日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2022/08/23 21:49
こんにちは、スタッフおおもとです。
最近は湿気も少なくなり、涼しさも出てきましたがまだまだ暑い。
俺は日陰のある涼しい所に行きたいんだ!と思い立ち近場ですが涼を求めて『深大寺』にポタリングしてきました。
世田谷区の隣、調布にある深大寺は緑が多くあり、タイムスリップしたような景色が多く残っているエリアです。
多摩からもアクセスしやすく、周辺の道路や歩道も広くて走りやすいので気軽なサイクリング、ポタリングにはもってこい。
湧き水が湧く湧水スポットである深大寺は『蕎麦』が名物、涼を取るのにこれほど最適な食べ物はないでしょう。
という事で趣がある店構えに足が惹かれ『青木屋』さんで頂きました。
のどごしの良い二八蕎麦は大変美味!ズルズルっと飲めるのがまさに涼という感じですね。
今回蕎麦を食べに来たのは実は新しいアイテムのインプレッションもかねてのライドでした。
新しいアイテムというのは3つ!新作サイクルコンピュータと新作ロードバイクタイヤと新作アイウェアです。
9月に発売される『CATEYE AirGPS』を一足早く頂いて使わせて頂きました!
今作はGPSサイコンとして異例と呼べるほどにシンプルなタイプで、従来のサイクルコンピュータをベースにGPSを搭載したモデルです。
キャットアイ製のサイクルコンピュータらしく、ライド中に必要な画面切り替えは本体を押し込むワンタッチ操作のみ。
3段に分かれた画面は上段にスピード、中段のブルーの液晶に時刻、下段にケイデンス・心拍数・距離・気温などを切り替えて表示可能です。
『ライド中に複雑な操作はしたくない』『チラッと一目でデータを確認したい』『GPSって操作が複雑そうで使いきれなさそう』という扱いやすさ・見やすさ・シンプルさを求めるサイクリストには最適なGPSとなっています。
こんな直感的に操作が出来るGPS、今までなかったですね。
センサーを使えばスピード・ケイデンス・心拍数まで測る事が出来ますが、センサーがなくてもGPSのみでスピード計測が出来ますので、スピード・距離・時間・いつ走ったのかのログなどを必要最低限と考えている方にはうってつけです。
パワーメーターは使わない、トレーニング機能も必要ないというサイクリストは『CATEYE AirGPS』で事が足りると思いますね。
唯一気になるポイントがあるとすれば、連続使用時間が10時間という所でしょうか。
持ち時間から逆算するに使用に最適なサイクリングの距離は100km前後、朝7時に出て夕方5時までに帰ってくるライドをメインに楽しむ方であれば不満はないと思います。
これで税込1万円を切る事を考えれば、中々に良心的な価格設定ではないでしょうか。
GPSログはスマートフォンで無料ダウンロードできるキャットアイサイクリングアプリで簡単に管理する事が出来ますよ。
今年圧倒的な強さでツール・ド・フランスを制したチーム『ユンボ・ヴィスマ』をサポートしている老舗タイヤブランド『VITTORIA』が先月発表したのがこの『CORSA NEXT』です。
このタイヤは最上位レーシングタイヤ『CORSA』と同じトレッドパターンを採用していますが、『コンパウンド』と『ケーシング』が異なる新シリーズです。
『コンパウンド』は従来通りのグラフェンをベースに、新たにシリカを加えた『グラフェン+シリカ』という配合になっています。
シリカを加える事でグラフェン単体よりも転がり性能・耐摩耗性・グリップ力の向上が見込めます。
『ケーシング』はコットンではなく200TPIのナイロンケーシングを採用しています。
ナイロンケーシングと言えば『RUBINO PRO』ですが、50TPI高い200TPIにすることで耐パンク性を損なうことなくしなやかな乗り味に繋げています。
乗った印象はまさにこの『コンパウンド』と『ケーシング』の恩恵を感じられるものでした。
私は過去に『CORSA CX TU』『CORSA G2.0 CL』『CORSA G2.0 TU』『RUBINO PRO CL』『RUBINO PRO TU』などなど、歴代VITTORIAタイヤを使ってきましたが、走りの為に耐パンク性に不安が、万能さの為に軽快さが物足りないという性能としてトレードオフされている部分が気になっていました。
『CORSA N.EXT』は走りはとても軽快でまさに『CORSA』を名乗るに相応しく、スピードが延びても路面に引っ張られるような減速感は殆どありません。
同じナイロンケーシングを採用した『RUBINO PRO』で感じていた路面振動を感じる硬さのある乗り味が鳴りを潜め、想像以上に快適な乗り味に仕上がっていました。
私が特に気に入ったポイントはコーナーでバイクを倒した時のグリップ感です。
これは新しいコンパウンドだけでなく『CORSA』を同じトレッドパターンを採用したおかげというのもあるかと思いますが、バイクを倒すほどにグリップ感が徐々に増すような感じがあり、急激なグリップ感の変化ではなく、肌感覚に沿った変化でコントロールがしっかり自分の手の中にある印象でした。
また試しに1kmほど細かな砂利がある舗装されていない道を走りましたがパンクは無し、走った後にタイヤに目立った傷もありませんでした。
一概には言えないかもしれませんが耐パンク性は期待できるのではないでしょうか。
実は今回、特別に良いチューブは一切使っていません。
900円程度のごくごく普通のロードバイク用チューブだっただけに、これほど好印象を覚えたことに自分でも驚きました。
もしこれにVITTORIAが先日発表したTPUチューブを入れたなら・・・TPUはディスクブレーキ専用チューブなのでディスクブレーキユーザーの方はぜひ合わせて導入してみてはいかがでしょうか。
6月末から発売を開始し、専用インナーフレームがなんと2,200円ととても安かったので早速度入りにしたアイウェア『122』
インナーフレームはレンズが顔に近くなる為、手元など近くが見にくいのですが、ライド中に遠くを見る分には全く問題ありませんでした。
このアイウェアで良かった点は眩しくないという当然のことながら、レンズの歪みがなく見える像が端の方でもとてもクリアな所。
そしてコントラストを高めてくれるので、物の境目が明確になり、景色が色鮮やかに見えるという点です。
特に景色の見え方は今まで調光レンズのバイザーを使ってきたので、ちょっと感動するレベルの変化に感じました。
調光レンズは眩しくありませんし紫外線量に応じて濃さが変わるので時間や季節を気にせず使いやすいですが、日中でも見える景色が全体的に暗くなり晴れた日のライドでも思い出のトーンが少し落ちています。
色がハッキリと見える事でライドの思い出も色鮮やかに記憶出来るのは嬉しいポイントですね。
掛け心地はノーズ部分の角度調整は各々に合わせて必要ですが、テンプルは側頭部に接する箇所に滑り止めラバーがあり汗をかいた状態で頭を動かしてもズレにくいのは利点ですね。
贅沢を言うのならば、テンプルが短いのでもう1cmほど長いとインナーフレームとの距離感を調整しやすく、またギリギリ乗ってる感が軽減されてより安心して掛けられる気はしますが、これは私の好みかな?とは思います。
レンズのおかげで緑がキレイに見えたこと、122を買って一番満足できたのはここですね。
ということで、インプレッションを兼ねたポタリングでした。
実はフラットペダル専用シューズも使っていたのですが、こちらはまた後日ご紹介したいと思います。
多摩から近すぎて以外に行ったことがない多摩人が多い深大寺、野川に沿って走るとのんびりと行けますのでポタリングにはピッタリです。
フォトジェニックな場所なので今回のようなカメラをもってのフォトポタリングは特に楽しいですよ。
季節によっていろいろな景色が楽しめますので、もう少し涼しい秋に訪れてみるのもオススメです。
ワイズロード東大和店から片道約20km、深大寺サイクリング、いかがでしょうか?