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気になる最新アイテム一斉チェック!サイクルライフを豊かにするのはやっぱりこういうアイテムだ!
by: 大元英俊

ワイズロードスタッフ試乗会 2024 スポーツバイクデモ

スタッフおおもとです

タイガーさん

前回のバイクインプレッション編に続き、今回は最新アイテム編をお届けしたいと思います。

私は主に自転車本体よりも様々なサイクルアイテムの販売や仕入れを手掛ける立場なので、むしろこちらこそが大本命!

いろいろとチェックしてきた中から、厳選したアイテムをご紹介したいと思います。

HAMMERHEAD KAROO

SRAM HAMMERHEAD KAROO

¥80,169-

無線電動コンポーネント『SRAM RED AXS E1』のグループセットに付いてくるGPSサイクルコンピュータとして注目を集めた『ハンマーヘッド』

様々なブランドが登場している昨今ですが、ハンマーヘッドは特出したグラフィック性能でとにかく見やすいのが魅力!

480×800ピクセルの高画質で直感的な操作がしやすいタッチディスプレイ、そしてグローブ越しでも確かな操作性を得られるアナログボタンを備え、実に隙のない作りですね。

マップがとても見やすいのも印象的で、色分けが慣れ親しんでいるグーグルマップっぽさがあり視認しやすいです。

広域地図にしても細かい道が省略されずに表示されるので、地図を確認しながら目的地を目指すのが楽そうですね。

ロード・グラベル・MTB、それぞれに合わせたルート設定が可能で、これ1台で全てのスポーツサイクルを楽しめると思います。

ルート設定をしていなくてもクライムの自動検知機能(坂の頂上までの距離や勾配を表示)を利用が出来るのも嬉しいポイント!

映像の綺麗さとタッチ操作の良さでもうスマホに片足つっこんでるじゃん!という印象で、ハイスペックなデバイスが好きな人にはたまらないと思います。

ハード面、ソフト面、どちらも抜かりなし、これで税込8万円って、もしかして物凄くお買い得なのでは?

FIDLOCK VACUUM

FIDLOCK VACUUM

今秋から販売が始まったばかりのスマートフォンマウント『バキューム』は唯一無二の利便性を誇る傑作かもしれません。

なんとマウントが丸い吸盤になっており、スマートフォンに吸い付いて固定する事が出来ます。

固定方法は吸盤とマグネットをダブルで使用するという画期的な物で、マグネットで真ん中からズレないように磁力で固定し引きつけている為、吸盤からスマートフォンがズレたり外れたり絶対にしませんよ。

どれぐらい外れないのかというと、

これぐらいの無茶しても大丈夫です。

スマートフォンを外すときは吸盤の下にあるレバー部分を下に下げるだけでスッ!と簡単に取る事が出来ます。

また取り付ける時はマウントにスマートフォンを乗せるだけでピタッ!と収まるのだから本当に驚きです。

専用のスマートフォンケースを利用するか、マグネットの入ったシール型のマウントを既存スマートフォンケースに貼る事で使用できます。

別売りのマウントには車のフロントガラスに固定するタイプや、撮影で使える三脚タイプ、壁に取り付けられるタイプがありサイクリングだけでなくライフスタイルでも役立ちますよ。

こちらのアイテムは今後店頭展開する事を決めましたので、ぜひご期待ください!

ちなみにフィドロックの定番ボトルシステム『TWIST』も取り扱いますのでお楽しみに!

SCHWALBE
CLIK VALVE

SCHWALBE CLIK VALVE シュワルベ クリックバルブ

100年以上変わらないバルブシステムに革命が起きるぞ。

あまりの手軽さに試した人は皆感動、全てのバルブがこれであれ!と思ってしまうシュワルベが来春発売する『クリックバルブ』

空気をいれる時の固定レバーに力を入れて持ち上げる煩わしさ、毎週空気圧管理が必要なスポーツサイクルにおいて地味なストレスです。

特にリムハイトが高かったり、ホイールサイズが小さかったりするとスポークの間隔が狭まり手をぶつけたりしがちです。

そのストレスから解放してくれるのがこの『クリックバルブ』なのです。

実は一足お先に頂いちゃいました。

SCHWALBE CLIK VALVE シュワルベ クリックバルブ

クリックバルブに専用ポンプヘッドを押し込むだけでカチッ!と固定されます。

外すときはもちろん軽く引っ張るだけで取れるので、着脱が大変ラクで感動しました。

バルブキャップは専用品となっており、こちらも同じくカチッ!と鳴るまで押し込むだけとなっています。

しかもクリックバルブは従来のポンプヘッドでも空気を入れる事が出来るのも強みです。

来春発売に合わせて入荷致しますので、今しばらくお待ちください。

ちなみに仏式以外にも英式バルブも展開されます。

ブロンプトンの米式チューブを英式チューブに換えて、クリックバルブ化する事で固定レバーを上げる必要が無いので16インチの小さなホイールでも空気を入れやすくなりますし、英式でも空気圧が計測できるようになりますよ。

またシティサイクルの英式バルブをクリックバルブ化すれば、1つのポンプでスポーツサイクルもシティサイクルも空気を入れられるようになります。

バルブを換えるだけで利便性爆上げで日々の小さなストレスが無くなること間違いなしですね。

ALTALIST

ALTALIST ブース2

昨年夏に日本に上陸し、万人を満足させるクオリティと圧倒的コスパでアイウェアブランドとしての地位を早くも確立した『ALTALIST』

スタッフ試乗会の日には最新作のハイクオリティモデル『KISOU PRD』も発売され、更なる盛り上がりも見せています。

この日もこの『KISOU PRD』を着用して試乗会に臨んでいました。

明け方に雨が降り薄曇りの天候でしたが、路面状況も視認しやすく試乗中にずれる事も無くかけ心地良好!

これで13,530円は本当に破格です、店頭販売もスタートしましたので、ぜひ一度かけにいらしてください。

ALTALIST KISOU PRD

ブースではアルタリストの全モデル全カラーを試着できましたが、注目したのはまだ市販するか決まっていない参考出展カラーの展示。

皆さん、どのカラーがお好みでしょうか。

ALTALIST KISOU PXC  KAKU SP2 参考出展

左上『KISOU PXC:クリアピンク』

右上『KAKU SP2:クリアパープル』

左下『KAKU SP2:クリアピンク』

右下『KISOU PXC:クリアスモーク』

美しいクリアカラーが今海外で人気が高まっているようで、ラインナップに追加されるかもしれませんよ?

私は左上の『KISOU PXC:クリアピンク』がスポーティーなフレームデザインにクリアピンクという組み合わせでなんだか『ジロ・デ・イタリア』王者がかけてそうな雰囲気で男性でもかけやすくてカッコいいと思います。

そういえば昔は携帯ゲーム機『ゲームボーイカラー』やデスクトップパソコン『iMac』もこんな感じのクリアカラーだったなぁ、とちょっと懐かしくも思います。

OFFICINA BATTAGLIN PALLADIO

クロモベラート オフィチーナバッタリン OFFICINA BATTAGLIN PALLADIO

フレームセット
¥792,000-

最後にご紹介したいのは『自転車人生最後に買うあがりのバイク』としていつかは頼みたいイタリアンバイク『OFFICINA BATTAGLIN』です。

ジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャをわずか48日で立て続けに制覇した伝説的プロサイクルロードレーサー『ジョヴァンニ・バッタリン』が創設したブランドであり、これまた伝説的選手『ステファン・ロッシュ』がトリプルクラウンを達成した時に乗っていたブランドとしても有名です。

日本でオーダーが出来るラインナップは3種類あります。

クロモベラート オフィチーナバッタリン

写真でもご紹介しているロードバイク用スチールフレーム『PALLADIO』¥792,000-

スチールとカーボンを組み合わせたロードバイク用フレーム『ROMA』¥1,089,000-

スチールフレームのグラベルロード用フレーム『PAVE』¥594,000-

オフィチーナバッタリンの素晴らしいのは決してノスタルジーやクラシックで終わらないという事、スチールを使用して今作れる最良のフレームを作成しており、ワイドタイヤ対応のクリアランス・無線電動コンポーネント対応・BB規格T47・ディスクブレーキなど今のトレンドをガッツリと取り入れています。

だからこそ、欲しくなる!

スチールフレームに乗りたい、でも、古いロードバイクに乗りたい訳じゃない。

皆がカーボンフレームに乗る中で、唯一無二の個性を持ちながら決して引けを取らない走りをしたい。

そう、強く願っている方にこそオフィチーナバッタリンは相応しいと思います。

オフィチーナバッタリンの魅力『クロモベラート』

クロモベラート オフィチーナバッタリン

スチールフレームをアイデンティティとするならば、このクロモベラートの輝きに心が惹かれるはずです。

クロモベラートの輝きはフラックスの除去・鏡面研磨・クロムメッキ・塗装を経て完成する時間と手間がかかる塗装工程により実現しており、この塗装方法を40年以上継承し続けてオフィチーナバッタリンの輝きを守り続けています。

スポーツサイクリストの『所有欲を満たす』という点において、これほど魅力的な塗装はそうないでしょう。

全13色というカラーラインナップの豊富さもまた、個性を求めるサイクリストにとってはたまりませんね。

冒頭で『自転車人生最後に買うあがりのバイク』と書きましたが、私は今すぐ乗りたいですね!

会場写真

以上、スタッフおおもとが気になった最新アイテム編でした。

今年も様々な情報を得る事が出来て大豊作です。

様々なメーカー様ご協力頂けるからこそ毎年実現できるこのイベント、大変ありがたいです。

ご協力頂いた分、お客様のご案内に役立てて皆様のスポーツサイクルライフの充実をお手伝いさせて頂きたいと思います。

今年もご協力、誠にありがとうございました。

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