日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2025/05/08 12:26
何故か、ほんっとうに何故か私は富士山スカイライン(静岡)は4回ほど登ったことがあるのですが、多くのサイクリストにとってメジャーである富士スバルライン(山梨)は今回が初です。
今まで行かなかった理由を問われても「何ででしょうね?」としか言いようがありません。
・・・。
何ででしょうね?
行ってみたら超楽しかったのですが、マグネシウム不足でエライ目に遭いました。
富士ヒルに参加する皆様にも注意喚起も含めたライドログです!
トピックス
朝5時出発
道志みちを抜けて9時には山中湖へ。
いやはや、いつ見ても綺麗ですな。
山中湖ICを過ぎて国道138号線「旧鎌倉往還」。
GWということもあって結構渋滞。
すり抜けしたくなる気持ちは大いに解りますが、個人的には「”軽車両”は”車”だから車と同じムーヴで行きましょう」と言いたいです。
ローソン富士吉田新屋店でカロリー補給。
いざ富士スバルラインへ!
富士スバルラインは有料道路です。
普通車でも2,100円の通行料が必要ですが、軽車両はなんと200円!
安い!
ただし、一人一人払っていては渋滞になってしまいますので、グループで行く場合はまとめてお支払してスムーズな通過を心掛けましょう。
車列の後ろに並んで
Let’s GO!!
うおー!!
富士山を正面に望みながら走ってるー!
って、違うわ。富士山に登ってんだわ。
GWということもあって車の通行もありましたが、道もキレイで危険なシチュエーションは無く、非常に走りやすいです!
サイクリストも多く居ました。
景色を楽しみながら順調に登っていたのですが、4合目手前で悲劇に見舞われることに…。
標高2,000mに迫った頃、筋肉の痙攣、いわゆる「こむら返り」が起こりました。
始めは右上腕三頭筋。上腕の後方の筋肉です。
「あ痛ったった(棒読み)」
次に右肩と右手
「あ痛ぁ~。変速がうまくできないよ~(棒)」
そして両足の内側広筋(大腿四頭筋)
「あだだだだだだっっ!!!!!!」
「これはマズイ!!!」
「ここまで来て足つきなんかしたくない!」
大幅パワーセーブを余儀なくされました。
マグネシウムはカルシウムと併せて筋肉の弛緩、神経伝達に関わる栄養素です。
マグネシウムが欠乏すると不整脈、動脈硬化、テタニー(筋肉の痙攣)、こむら返りなどのリスクが高まります。
実は今回は前兆があり、ライド前からマグネシウム不足を自覚していました。
その前兆というのが
無意識に筋肉がピクピク動く
という症状です。
マイナーな栄養素であるがゆえに忘れがちですが、筋肉の弛緩だけでなく、ビタミンB郡とともに糖質、脂質、たんぱく質の代謝にも関与しているスポーツマンにとって超重要な栄養素です。
安価で栄養豊富でお腹を満たせる豆腐をよく食べるのですが、ここ最近は食べておらず偏った食生活になっていました。
ひじきなどの海藻類や、アーモンド、ほうれん草、大豆などに豊富に含まれています。
そして、
Mag-onにも含まれています
こんなライドをするなら買っておけば良かったー!
と後悔したのですが、何せ今回のライドも朝の思いつきですので(笑)
富士ヒルに参加予定の皆様。
同じ轍を踏まぬよう、是非対策としてMag-onをポケットに忍び込ませてはいかがでしょうか?
なんとか足つきなしで5合目に到着!
観光客もイッパイです。
この日は温かく、12時時点の5合目の気温は13℃。
人によってはウィンドブレーカーも必要としない気温ですが、山の天気は何があるかわかりませんので必ず持っていきましょう。

スバルラインにしか興味が無かったのでレストハウスなどには寄らず、写真だけ撮って下山。
ダウンヒルはコーナーが少なく、路面状況も良いのでとても快適でした!
登りも下りも楽しいスバルライン。
これが200円で走れるなら絶対行ってみるべきです!
来た道をそのまま引き返せばほとんど下り坂で帰れるものを、甲府盆地まで降りて柳沢峠を登って帰ることに。
「富士スバルラインに行こう!自走で!」←ただの阿呆である。
「同じルートで帰れるものつまんないから盆地まで降りて柳沢から帰ろう!」←どうしようもない阿呆である。
ということで御坂みちの途中にある富士見橋展望台から
笛吹まで600mほど下るとフルーツラインを走りますが、ここがかなりアップダウンがあり、足に来ます。
そして柳沢峠
ということでこの日のライドは
距離276.36km
獲得標高4,611m
走行時間 10:59:03
でした。
富士ヒルまで1ヶ月を切りました!
参加される皆々様、頑張ってくださーい!
それでは!