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LEZYNE新作ライト『FUSION DRIVE PRO 600+』早速使ってみたインプレッション!
by: 大元英俊

LEZYNE FUSION DRIVE PRO 600+

先日ご紹介したレザインの黄金に輝くゴールドリミテッド、興味を持っていただいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事で紹介している『LEZYNE FUSION DRIVE PRO 600+』は発売されたばかりの新シリーズです。

従来の同クラスモデルと比較して配光のワイド化・明るさ向上・ランタイムアップと良い事尽くめ。

値段はちょっと上がりましたが、値上がり額以上のスペックアップとなっておりレザインライトが今激アツなんです。

このライトを毎年ワイズロード主催のスポーツバイクデモでMCも務める当店の名物店長『大野』が早速試してきたという事で、スタッフ大元が代筆してお届けしています。

特徴は5つのLED

LEZYNE FUSION DRIVE PRO 600+

『FUSION DRIVE PRO 600+』はLEDがなんと5つも付いています。

5つもあると何が良いのか、それはより広範囲を照らすことができるという超ワイド配光が可能になるという点です。

ワイド配光は照射範囲が均等に明るい為、街灯の少ない暗い夜道でも周囲の状況を把握しやすく、急に飛び出してきそうな人や動物、障害物に気が付きやすくなり、より安心してナイトライドが行えます。

LEZYNE FUSION DRIVE PRO 600+

左がワイド配光のFUSION DRIVE PRO 600+、右側がLED1つのスポット配光のライトです。

まず右側のスポット配光は照らされた箇所の中心は非常に明るく、その周りがぼんやり明るいという配光になっているのが分かります。

ピンポイントで明るい分、スピードが速くても進行方向の路面が見やすいというメリットはありますが、道の両端までしっかりとは照らされておらず、周囲の状況を確認するには不安が残ります。

その点左側のワイド配光はピンポイントの明るさはやや落ちるものの、両端にある積み重なった落ち葉もしっかりと確認出来て周囲の状況をしっかりと把握する事が出来ます。

周囲が真っ暗な夜道こそ広く照らせるワイド配光は安心感があり、道路状況が分からない初めての道をナイトライドする場合などはありがたいライトになると思います。

もしナイトライドでバイクとヘルメットそれぞれにライトを付けるなら、ハンドルに付けて常に進行方向を広く照らすライトに『ワイド配光』、ヘルメットに付けて視線の先を明るく照らすライトに『スポット配光』という組み合わせがオススメですよ。

なので『FUSION DRIVE PRO 600+』はバイクに付けて使うメインライトに最適なアイテムと言えます。

バッテリー容量が大幅アップ

LEZYNE FUSION DRIVE PRO 600+

従来モデルと比較した時同クラスになるのが990円しか値段差のない『HECTO DRIVE 500 XL』になると思いますが、実物同士を並べて見るとサイズ差が一目瞭然で全然違います。

その違いの理由はなんと言ってもバッテリー容量の違いが大きいです。

HECTO DRIVE 500 XLが容量650mAhに対し、FUSION DRIVE PRO 600+は容量1900mAh、なんとざっくり約3倍!

LEZYNE FUSION DRIVE PRO 600+

当然ランタイムにも大きく差があり、ルーメン数がアップしても一番明るいモードで2倍長く、同じ100ルーメンの明るさだと2.5倍も長く使うことが出来ます。

バッテリー持ちの長さがまたナイトライドで明かりが消えない安心感をもたらしてくれますね。

1000円以内という値段差でこれだけのスペックアップ、今年はレザインライトの大きな進化を感じます。

IMG_0493

試してきたのは『中秋の名月』前夜、満月直前の待宵の月という事で、明るく綺麗な月夜だったそうです。

冬に向けて夜はドンドン寒くなっていきますが、空気が澄んで綺麗な夜空を楽しめるシーズン、新型レザインライトで秋冬のナイトライドを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

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