日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2025/05/20 16:14

クライミングバイクとしてヒルクライムシーンで活躍してきた『FR』シリーズが遂に第4世代へと到達!
更なる速さを身に着けて、軽いだけで終わらないロードバイクへと更なる進化を遂げました。
今回は今イチオシの最新クライミングバイク『FR4.0』をご紹介します。

¥495,000-
『FR4.0』は完成車5モデル+フレームセットの6バリエーションで販売されていますが、実は基礎となるフレームセットは全て共通、使用するカーボンでのグレード差はなく『UHC Advanced carbon fiber』を用いて作られています。
フレームセットでは385,000円、105で組んだ完成車で495,000円、実は極めてポテンシャルが高いカーボンフレームを50万アンダーで駆る事ができる魅力的な一台なんです。
第4世代では数値的な軽さよりも実質的な速さを追求しエアロ要素も取り入れました。
フレーム単体重量は900gと過去のモデルに比べ軽量ではありませんが、ハイスピードで走る乗り物だからこそ空気抵抗との戦いを避ける事は出来ません。
本質を見失った軽量化に傾倒することなく、確かな速さを追求する手堅い姿勢はさすがフェルトです。

シルエットはトップチューブとシートステーが繋がったオーソドックスに見えるデザインですが、これは『FR』の完成された持ち味である路面に力をかけるトラクション性能、そして最後まで余力を残す上で重要な快適性を両立した結果。
華奢に見えてライダーのパワーにしっかりと応え、振り回すことなく意のままに加速してくれる反応性は非常に評価が高く、先日当店で開催した試乗イベントでも試乗した方から好評を頂いたポイントでもあります。
私も試乗した際に『思っていた以上に乗りやすく、全力で踏んでも頼もしさを感じる』という印象で、このそつのない乗り味はメインバイクとして最も欲しくなる要素でした。

リア12速で必要十分なギアを備えたケーブルで変速する『SHIMANO 105 R7100』
ギア構成はヒルクライムに最適なコンパクトクランクと11-34Tスプロケットの組み合わせです。
電動化する事でハンドル周りをよりスッキリとまとめる事は出来ますが、ロー側の特定ギアをメインにして登り続けるヒルクライムで絶対的なアドバンテージを得られるかと言えば電動化の優先度は低いはず。
ならばこそ予算をホイールに回して『ハイレベルなカーボンフレーム』+『軽量クライミングホイール』の組み合わせを優先したアッセンブルを目指すのが、タイム短縮の近道となりますよね。
そう言った観点で見ても『FR 4.0 ADVANCED 105』は限られた予算の中でヒルクライムに特化したスペックにアップデートしやすい一台と言えると思います。
ヒルクライムの面白さに目覚めて本格的なクライミングバイクを考えている方は一考の価値あり!
ぜひご検討ください。
