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積載量UP☆ フロントフォークのネジ穴って何に使えばいいの? >>>これだっ!!
by: 佐藤篤

  • 閉店告知
  • 001

    あつし
    日照時間が減ってきて自律神経ガタガタの
    ブルベライダーの佐藤です

    フォークにあるダボって何に使うの?

    FORK

    例えばJAMISのRenegadeシリーズを購入された方は
    フロントフォークの左右にそれぞれボトルケージ用の
    ダボ(ネジ)があることに気がついたかと思います

    しかしフレームの内側に既にボトルケージ台座が2個あるため
    フォークにボトルケージを取り付ける方はあまりいないかと

    もちろん飲み物の運搬に使っても良いのですが
    実はここ、荷物の運搬に適した専用の”カーゴケージ”
    を取り付けるためのダボなんです!

    円筒状のアイテム運搬に最適化

    今回は金属製のカーゴケージとして
    BlackburnのOutpost CargoCageをご紹介します

    001
    ¥4,400-

     

    通常のボトルケージと異なりケージが完全に閉じていないため
    付属のバンドで荷物を固定しなければなりません

    このバンドの裏側には滑り止めの加工がされているため
    バンドを緩めなければ荷物を取り出すこともできません

    ですので「普通のボトルケージ」と同じ使用を前提に取り付けると
    不便なのですが、荷物の運搬という点では頑丈で保持力があります

    メーカー公表スペックでは耐荷重4kgとありますが
    この重量を支えるためにもネジはアルミ製からステンレス製へ
    交換しておくことをおすすめします

     

    実際問題ここに何を固定するかなんですが、私は
    ・使用頻度は少ない
    ・必ず携行する
    ・そこそこかさばる、重量がある
    ・円筒状にまとめられる

    上記のアイテムとして輪行袋ツールボックス雨具
    などをくくりつけていました

    注意点

    頑丈さを売りにしている製品ですので
    道なき道を走破するような使い方でなければ
    トラブルも起こりにくい製品とは思います

    ですが細かい条件付きではありますが注意が必要なシーンも

    [ダウンチューブ裏に取り付ける場合]
    オールロード系の車体の場合
    ダウンチューブ裏にもボトルケージ台座があり
    そこにもカーゴケージを取り付けることが可能ですが
    フレーム形状、パーツのアッセンブルによっては干渉することがあります

    厳密にはケージそのものではなく、固定物と接触することがあるそうです

     

    [フラットペダルを使用する場合]
    フォークに取り付けてフラットペダルを使用した場合
    極端にかかと寄りでペダリングをしたり
    大きくハンドルを切った際に
    ケージや固定物と足先が接触することがあります

     

    [重い荷物をくくりつける場合]
    取り付け位置が低いので思いの外
    車体を左右に振る動作は変化が少ないのですが
    ハンドルを左右に切る動作が固定物の重量に比例して
    どんどん重くなっていきます

    左右で重量バランスが大きく異なる場合も
    操舵感覚が大きくズレます

    特にコーナーに侵入する際は
    何も固定していない時と比べて外側に膨らんで
    走行しがちになります(アンダーステア)

    加えて荷重バランスが車体前方に傾くため
    強いブレーキングをした際に後輪が浮きやすくなります
    サドル後方に腰掛けたり、サドルバッグに荷物を分散するなど
    前後の重量バランスを考慮したほうが
    より安全に走行出来ると思います

    いつも以上に速度の管理に気を配っていただければ
    ここまで細かいことを考えなくても良いかも知れませんが
    導入する際は頭に入れておいてください

    見た目をオフ/ツーリング車にしたい方にも

    この商品、去年あたりまでは長期入荷待ちの状態でしたが
    ようやくメーカー在庫が安定してきたようです

    見た目をより一層ツーリング車っぽくしたい方はもちろん
    パンク修理一式をまとめて運搬したい方にもおすすめです

    あまりいないかも知れませんが
    2Lのペットボトル程度であれば余裕で運搬できますので
    これからの季節、破天荒なツーリングをしたい方は
    お早めにお求めください