日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2022/12/15 18:30
スポーツサイクルを楽しむ上で最も頻度のあるメンテナンス『空気入れ』
毎週乗るなら週に1回は行う必要があり、やらないとパンクトラブルの原因になる事はもちろん、軽快な走りを得ることが出来ません。
ですが最近は『タイヤ』と『ホイール』のワイド化、『チューブレス』の台頭により空気圧が低圧で良くなった分、より多くの空気量が必要です。
従来の高圧対応ポンプでも空気は入りますが、高圧でも入れやすくするためにポンピング1回辺りの流入空気量が少ない作りになっている事をご存じでしたか?
正直言って最近のスポーツサイクルは『120PSI/180PSI/210PSI』まで入ります!なんて高圧対応ポンプ、今のスポーツサイクルにはあまり必要ありません。
そこで今回は沢山の空気を一気に入れて空気入れ作業が楽にしてくれるハイボリュームポンプをご紹介します。
トピックス
近年のスポーツサイクル、特にディスク化したロードバイクに必要な空気圧は5bar前後、ホイールとタイヤの組み合わせによっては3bar台も珍しくありません。
つまり7barまで入れば必要十分!それでいてポンピング1回辺りに入る空気量が増えるので同じ空気圧まで入れた時に必要なポンピング回数を減らすことができるんです。
代理店で従来の高圧対応ポンプと比較テストをした結果、2割から3割も少ない回数で7barまで到達!(テストタイヤ:700×23c)
ポンピング回数が少ないという事はその分空気を入れる手間を減らすことが出来るという事ですからね。
ヘッド側はバルブのキャップねじに固定が出来るねじ込み式を採用し、空気の圧力に負けて作業中にヘッドが抜ける心配がありません。
そしてこのヘッドを外して反転させると『M6×0.8』となっており、バルブコアを抜いた状態でもバルブ外側のネジ部に取り付け可能なんです。
これにより得られる恩恵は『チューブレスタイヤのビード上げ作業向上』
ポンピング1回辺りの空気流入量が多いという事はチューブレスタイヤのビード上げがより容易という事でもありますが、バルブコアを抜いて作業をする事で瞬間的な流入量を増やして作業性を上げることが出来ます。
バルブコアを抜いてビード上げをするのはショップでもやっている必殺テクニック、やるとやらないとでは作業性が月とすっぽん!
これならば中々ビードの上がりにくい手強かいタイヤがすんなりと上がってくれるはずです。
レザインのフロアポンプと言えばやっぱり木製ハンドルです。
丸みを帯びたこの形状が手のひらにフィットし自然とリラックスでき、腕の力に頼るのではなく体重を乗せたポンピング動作へ誘ってくれる気がします。
ぬくもりのあるさわり心地になってますので、冬シーズンはキンキンに冷える金属製ハンドルより快適で気持ちが良いですね。
ここまでハイボリュームのフロアポンプを紹介しましたが、実はハイボリュームのハンドポンプもあるんです!
出先で起きるパンクトラブルをもっと楽に速く解決してくれる最大90PSI/6.2barまで対応するハイボリュームタイプのハンドポンプです。
ハンドポンプはフロアポンプよりポンピング回数が遥かに多く、確実に100回以上のポンピングが必要です。
この回数が20回も30回も減らせたなら・・・絶対に嬉しいですよね。
少し太目のボディですが携帯時の全長は15cmとコンパクト、ボトルケージと共締めできる専用マウントも付属し携行性はバツグンです。
でもいざ使う時は・・・作業性がとても良い感じに変形してくれます。
フレキシブルに動いてくれるホース、圧力に負けて外れる事のないねじ込み式ヘッド、そして1ポンピングで沢山の空気を送りこむ太いシリンダー!
これなら空気を入れる作業がずっと楽になり、手間と時間の短縮に大きく貢献してくれるはずです。
皆さんが今使っているポンプ、何Psi/barまで入れる事が出来ますか?
タイヤが求める以上の高圧対応ポンプなら、ハイボリュームポンプに変えてみてはいかがでしょうか。
ワイズロード東大和店スタッフ、おおもとでした。