日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2024/06/14 21:26
スタッフおおもとです
常連のお客様に『おおもと君、走り行こうよ~』と誘われ続け、コロナ禍・子育て・親の介護で『いやぁ~無理っすねぇ』と断ってきたライドの話。
あるお客様に誘われ続ける事
約3年
こんなに誘われ続けたのは人生で初めて(おそらく今後も無いであろう大記録)
今年、忙しかった諸々の理由が落ち着き、ようやく『じゃぁ行きますか』と色良い返事をする事が出来ました。
ただ、私もブランク有りのアラフォー(大幅体重増)、お客様も気軽に乗りたいアラフィフ、『お互いに無理はしない』という協定の元、当店スタートで飯能の天目指峠を登り、お客様イチオシの『ニンニク炒飯』を食べに行くクライム&グルメライドへと赴きました。
『どうせならもう少し奥の山伏峠まで行っちゃおうかぁ』『それもいいすねぇ~』なんて話ながら走っていた二人に最初に立ちはだかった山王峠、調子よくいいペースで前を引いてくれるので置いていかれまいとペースを併せて登り切ったらお互い息絶え絶え、異口同音『『山伏峠はやっぱやめよう』』という事になりました。
こんな勾配きつかったけ
数年ぶりにやってきた天目指峠、記憶の中では瞬間的にきつい勾配があるけど全体的にはそんなでもないという印象だったのですが、どうやら記憶が改ざんされていたようです。
だって勾配の断面図がこんなにも赤いだなんて・・・(赤いほど勾配がきつい)
もしかしたら以前はもう少し登れていたので、登れなくなった結果、感じる過酷度が上がったのもあるかもしれません。
スタートから『僕の事は置いていって大丈夫ですから』と予防線を張るレベル。
20mぐらい先を登っていく背中を眺めながら、電動コンポがインナーローに入った事を告げるガーミンからのピコ!の音。
これ以上軽いギアはもう持ち合わせていないので、『ここまで来たら黙々と踏むだけだ』と腹をくくります。
こういう時は絶対にペースを上げない乱さない、クライムプロ機能で更にきつくなる勾配を見越し、登り切る力を温存しながら登っていると徐々に差が詰まりあとちょっと。
ラスト200m辺りで前に出てペースを上げるもそのペースアップで身体が限界、もんどりうちそうな状態でゴールイン。
とある自転車漫画のキャラが全力でヒルクライムして『俺、生きてる!』とか言ってましたが運動不足のアラフォーがこの状態になると『やばい、死ぬ』以外の感想が出てきません。
しかしこれでライドの目的は達成、お目当てのニンニク炒飯に向けて走り出しました。
この後平均斜度11%越えの
小沢峠で再度限界を迎えます
沁みる
疲れた身体にニンニクが沁みる、お客様が絶賛するのも納得、こんなにニンニクが効いている炒飯は初めてです。
いつもならお米半合で足りるので、こんなに食べられるかなぁ~と思いながら頼みましたがライド後の空腹パワーによりニンニク炒飯大盛り+台湾ラーメンも余裕で平らげられました。
『走るだけじゃなくて美味しいご褒美あった方がいいでしょ~』とルートを計画してくれたお客様の弁、全くその通り。
ライドでどんなに疲弊疲労しようとも、美味い物が喰えれば総て良し!楽しかった~って満足出来ますよね。
ちなみにお店は青梅インター近くの『台湾料理 祥瑞』さん、飯能奥地の峠まで行かなくても食べにこれる場所ですが、前述のライドあってこそ、より一層美味しく頂けますから!
距離は約80km、獲得標高約800m、ブランク明けの身体にはだいぶ堪えたらしく帰ってから動けなくなってましたが、良い刺激になりました。
今年は改めてロングライドとかを楽しんでいけたらと思っていたので、このライドを契機に弾みをつけていきたいですね。
ライドのお誘い、ありがとうございました!