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【BROMPTON】アンドリュー・リッチー作。不朽の折り畳み自転車。
by: 高橋

  • 閉店告知
  • ワイズロード東大和店の高橋です。

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    今私が一番欲しいもの。

    ホイールでも新しいロードバイクでもありません。

     

    BROMPTONです。

     

    イギリスを象徴するこBROMPTONという自転車ブランドはサイクリング業界に革命を起こし、BROMPTONというジャンルを確立するまでに至りました。

    BROMPTONが世界に与えた影響は絶大。イギリス王室のハリー王子とウィリアム王子もBROMPTONのファン。大の自転車好きとしても知られるポリスジョンソンやレディオヘッド、フィービーブリジャーズなどもBROMPTONを愛用しています。

     

    BROMPTONは首都圏のモビリティとして非常に優秀であると同時に、自転車業界ではサブカルチャーとして確固たる地位を築いています。交通システムの延長として使用することで世界は大きく広がります。

     

    “BROMPTON”

    BROMPTONをBROMPTONたらしめている要因は何といってもその折り畳み機構にあります。

    独自の折り畳み機構を備えたBROMPTONが瞬く間に折り畳み・展開がされる様は見ているだけでも心地よいものがあります。

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    折り畳むことで同じ輪行でもその快適さは別格。

    ドライブトレインは折り畳んだ際に外に向かないようになっているため、汚れることはありませんし、安定感もある上に省スペース。持ち運び時も重心位置が体に近い位置に来るため、重量的にアドバンテージのあるロードバイクと比較しても持ち運びのしやすさは比にならないほど楽々です。

     

    BROMPTONはアンドリュー・リッチーの「お尻のポケットに収まる自転車を作る」というアイデアから生まれました。
    1975年、当時28歳のアンドリュー・リッチーは自宅で折り畳み機構の斬新なアプローチを考案しました。7年の歳月をかけて誕生したMK1は今のものとは異なった形をしていますが、折り畳み機構は現在のBROMPTONに通ずるものがあります。
    その後改良が加えられ、MK2,MK3と進化を遂げながらも原型を崩すことなく現在まで脈々と受け継がれてきました。

     

    昨年には生産100万台目のBROMPTONが世界中を飛び回り、日本にも訪れました。

     

    BROMPTON C/P/T

    BROMPTONはまず大きく3つに分類されます。

    C line

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    最も売れているモデル。素材はクロモリ。

    BROMPTONの中で最も幅広いカラー展開やアクセサリーを揃えています。

    外装2段変速のみのモデルもありますが、多くは外装2段変速内装3段変速の計6段変速となっています。

     

    P line

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    メインフレームはクロモリ、リア三角・フロントフォークはチタンが採用されたモデル。

    外装4段変速のモデルと、外装4段内装3段変速の計12段変速のモデルがあります。

    勾配変化に幅広く対応できるのは12段変速。より軽量でハブの回転もスムーズなのは4段変速モデルです。

    細かいところですがバテッドスポークが採用されています。軽量化に余念がありません。

     

    T line

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    フレーム素材はチタン、フォークやハンドルにはカーボンが採用されたBROMPTONの最高峰モデルです。

    P line以上に汎用パーツまでこだわってアッセンブリされています。

    ホイールから飛び出たオレンジ色のバルブ。インナーチューブに使われているのはTPUチューブのパイオニアtubolito。一本5,000円近くもする超軽量超高品質チューブです。

    仕様によって重量は異なりますが、外装4段変速モデルで重量は7.95kg!軽くて持ち運びも楽なだけでなく、走りも別格です。

     

    BROMPTON S/M,2/4/6,L/R

    BROMPTONはハンドル形状や変速段数、ラックの有無によってモデル名が変わります。

    バリエーションが非常に多いのですが、パターンですので覚えてしまえばどうということはありません。アルファベットの意味がわかれば商品画像を見ずともどんな商品かが分かります。

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    ハンドル形状「S/M」

    先頭の「M」または「S」の表記は採用されているハンドルを示しています。

    実のところ「M」「S」は旧称で、現在では「Middle」と「Low」と呼ばれています。

    M(Middle)はライザーバー

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    S(Low)はフラットバーとなっています。

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    ライザーバーはアップライトなポジションとなるオールラウンドモデル。景色を見ながらの散策や市街地の移動に向いています。

    フラットバーはハンドル位置が低くスポーティーな乗車姿勢となるため、長距離走行にも向いているほか小柄な人にもオススメです。

     

    変速段数「2/4/6」

    これは上記BROMPTON C/P/Tでも少し触れましたが変速段数を表しています。

    12速に関してはこの品番表記はされていません。品番上は「L」となっていますが、それを覚えるよりは商品タイトルに12速と記載があるかどうかで見分けた方が早いです。

    内装3段外装4段のシリーズはロードバイクの52/36T 11-32T 11Sのギアレンジに匹敵します。

     

    内装変速システムを採用しているモデルは多くの勾配変化に対応できることが大きなメリットです。

    対する外装変速オンリーのモデルは軽さと回転性能において軍配が上がります。

    最新の表記ではUrbanが外装変速のみのモデル。Exploreが内装変速搭載のモデルとなっています。

     

    リアキャリアの有無「L/R」

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    「L」がキャリア無のモデル。「R」がリアキャリア有のモデルです。

    リアキャリア(Rear Carrier)の「R」と覚えておくといいと思います。

     

    現在の在庫状況

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    最近P Lineが売れてしまい、現在の在庫はC Lineのみ。

     

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    フラットバーの2台S6LとS6R。

    青色のS6Lはワイドサドル仕様です。

     

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    ライザーバー,キャリア無しのM6L

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    オシャレな「デューンサンド」

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    スーツの様に引き締まった印象の「マットブラック」

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    下地を活かした「フレイムラッカー」

    元塗装の仕事をしていた私から言わせてもらいます。『こいつの塗装はやりたくない』。絶対難しい。失敗したら修正できないでしょうこんなの。限られた職人しかこのカラーの塗装には携われないそうです。

     

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    ライザーバー,リアキャリア有のM6R

     

    となっています。

     

    乗って体感してください

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    BROMPTON C line M6Rの試乗車もご用意しております。

    本当に小径車とは思えない程のワイドレンジで、低速域から高速域まで幅広くカバーできます。是非乗って体感してみてください。

    ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

     

     

     

     

     

     

    ちなみに私、スタッフ高橋が欲しいと思っているのはP Line Urban。それにGOKISOのBBとGOKISOのホイールを入れて…デュフフフ….。失礼しました。

    そんな野心を持っている髙橋でした。

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    ロードホイールよりも回転数1.5倍ほどになる16インチホイールはより回転性能が重要になってきます。GOKISOホイールをインストールすることでBROMPTONはロードバイク以上に化けます。

     

    GOKISO製品も取り扱いございますので是非ご相談ください。