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リムブレーキ最終傑作ホイール!スペックが異次元過ぎる『CADEX 36 TUBELESS』登場
by: 大元英俊

  • 閉店告知
  • CADEX 36 TUBELESS 42 TUBELESS

    新たなリムブレーキ対応のロードバイク開発が止まり、同時にリムブレーキで使用できるホイールの進化もまた止まり始めました。

    しかし!まさかここに来てリムブレーキ対応のロードバイクホイールに凄い傑作が登場!

    スペックはリムブレーキホイール史上最高レベル、最新トレンドが盛り込まれた時代の先を行った超軽量カーボンホイール誕生です。

    CADEX 36 TUBELESS

    CADEX 36 TUBELESS 42 TUBELESS

    ¥363,000-

    こんな凄いホイールが
    この時代に誕生するとは

    『CADEX』は究極のサイクルコンポーネントを生み出すべく、世界最大級の自転車メーカー『GIANT』が誕生させたレーシングパーツ専門ブランドです。

    ジャイアントが持つカーボンテクノロジーは文句なしで世界トップクラス、その技術を惜しみなく活用し時代の先を行くハイスペックなカーボンパーツを生み出しています。

    このホイールは『もしリムブレーキのロードバイクが主流のまま2023年を迎えていたのなら』という『たられば』な未来を現実化したような凄い一本です。

    重量1,254g

    軽い、軽すぎる、衝撃的なほどに軽い。

    チューブラーホイールではなくチューブレスレディホイールとしてこの軽さ、これは何か『機能』や『強度』を犠牲にして生み出した軽さではなく、その2つを突き詰めたうえで実現した軽さなんです。

    これだけの軽さを実現できたのは『エアロカーボンスポーク』と『フックレスカーボンリム』の存在です。

    エアロカーボンスポーク

    カデックスホイールの特徴はカーボンスポークを採用している点が挙げられます。

    レーシングホイールで採用されている金属製スポークと比較し重量を約4割も削減され、スポーク全数トータルで約100g以上も軽量化に貢献しているんです。

    このカーボンスポークは軽量でありながら非常に高い引っ張り強度を誇り、横方向に生じるたわみを最小限に抑えて高い反応性でスピーディーな加速を可能にしてくれます。

    形状はエアロシェイプとなっており、空力に対するアドバンテージを得る事も出来ます。

    カーボンスポークと言えば従来ハブ・リムと接着された超高級な一体型カーボンホイールがイメージされます。

    一度大きな衝撃が加わり折れたり変形した場合はホイールごと処分となりますが、カデックスのカーボンスポークは交換が可能となっており修理が可能です。

    フックレスカーボンリム

    チューブレスレディホイールの新常識として浸透しつつあるフックレスリムを採用。

    フックを設ける為に必要な強度や接着工程を減らし、構造がシンプルになる事で高い強度と軽さを両立しながらタイヤの形状をより円形に保ってタイヤの性能を引き出すなど多くのメリットがあります。

    フックレスを採用しているホイールは各社ディスクブレーキホイールのみの中、リムブレーキホイールで採用しているモデルは非常に稀有です。

    それはフックレスが技術として非常に新しく、ディスクブレーキの浸透と共に広がったからで、本来は機材交代が始まったリムブレーキホイールでわざわざ開発する必要があまり無いからだと考えます。

    リムブレーキのフックレスホイールは『CADEX』『GIANT』の両ブランドで存在しており、最大手ブランドの開発力と開発しても選ばれるというセールスに対する自信を感じさせられますね。

    内幅22.4mmの超ワイドリム

    耳を疑う衝撃スペック、外幅ではなく内幅で22.4mmです。

    ロードバイクのリムブレーキホイールは各社最終モデルが内幅17mmから19mmであり、こんな広いのは前代未聞です。

    内幅を広げることで取り付けたタイヤの接地面を広げ、転がり抵抗を減らしながらより空気圧を下げて乗れるため快適性がアップし、ロードバイクの操作性がアップします。

    ワイド化は本来なら重量増が懸念されますが、フックレス化によりそのデメリットは無いと言って良いでしょう。

    25Cタイヤを使用可能ですが、内幅19mm基準で作られた新ETRTOタイヤを取り付けた場合、実測値で約27c相当になるはずです。

    今のリムブレーキのキャリパーは最大で28Cタイヤまで対応しており、まさに設定としては限界ギリギリ。

    それゆえに、全てのリムブレーキロードバイクがこのホイールを使えるわけではありません。

    フレームのタイヤクリアランスが28cに対応していなければ、タイヤがフロントフォーク・チェーンステー・シートステーに擦る可能性が大いにありますので、購入を検討する場合はまず最初にクリアランスをご確認ください。

    精密に加工されたアルミハブ

    ホイールの中心部にあたる重要なハブは高強度のアルミ素材を精密に加工し、走行中にセラミックベアリングへ加わる負荷を排除。

    不必要な摩擦が無くなる事でベアリング本来の回転性能を引き出して様々なシーンで滑らかな走りを体感できます。

    またホイール回転時にスポークテンションが均一化される技術『ダイナミックバランスドレーシング』に対応し、強固にスポークを保持する事で駆動剛性を向上させています。

    持っているのは卓越したカーボン技術だけじゃない、全てにおいてカデックスが一流である事を感じさせてくれますね。

    カデックスホイールの乗り味

    CADEX 36 TUBELESS 42 TUBELESS

    実はリムブレーキロードバイクと心中する覚悟で42mmハイトのリムブレーキモデル『CADEX 42 TUBELESS』を導入し約2年近く愛用しています。

    ご紹介してきた『CADEX 36 TUBELESS』との違いはリム幅とリムハイトで、使用されている技術としては共通です。

    このホイールに変えて驚いたのは打てば響くを体現したような卓越した反応性。

    踏み込んだときの加速感も然ることながら、切り返すコントロールまでダイレクトで横剛性の高さを感じられます。

    そして高速域の維持のしやすさ、カーボンスポークの恩恵か足への負担が少なく、余力を持って高いスピード域を維持が、ロードバイクに求めている理想的な乗りやすさです。

    スピードの伸び方が非常に気持ちよく、疲れてきてもしっかりと反応してくれる感覚がありヒルクライム中にペースが総崩れしにくいですね。

    ホイールひとつで乗り物としてこんなにも変わるのかと正直カデックスホイールに惚れ込んでおります。

    ゆえに私は『CADEX 36 TUBELESS』に大きな期待を寄せ『リムブレーキホイールの最終傑作』と呼ばせて頂きたい!

    恐らくリムブレーキ対応ハイエンドホイールのラストクロップ、最後のカスタムにいかがでしょうか。

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