日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2022/12/06 14:05
前編のあらすじ
200kmライド+登山…
余裕余裕(笑)
「「フラグって知ってる?」」
~濃霧注意報~
視界は真っ暗、路面はびちゃびちゃ。
雨具なんてありません。
「恐っ!寒っ!!寒いぃああぁぁ!!!」
なんとかたどり着きました、
彩甲斐街道 出会いの丘。
ここからは国道が使えないので登山です!
出会いの丘でまさかのDOGMA乗りの
ガチ勢サイクリストに遭遇!
Dさん「ここからヒッチハイクでもして山梨の方に行くの?」
高橋「いやいや、まさか(笑)ここから山を越えて山梨に抜けます。」
Dさん「いやいや、まさか(笑)…えぇ。マジで??(ドン引き)」
準備を整えて登山を開始する高橋。
序盤は舗装された道が残っていたため、
好奇心を胸にサクサク歩き始めます。
しかしそんなイージーモードはすぐ終了。
ある地点から急に道幅は人一人分となり、
一歩踏み外せば谷底まで転がっていきそうな
ハードモードに突入です。
紅葉が綺麗ですが、景色に気を取られて
足元への意識を怠ると死にそうになります。
気張って行かないと。と思い、
休憩も兼ねてエネルギー補給をしますが、
ここで私は致命的な誤算を
していたことに気付きます。
普段私は平坦な道で1kmあたり20kcalで
計算して栄養を摂取しています。
その他、勾配や風向で計算は変わってきますが
ベースは20kcal/kmです。
秩父のコンビニで1400kcal摂取後、
50km、獲得標高1000mの道のりを走ってきました。
摂取した分のカロリーは恐らく使い切っています。
しかし何故か
登山ルートも
1kmあたり20kcalで計算していました。
「バカじゃないの!?!?」
これに気付いた瞬間、
自分のバカさ加減に呆れました(笑)
持っている食料はカロリーメイト2袋。
「ダメそうだったら引き返そう。。。」
と、リタイアも視野に歩を進めていきます。
勾配は徐々にキツくなっていき…
カメラを水平にして撮影した写真。
日本国内のスキー場の最大斜度が
約46度と言われていますが、
この斜面はそれを超えています。
足を踏み外したら転がり落ちていく様が
容易に想像できてしまいます。
それでも日の光に照らされて輝く紅葉は秀麗。
ときどき足を止めては紅葉を眺めます。
ある程度登ると植生が変わり、
「コメツガ」や「トウヒ」といった
マツ科の針葉樹になるため、紅葉エリアは終了。
勾配も緩くなるため、サクサク進んでいきます。
山頂手前にて
雪!!!
この日は11月2日。
快晴続きだったために、
雪が残っていることに少し驚きました。
雁坂峠を登り切り、
開けた景色の先にあったのは
富士山!
富士山ではないか!
こんなところからも見えるのか!
と驚きと感動を覚えながら、写真をパシャリ。
なんだこの変態は…
山梨側も植生が全く違っていて、
下山中も景色を楽しみながら
下ることが出来ました。
落ち葉に覆われているが、足元はゴツゴツした小石の獣道
どことなくMTBトレイルっぽさを感じる
山梨側は川沿いに登山道がある。
秩父側は無音だったが、こちらは川の流れる音が心地よい
帰りはいつも通り柳沢峠を走りますが、
今回は私が初めて通る道があります。
今まで小菅村へ迂回して
今川峠を越えていましたが、
丹波山から奥多摩間の交通規制が解除され、
国道411号線を一本で走れるように!
初めての丹波山-奥多摩間。走った感想は
なんて楽!!
無駄なアップダウンが無くなり、
柳沢峠頂上からは
ほぼ下り続けるだけになりました。
ありがてぇ…
無事に家までたどり着いた高橋でしたが、
今回のアクティビティの
総消費カロリーを確認すると、
平坦な土地での400kmほどのライドに相当。
登山と合わせて獲得標高は4000mオーバー。
自分自身、
「何がしたいんだコイツは…」
と思っている次第です。
さて、今回のスタッフ高橋の奇行。
いかがでしたか?
毎度の事ですが、
真似はお薦めしません。
↑誰もやらねーよ
次回は経験豊富なライダーならば
耳にしたことがあるであろう
”あのチャレンジ”を
やってみようかと企んでおります。
できれば近いうちに。
ではまた次回。お楽しみに!