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2022/08/30 11:14
誰が言いだしたのか、ロードバイク界隈には昔から『軽さは正義』という言葉が存在します。
軽ければ軽いほど特に登り坂では確かな効果を発揮し、1分1秒を削るヒルクライムにおいて重要なファクターです。
ですがただ軽ければ良いという訳ではありません。
ロードバイク機材には軽いけれどあくまで軽いだけ、剛性など実走性をないがしろにし、かえってレスポンスが悪くなりタイムに悪影響を及ぼすものも数多く存在しました。
もちろん近年ではそのようなパーツはあまり見られなくなりましたが、極端な軽量パーツは鳴りを潜めているように感じます。
その中でスタッフ的に『この組み合わせが凄い!』と思ったのが『カーボンハンドル』×『カーボンステム』のこの組み合わせ!
今までの軽量カーボンパーツと引けを取らない軽さ、そしてハイレスポンスを生み出す強度が見事な『コンボ』が決めていると思います。
( ハンドル幅380mm/ステム長110mmの場合 )
『CADEX RACE HANDLE BAR』
メーカー表記重量160g (420mm)
『one by ESU CARBON SUSIE STEM』
メーカー表記重量110g (100mm)
サイズや個体差により重量は当然異なりますが、どのサイズで組み合わせても300gを超える事はまずないでしょう。
『CADEX』のレースハンドルバーは高品質のカーボンファイバーを接着剤を使用せず、ワンピース構造で作ることで圧倒的な軽量さとプロユースの高い剛性を両立しながら、エルゴノミックデザインによりアップライトな姿勢で軽く握りたいハンドルトップを横型の楕円形状に、スプリントフォームでしっかりと握りたいドロップを縦型の楕円形状にすることでどのポジションでも最適な握りを提供してくれます。
『one by ESU』のカーボンスージーステムは軽さと剛性のバランスが取れるカーボンモノコックで作られており、剛性が必要な箇所はボリュームを、快適性に繋がる箇所はシェイプすることでダイレクトな反応と身体に伝わる振動を緩和し、カーボン素材だからこそ実現できる特性を見事に併せ持っています。
また、取り付けた際にロードバイクが美しく見えるように工夫がされており、ハンドルバーの取り付け位置がステムの中心より9.1mm下にオフセットしています。
オフセットを付けた事でロードバイクを横から見た時にステムがトップチューブとほぼ水平になるようにセット出来、レーサーが求める落差のあるポジションをしっかりとセッティング出来ます。
どちらもモノコックカーボンの質感を活かしたマットブラックに艶のあるブラックロゴを使った『BLACK on BLACK』
雰囲気までまさにバッチリな組み合わせとなっていますよ。
ちなみに一般的なアルミハンドルとアルミステムの組み合わせの場合、トータル重量は約460gはあります。
ステアリングの軽量化は車体重量が軽くなるだけでなく、重心位置が高い所にあるのでダンシングでロードバイクを左右に動かす動作がより軽快になります。
常に強い負荷が身体にかかるヒルクライムではシッティングからダンシングに移行する瞬時の振りの差が、1秒の差に繋がる事も十分ありえますよ。
性能を妥協せずに軽量化をしたいクライマーの方、この組み合わせはいかがでしょうか!