケーカブト ) ヘルメット AERO-R1 CV G-1マットゴールド S/M(55-58cm)

マグネットで簡単に着脱出来るシールドが非常に便利なヘルメットです。エアロヘルメットなのに意外と軽いのも特徴で、レースではもちろん通常のサイクリングでも人気の高いモデルです。

先ほどの例にも挙げたモデルですが、非常に良いヘルメットなので以下の参考記事も読んでみてください!

参考記事1〙〘参考記事2

LAZER GENESIS AF

LAZER ( レーザー ) ヘルメット GENESIS AF ( アジアンフィット ) ブルーヘイズ L

LAZERのハイエンドモデルですが、他社に比べてリーズナブルなのが特徴です。メーカー最軽量で通気性も抜群な上に、フィット感まで最高という逸品です。

こちらも以下の参考記事に詳細な説明がありますので、よろしければお読みください!

参考記事3

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