日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2024/12/23 15:24
チューブレスタイヤが主流になった最近、乾いたシーラントが接着剤のように作用してリムからビードがはずれない!って状況に遭遇してませんか⁉ タイヤの脱着は一苦労‼ 1時間掛かった‼とか腕の筋肉がパンパンでライドに影響が‼って話もよく聞きます。
特にMTBではタイヤインサートの使用も増えてますよね。
インサートの効果はリム打ちからの保護、低圧時にリムからビードが外れないように内側から押さえている事、低圧時のタイヤのヨレやネジレを防ぐ等があり、そのため種類によっては材質がかなり固くタイヤ内でのボリュームも大きいため、特にタイヤを外す際ビードが落とせずに大変な思いをすることがあります。
自身も接着剤化した乾いたシーラントと硬いインサートのせいでビードが外れず痛い思いをしたことがあります。万力で挟んでこじったり、Cクランプで挟んだり、ごついペンチでつまんで引っ張ったり(笑) 何とか外れはしましたがタイヤはボロボロで再利用不可となってしまいました。
従来存在していたこんなツールが使えないかと思っていたのですがロード用の為掴める幅が狭く、インサート入りのMTBタイヤが掴めるはずもなく( ノД`)シクシク…
そんな方たちが望んでいたツールがビットリアから販売されています!早速自身も購入し試してみましたよ!
それがこちら!
掴めるタイヤ幅も広く、2.5位ならすっぽり入りそう
クランプ部分は幅広で10cm位、硬質ゴムで出来た円柱型でかなり強力に掴めます!
画像はカーボンリムにシュワルベの2.6幅のタイヤ、インサートにクッシュコアプロが入ってます。クッシュコアを併用する場合のタイヤの脱着の大変さは経験したことのある方なら泣きが入るレベル(笑)
更にタイヤのケーシングもしっかりサイド補強の入ったスーパートレイル仕様なので脱着が大変なのは目に見えてますが、このツールならがっつり掴んで引っ張ることが可能でした!
クランプ上側をリムの際のビードの上に当てます、クランプ下側はタイヤのトレッド部なかほどに当てて中にあるインサートごと掴む感じ。
下側のクランプを支点にレバーをグイっとこじれば頑固なビードも落とすことができました。これでタイヤとリムの間にタイヤレバーを挿入するためのスペースをつくれます!
これからはMTBerの必須装備になること間違いないですね!
ちなみにロード用も販売されてますので工具箱に一本入れておきましょう‼‼