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【BRAKING】制動力は最高クラス、イタリア生まれのディスクローター『STAGE 0』が別格過ぎる。
by: 大元英俊

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  • BRAKING STAGE 0

    スポーツサイクルで最も重要なパーツとは何か、

    それはズバリ『ブレーキ』です。

    制動力の差はスピードコントロールに大きな影響を及ぼし、安全面に関わるのはもちろんの事。

    レースではコーナー進入時のブレーキタイミングが僅かな差を生み、コーナー出口で一瞬早く加速するのに貢献する事もあります。

    信頼できる性能を持つブレーキがあるからこそ競技で全力走行が出来るというもの、それはロードバイクもマウンテンバイクも同様ではないでしょうか。

    そこで今回はオートバイのブレーキも手掛けるブレーキ専業メーカーが生み出した『性能重視のディスクローター』をご紹介したいと思います。

    BRAKING
    STAGE 0

    DSC09428

    【在庫モデル】
    180mm / 6穴対応 / 厚さ2.2mm

    【希望小売価格】
    ¥21,780-

    (他仕様取り寄せ対応:価格は前後)

    イタリアで生産されるハイスペックディスクローター『STAGE 0』

    まず目を引くのはブラックとシルバーが織りなす迫力を感じさせる個性的ディティール、足回りからバイクの雰囲気を引き締めて見せてくれる事は間違いありません。

    しかし見た目の為にこのような形状をしている訳ではないんです。

    DSC09438

    ディスクローターはブレーキ制動による熱で膨張を始めます。

    一般的なディスクローターではその膨張に対して逃げ場がない為、熱による変形が生じやすいのですが、ブレーキングの『ウェーブ形状』は熱による膨張を色んな方向へと流し、ハードなブレーキングを行っても熱による変形を抑える事が出来るのです。

    またシルバーとブラックに分かれるように設けられた段差や穴が付着した泥や雪などのダスト類をセルフクリーニングし、悪環境化でも安定したパフォーマンスを発揮することが可能です。

    DSC09446

    ギリシャ語で『7』を意味する『EPTA』と名付けられた7ピン・フローティング構造も性能のキモとなります。

    ブレーキ制動時に生じるハブへの負担を軽減しながら、放熱性にも優れているんです。

    この構造もまた『熱』によるローター全体のゆがみを低減し、安定した制動力に貢献しています。

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    一般的なディスクローターはプレスによる打ち抜き加工が多いですが、ブレーキングでは精度の高いレーザーカットで作成しているのもポイントです。

    レーザーカットは断面のザラつきやエッジに左右差が生じない為、パッドが片減りする事が無くなり左右均一にパッドが摩耗、結果としてそれが制動力の安定化にも影響してきます。

    このディスクローターがなぜこんなにもカッコ良く美しく感じるのか、それはこれだけの機能美を備えているからこそかもしれませんね。

     

    今回ご紹介したのはMTB向けのディスクローターですが、ロードバイク向けのセンターロック形式・160mm・厚み1.9mmも存在します。

    グラベルやシクロクロスで汚れの影響を受けにくいディスクローターを求めている方には特にオススメしたいアイテムと言えますね。

     

    ブレーキングのディスクローターは正直高い、でも高いのはそれだけ一線を画す性能を実現する加工技術を取り入れているからこそ。

    安定したブレーキ制動がある事でよりセーフティーなライドを実現する事が出来るはずです。

    高くても安全である事を絶対条件とされる方、ぜひブレーキングのディスクローターを使用してみてはいかがでしょうか。