【ワイズロードスタッフ試乗会】注目の小径車　DAHON K9X に乗ってきました！
by: 山田万二

こんにちは。東大和店の山田です。
先日11月2日に【ワイズロードスタッフ試乗会】が開催されました。

お集まりいただきましたメーカーの皆様方、貴重なお時間と労力をかけて頂き

本当にありがとうございました！

この場をお借りしてお礼を述べさせていただきます。

試乗させて頂きました車体、全ては書ききれませんので一部を抜粋してブログアップさせて頂きます。

そして本題の試乗インプレッションです！軽量折り畳み自転車の最右翼、DAHON【K3】の兄貴分【K9X】が登場！大人気でなかなか乗れなかったのですが試乗してまいりました！

DAHON　
K9X

Color：スチールグレー/ブラック

Price　￥135,300-

仕様

Weight 9.5kg
Wheel Size 16inch
Transmission 9 Speed
Folding Size (cm) W72 × H62 × D39
Frame Dalloy Sonus Aluminum, Vice Grip, Deltec technology, w/Luggage socket
Handlepost / Stem Radius onepiece post, leftside folding
Brakes TEKTRO Mechanical DISC BRAKE
Tires 16×1.5, 40-305 A/V
Crankset 55T
Derailleur / F N/A
Derailleur / R DAHON original
Shifter DAHON original
Cassette 9Speed
Others N/A

ＤＡＨＯＮの【Ｋ３】と言えば大人気の折り畳み自転車。軽量で、10秒で、テーブル下に入るほど小さく出来る、「携帯する自転車」。

今回ご紹介させていただく【K９X】はホイール径を16インチにし、DISCブレーキを搭載。加えて変速段数が9段になった、「走行性能と重量上がった9.5㎏のK3」です。あ、サイズは微増しましたがもちろんテーブル下には簡単に入りますよ！

まずはホイール！

16インチに大径化され、さらにDISC化！ホイール回りはグっと締まり、一層COOLになりました。機能面でもメリットが向上。小径ゆえに一般車と比べるとハブ等の回転部には大きな負担がかかります。エンド幅を拡張したことにより設計に余裕も増え、耐久力アップ。さらにリム部もDISC化により摩耗が無くなり、リムの耐久力もアップ。ちなみにシュワルベのビッグアップル、2.0も履けるそうです。

これはうれしい9段変速に！

スプロケットも9段変速となり、我慢していた3段変速が3倍使いやすく！

 ブレーキは機械式DISCブレーキ。

TEKTRO ARIES MD-M300がインストールされていました。めざとい方はここで気が付くのですが、通常のDISCブレーキ取付位置は車体の左側です。K9Xは折り畳み時のサイズを小さく抑える為、（K9Xは39㎝。K3は実測30㎜）このような部分にも手が入っています。取付位置を逆にした問題については特にないとの事。ただし他のブレーキを付けた場合は解らないそうです。

折り畳み時のハンドル

従来通りハンドルポストが折りたたんだ内側に入るよう設計。（海外版のK3plusはハンドル外回しで厚みは45㎜。改良が重ねられている足跡がうかがえる。）

ボトムブラケットがBSAに！

K3はスクエアテーパーのBBでしたが、BSA規格の物に！これも嬉しい変更点です。

前カゴ取り付け台座付き

ヘッドチューブにご注目。海外版のK3には無かったカゴ取り付け台座もついております。けっこう重要ですよねコレ。

ケーブルは中通し

折り畳み自転車のケーブルって長めに設定されており、折り畳みの邪魔になる要因にもなるのでこれもGood！

センタースタンド台座有り

大事な部分といえばココも。ちょっと見づらいですが、スタンド台座も当然ついております。

海外版のK3Plusには無かったDeltecワイヤー搭載

K3にもついている【第二のブレーム】こと、Deltecワイヤー。たかが１００数ｇで著しい効果をもたらす魔法のワイヤー、じつは海外版のＫ３plusではついていませんでしたが、K9Xには搭載してあります。ここにも進化と試行錯誤の足跡が感じられますね。

ホイールベース延長により、安定性３０％アップ

安定性３０％アップとの事を伺いましたが、実際試乗すると正に実感できます。これはもうぜひ体感していただきたい部分！なんとか試乗車が欲しい所です。

折り畳みサイズや重量は・・・

折りたたんだ写真が無くて申し訳ありません。K3と比べ若干畳んだサイズ、アップしております。しかし、W72×H62×D39cmとなっており、縦横微増に厚み9㎝増といった所。微増すれどもまだまだテーブルの下に入ります。

重量も1.7㎏の増量となり、トレードオフを感じさせる部分も。しかしこの快適性と折り畳みサイズ感は、カーボン、チタンのバイクなどを除けば　比類なき　といっても過言ではないでしょう。

結論

K3の完全上位互換とはいかないK9X。K3と比べ
【　重量1.7㎏増と厚み＋9㎝　】
が、K3にするかK9Xにするかの境目になりそうです。ちなみにK9Xは海外版のK3plusの完全上位互換といっても過言ではないでしょう。ということは、

海外版がうらやましかったあなたは
これをご予約ください！

現時点では、今注文で納車は来年2月ごろになりそうです。

ほかにも運動性能や耐久性がけっこう向上しております。ということは

上記のデメリットが許容できる方なら
十分に購入するメリットがアリます！

皆様からのご連絡、おまちしております。