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快適なサドルとは何か。解剖学に基づき痛みを生む圧迫を減らしてくれる『ERGON SR Comp Men』
by: 大元英俊

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快適なサドルとは何か

ロードバイクを嗜む者、誰もが落ちるサドル沼。

サドル沼の答えとは、ズバリ快適さが挙げられるのではないでしょうか。

どんなに軽くても、プロ選手が使っていても、最高級な物を買ったとしても、お尻が痛くなるのであればそれは不正解です。

これはスタッフ一個人の考え方ですが、『運動レベルの高いレーサー』と『運動レベルが高くないサイクリスト』では快適なサドルは違うと思っています。

高いパワーで走れるレーサーはペダルで体重を支える割合が多いので、サドルにかかる荷重は少ないはずです。

逆にパワーがそこまで高くはないサイクリストはサドルにかかる荷重の割合が多くなるでしょう。

今回はサドルに体重を預ける割合が多いであろうサイクリストに快適さを与えてくれるロードバイク用サドルをご紹介したいと思います。

ERGON
SR Comp Men

ERGON COMP MEN1

坐骨幅: S / M : 90~120mm

坐骨幅:M / L : 120~160mm

¥17,600-

解剖学に基づいた数々のエルゴノミックなアイテムをリリースしているブランド『ERGON』

様々な体格の人に坐骨幅にベストなサイズを選んでもらえるように、140mmと153mmの2種類の幅が展開されています。

ライド中に痛みが出やすい場所は主に2カ所、ペダリングで動き続ける『坐骨周り』とデリケートな『会陰部』です。

ERGON COMP MEN2

サドルに体重がかかるほど坐骨周りと会陰部の圧迫は強くなります。

この圧迫をどのように分散するかがサドルの快適さを見極めるキーとなるでしょう。

SR Comp Menでは坐骨を乗せる周辺のパッドにこだわり、荷重がピンポイントで掛からぬよう広い範囲に分散してくれます。

繰り返されるペダリング動作で坐骨周りに痛みが出ると、到底座り続ける事は出来ませんよね。

痛みがで漕げなくなるのが一番のリスク、特に長い距離を長時間乗るサイクリストはここは最も重要です。

ERGON COMP MEN3

会陰部の圧迫はセンターに設けられたチャンネルで軽減してくれます。

ここの圧迫が続くと耐えがたい痛みに繋がり、特にお手洗いに行ったときに苦労するケースが見受けられます。

またチャンネルの付け根には通気性を高めるベンチレーションが設けられ、股周辺の蒸れを軽減するよう考えられていますよ。

坐骨と会陰部の圧迫を減らす事で、スポーツサイクリングはより楽しいアクティビティになる事でしょう。

ERGON COMP MEN4

サドルを選ぶ上で使用しているユーザーのインプレッションが気になるところだと思います。

ただインプレッションを行っている方がどのレベルの運動強度で乗っているのかを見極めなければ、自分のライドに合わないサドルを選んでしまうかもしれません。

ユーザーの口コミよりまずメーカーがどのようにアプローチして開発したサドルかを調べる事が、サドル選びでは重要だと考えます。

今回ご紹介したEROGN SR Comp Menは明確に快適さを重視しており、多くのサイクリストにマッチしやすいはずです。

サドル沼に陥っていると自覚している方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ワイズロード東大和店では豊富なサドルラインナップを揃えておりますので、サドル選びにお悩みの方はぜひご来店ください。

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