日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2023/02/21 18:24
ワイズロード東大和店の高橋です。
先日組み立てたARIAのボトルケージを何にしようか迷っていたところ、面白そうな商品を見つけました。
その名も
スマートボトルケージ
使ってみたところ、“非常に”使いやすかったのでご紹介します!
ざっくり説明するとこのボトルケージは
・携帯工具
・タイヤレバー
・携帯ポンプ(もしくはCO2ボンベ)
・予備チューブなど
を格納・収納できるボトルケージです。
ではディテールを見ていきましょう!
まずは携帯工具から。
携帯工具はシマノPROの
パフォーマンス9ファンクションミニツール
パフォーマンス13ファンクションミニツール
パフォーマンス17ファンクションミニツール
が対応します。
同じシリーズのパフォーマンス22ファンクションミニツールは非対応ですのでご注意ください。
また、9ファンクションにはビットオンリーのものとチューブレスタイヤのパンク修理キットが搭載されているモデルがあります。
バイクやライドスタイルに合わせて工具を選べるのも嬉しいポイントです。
今回私は17ファンクションを選びました。
タイヤレバーや携帯ポンプなどのパンク修理用品もケージのサイドに取り付けることができます。
上で「22ファンクションは非対応」と記述しましたが、タイヤレバーはケージ側に付いているのでご安心を。
タイヤレバーはタイヤの付け外しだけではなく、格納した携帯工具を取り出す際にも使用します。
工具格納部の上部にはタイヤレバーを差し込むための溝があり、そこにタイヤレバーを引っかけることで携帯工具を取り外すことが出来ます。
携帯工具は結構しっかりとハマるため、走行中に外れて飛んで行く。なんて心配は要らなさそうです。
携帯ポンプを固定している場所にはCO2ボンベも取り付けて持ち運ぶこともできます。
インフレーターはストレージポーチに入れておけば忘れる事も無いですね。
取り外し可能なストレージポーチ。「鍵を入れっぱなしにできればいいな」程度に考えていましたが、実際に入れてみると思いのほかスペースに余裕がありました。
パナレーサーのR’airとクロップスのQ3を入れていますが、まだスペースには余裕があります。イージーパッチやタイヤブートでも入れようかと考えています。
察しのいい方は気付いたかもしれませんが、フレームに取り付けた状態ではストレージポーチは開けにくいです。
しかし、ポーチの着脱は非常に簡単。つまみを押しながら横に引き抜くだけ。取り付ける際は押し込むだけでカチっとハマってくれます。
なんとこのボトルケージ、ボトルの差込口をカスタマイズすることまでできてしまいます。
ホルダーの上下を反転させることで、抜き差しのし易さを優先するか、ホールド力を優先するかを決められます。
更にはホルダーの角度も変えることが出来るため、左右のどちらからも抜き差しできるシンメトリーな配置にしたり、横から抜き差しがしやすいようにアシンメトリーな配置にすることもできます。
ライド中のトラブルに対応できる装備一式を全て揃えることができるスマートボトルケージ。
”ボトルケージとしては”ずっしりと重量がありますが、代わりにサドルバッグが必要なくなりました。
ダンシングやコーナリングなどの車体を左右に動かす動作において、上部の重さはかなり顕著に影響が出ます。
しかし、スマートボトルケージを使えば重くなるのは比較的下側。サドルバッグが無くなった分、非常に走りが軽く感じられるようになりました。
因みに私はレ〇インの携帯ポンプを気に入って使っていますが、PROのパフォーマンスミニポンプHPを使えばよりスマートに収めることもできます。
現状、在庫商品ではないため取寄せですが、便利すぎる多機能ボトルケージ、皆さんもいかがでしょうか?