日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2022/08/30 15:49
みなさん、ヘルメットは着用されていますか?
転倒時に直接頭部が地面と衝突することを防ぎ、生じる衝撃を緩和し、外傷を最小限にとどめることはもちろん、最近では様々なラインナップがあるため用途に合わせておしゃれに着用することができます。
しかし、メーカーによってサイズ感が全く違うほか、規格もフィット感も全くと言って良いほど違います。
なので、本日はヘルメットの選び方、大まかな分類、当店に在庫があるメーカーそれぞれの特徴とラインナップを紹介していこうと思います。
トピックス
結論から言ってしまうと私は
『一番気に入ったものを選ぶ』
これに尽きると思います。
見た目がかっこいい、機能性が最高、かぶり心地が良い、カラーリングが最高 etc…なんでも良いんです。
とにかく一番気に入ったものを選んでください。
というのも、自転車にのるときは必ずかぶりたいヘルメット、自分が気に入ったものでなければ日常的に使うのは難しいと思います。
予算も大切ですが一番はお客様自身で一番気に入ったものを着用するのが一番と考えております。
スポーツ用ヘルメットは主に“カジュアル系”“コンフォート”“エアロヘルメット”の3種類に分類できます。
ここではOGKカブトを例に紹介していきます。
・カジュアル系(例 : CANVAS URBAN MG)
見た目がオシャレなのがこのタイプの特徴で、クロスバイクやクロモリロードなどで緩めのシティライドをする時などにオススメです。
メリット:見た目がオシャレ
デメリット:やや重い、通気口が少なく蒸れやすい
・コンフォート(例 : VOLZZA)
ロードバイクに乗っている方で一番よく被っているのがこのタイプです。軽量で通気口がしっかり空いているので、レースから長時間・長距離のライドまで幅広く対応しています。
メリット:軽い、通気口が多く涼しい
デメリット:使っている方が圧倒的に多いのでデザインや見た目で被ったりする。
・エアロヘルメット(例 :AERO – R2)
このタイプは本格的にレースに出る方などに人気です。空気抵抗の低減を最重視しており、特にタイムトライアルのような一分一秒を争う競技でよく使用されます。
メリット:空気抵抗の低減により速く走れる
デメリット:やや重い、価格も平均的に高い
もっと細かく分けることもできますが、ざっくりとはこの3タイプに分類されるかと思います。
店頭に並んでいるヘルメットを見ると最後の方に“AF”と書いてあるモデルと書いていないモデルがございます。
これはアジアンフィットといい、アジア人に多い正円に近い形をした頭部の形状に合わせて作られたヘルメットになります。
KASKやMETのようにアジアンフィットモデルを出していないメーカーがあるため、実際に着用してみないと頭の横が窮屈になる恐れがあります。
しかしながら、アジア人と言えど頭部の形状は人それぞれなので一度被ってみないと本当にAFモデルが合うのかどうかはわかりません…
ヘルメットのサイズ感は意外にシビア…(´-ω-`)ウーン
※日本のメーカーであるOGKカブトはもともと頭部の形状が正円に近い形で作られているため“AF”の表記がないからと言って心配する必要はありません。
それでは、店頭にある5種類のメーカーとその特徴をそれぞれ紹介していこうと思います。
OGKカブトはここ日本で生まれたメーカー。
低価格帯でありながらも数多くの種類を取り揃えており、初心者から上級者、街乗りからレースまで幅広く対応しているヘルメットメーカーの一つです。
また、カラーバリエーションも豊富であり、より好みにあったヘルメットを見つけることができるでしょう。
今年のツール・ド・フランスで優勝したヨナス・ヴィンゲゴー選手、並びに所属するチームであるユンボ・ヴィズマが使用しているこのメーカー。
最新モデルには新しい衝撃吸収機構であるキネティコア機構を搭載させることで、脳にとって一番影響を与えると言われている回転衝撃を別の機構を用いることなく緩和してくれます。
また、ScrollSys(スクロールシス)という新しいアジャスターが搭載されていることも特徴です。これまでのアジャスターと違いしっかりと締め付けることもできる他ベルト状になることで操作性が高められています。
KASKはイタリア生まれのヘルメット。
高級感も出しつつ、機能性、重量は申し分ないヘルメットになっています。特に最上位グレードであるPROTONE ICONは、UCIワールドチームの一つであるINEOS Grenadirsのリクエストとフィードバックが活かされ、トッププロから選ばれるヘルメットととして、数多くの勝利に貢献しています。
アジアンフィットモデルはありませんが、極端に細身ではありませんのでカッコいい!と気になった方は一度試着してみるのがおすすめです。
かぶり心地で右に出るヘルメットは早々ない…
極上のかぶり心地を提供してくれるヘルメットGIRO。
MIPS機構を搭載することで回転衝撃にも強い作りになっているほか、他のヘルメットと比べ重量面でも優れておりロングライドからレースまで幅広く対応してくれるヘルメットになります。
あの超有名選手タデイ・ポガチャル選手も使用するこのヘルメット。
GIROと同じMIPS機能を搭載しており回転衝撃に強いほか、ヘルメット前面により広く長い通気孔が搭載されており、通気性を向上させるとともに、アイウェアをしっかりと固定することができます。
タデイ・ポガチャル
⇨UCIワールドチームの一つであるUAEエミレーツに所属する選手の一人。
若い頃から大活躍しておりツール・ド・フランスという世界最高峰のレースで史上最年少の大会連覇を果たすなど強すなどとにかく強い選手の一人。
しかし、こちらは『RIVALE』にしかアジアンフィットの展開がないため、一度試着してみてサイズ感を確かめたほうが良いでしょう。
これまで当店にある5種類のヘルメットを紹介してきましたがいかがだったでしょう?
1万円弱で命に関わる頭部の外傷を最小限に食い止めることができる品物です。
これを機にぜひヘルメットを購入してみてはどうでしょうか。
当店ではいつでもお客様のが来店をお待ちしております。
また、お声掛けいただければヘルメットの試着も可能です。
電話での在庫確認も承っておりますのでお気軽にお電話ください。
最後までありがとうございました。