日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2025/03/04 19:14

初代登場から約18年、これほど長きにわたってスコットを代表するカーボンロードバイクとして人気を博してきたアディクト。
洗練されたフォルムの軽量オールラウンダーと言うスマートさに反し、名前の由来はなんと『中毒』を意味する言葉です。
『依存』とも『常用』とも意味があり、いずれにせよ物騒極まりないネーミング。
今日は入荷したばかりの2025年のニューカラーをまとったアディクトをご紹介致します。

ICEBERG GREEN
size:S
¥495,000-
この1台でレース・ヒルクライム・ロングライドなどあらゆるシーンで『常用』が出来、スポーツサイクリングの楽しさに『依存』させ、毎週のように走りに行きたくなる『中毒性』、サイクリングにハマっている人なら心当たりがあるのではないでしょうか。
アディクトという刺激的な名前に恥じない性能で、きっとサイクリングに『夢中』にさせてくれるでしょう。

ロードバイクを取り巻く環境はこの10数年で大きく様変わりし、レースだけでなくスポーツサイクリングに最適な機材が求められるようになりました。
『人と競い合うことだけがロードバイクの絶対的な楽しさではない』
そうなると機材に求められてくるのは極限的な速さではなく、誰もがサイクリングを楽しめる快適性です。
アディクトは多くのサイクリストが快適なポジションで乗りやすいエンデュランスジオメトリで設計され、スポーツ経験が少ない方や柔軟性に自信がない人でも乗車しやすくなっています。
またディスクブレーキの浸透により、ロードバイクの設計は様変わりし今まで以上にワイドなタイヤが求められるようになりました。
アディクトもクリアランスを拡大し、なんと最大で35Cのタイヤまで使用する事が可能となっており、ロングライドに特化したカスタマイズも行えるようになっています。

ワイドタイヤは快適さを生む振動の減衰性と安全に曲がりやすい路面の追従性を獲得出来る為、絶対的な速さよりも安全マージンを重視するサイクリストには大きな恩恵があります。
ちなみに標準では32cがアッセンブルされ、車体重量は8.5kgとなっています。
ヒルクライムの為により軽量化させたい場合は、ホイールをグレードアップしタイヤを28cに変更すれば7kg台半ばにも十分届く事でしょう。

快適性の追求にサドルとシートポストにも表れています。
スコットのパーツブランド『シンクロス』の『TOFINO R2.0』はドイツのフィッティング専門会社『ゲビオマイズド』が監修したロングライドに最適化されたサドルです。
会陰部の圧迫を軽減しながら、体重を面で支えやすいよう接触面積を広く持てるよう設計されています。
シートポストは快適性に寄与するカーボン製を採用し、重量となる金属パーツはレールの受けとボルト類のみになるよう最小限になっています。
金属製やぐらとカーボンパイプを組み合わせたものよりも軽量化になり、ダンシングでの振りの軽さにも貢献していますね。

コンポーネントは今やマストとなりつつある電動モデル『Di2』を搭載。
105が電動コンポーネントに登場してくれた事で50万円アンダーのクラスにも当たり前のように電動化の波が来ていますよ。
上位モデルのコンポーネントより優れた利点はよりワイドなギアが使用できること。
標準では11-34Tと十分なギア設定ではありますが、更にワイドな11-36Tに変更して使用もできる為、超激坂でも無理なく登る事が出来ます。
アディクトのコンセプトにピッタリなギア構成が選べるコンポーネントとなっています。

アディクトはクライマーに愛される超軽量カーボンロードバイクとしてヒルクライム人気の高い日本では絶大な支持を獲得してきましたが、現代ではレーシングに特化した『ADDICT RC』と今回ご紹介したマルチに使いやすい『ADDICT』へとそれぞれ発展し、多様化するサイクリストのニーズに合わせた発展を遂げました。
世代を重ねて進化し、ニーズが変化をしても、本質にある『走りの中毒性』が貴方をサイクリングに夢中させてくれる事でしょう。
軽さがもたらす軽快な走りと快適な乗り味がロードバイクの楽しさをより上質な体験にしてくれると思いますよ。
皆様の愛車としてこの一台、いかがでしょうか。