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2025/03/16 16:11
TPUチューブは、遂に品質で選ぶ時代へ!
新素材『熱可塑性ポリウレタン』を使用した新世代チューブ『TPU』が市場に登場して早6年、登場当初はブチルチューブやラテックスチューブよりも2~3倍の値段設定で『超高級』という印象をお覚えた方も多いのではないでしょうか。
『気になるけどおいそれ手が出ない』という状況に一石を投じたのが2023年頃に登場した低価格TPUチューブの存在です。
ブチルチューブと同等のユーザーフレンドリーな価格帯で一気にTPUチューブの存在を浸透させました。
そこから雨後の筍の如く、あらゆるブランドからTPUチューブが次々と登場しまさにTPUチューブ戦国時代!
しかしユーザーが増えるとこんな声が聞こえてきます、『作りが値段なりで欠点が見えてくる』という意見ですね。
そこはもちろんメーカーも分かっている!
多くの意見を汲み取り、ウィークポイントを克服したTPUチューブが遂に出始めました。
『生まれたばかりの黎明期』『選択肢が増える過渡期』、2つの時代を経てTPUチューブは『品質の上がる成熟期』へと辿りつきました。
対応可能なタイヤ幅:20-32c
バルブ長設定:60mm 75mm
チューブ単体重量:36g
ディスクブレーキオンリー
¥3,520-
TPUチューブの欠点として挙げられてきたウィークポイント。
『接合部の不均一さ』『樹脂製バルブの脆弱さ』『バルブ付け根の接着強度』『乗り心地の悪さ』
この全てを克服し品質を求めるユーザーに注目され始めているのが『guee AEROLITE』です。
浸透した低価格TPUチューブより2倍の値段はするものの、欠点を感じさせない質の魅力が勝ります。
輪っか状にする為に接着で接合されいる箇所は空気を入れた時に均一に丸く膨らみにくく、そこだけタイヤに段差が生じ綺麗な円形に膨らまない欠点がありましたが、もちろん克服済み。
タイヤ本来の転がり性能を損なうことなく、スムーズな走りを生み出してくれます。
バルブの接合部が割れて空気が漏れるなどトラブルが生じやすかった樹脂製バルブではなく堅牢でトラブルに強い金属製バルブを採用。
樹脂製バルブではバルブコアが接着されていますが、金属製バルブはバルブコアの着脱も可能となっています。
このバルブはなんとチューブレスバルブとしても使える統合設計となっており、リムと接する箇所にガスケットを設けチューブ部分がバルブホールのふちに当たらないよう考慮されています。
低価格帯のTPUチューブはバルブとチューブを繋ぐ箇所の接着が剥がれる事でエア漏れトラブルが生じる事がありましたが、接着箇所に透明で柔軟な厚みのある素材を用いる事で強度を確保し、接着強度も高めています。
柔軟さがチューブを膨らました際に引っ張られての接着力の低下を抑え、また交換用チューブとして折りたたんで持ち運んでいても接着箇所に掛かる負担が少なく、長期保管した状態でもいざという時に接着剥げのトラブルが起きにくくなっています。
TPUチューブは乗り心地が硬い傾向にあり『速いけど疲れる』という意見は散見されますが、エアロライトはそういった硬質感を感じさせないしなやかな乗り味を実現しています。
長距離でも快適に乗り続けることが出来る上、空気圧の保持性もブチル並みにあり、空気圧の低下を気にする事無く終日サイクリングを楽しむ事が出来ます。
なぜTPUチューブを使うのか、それは走りを良くしたいから。
ブチルチューブではなくTPUチューブをわざわざ使う理由はこれに尽きると思います。
ならばこそ、重視すべきは価格よりも品質になってくるはずです。
実はエアロライトの耐用年数は公称で約3年と長く、約1年とされる軽量ブチルチューブやラテックスチューブよりも長く使用する事が出来るので、長い目で見るとむしろ割安と言えるかもしれません。
チューブはタイヤの次に路面に近い位置にあり、走りに大きな影響をもたらす費用対効果が極めて高いパーツ、こだわらない方が損です!
走行性能を求めるならばTPUチューブは品質でぜひ選んでみてはいかがでしょうか。