リッチー P-650b　乗ってみた。
by: 益子 暁

東大和店 益子です。

　先日のスタッフライドで、東京サンエスさんから お借りした試乗車のRITCHEYに乗ってきました！

RICHEY P-650b （フレーム） ￥127,000＋税

【フレーム】リッチーロジックIIトリプルバテッド テーパーヘッド
【サイズ】S（15″）、M（17″）、L（19″）、XL（21″）
【カラー】リッチー650パネル
【重量】2,028g（フレーム、19″サイズ）

　3×8速が標準だったころに独自部品で2×9速のマウンテンバイクを発売するなど先見の明があるトム・リッチー。650Bのバイクも40年近く前に発表していました。だから、P-650bは2作目。
　「P-＊」は26インチの頃は、P-23から始まりP-20まで有りました。P-23なら「Project 23lb（ポンド）」を意味し、完成車重量を約10.43kgに抑えるコンセプトでした。スチールバイクとしては超軽量な部類で、レース会場で見かけるリッチーはもれなく速い人（だったような気がする）。トリコロールカラーのProject-20、憧れでしたねー。

　時は流れてP-29ERとかP-650Bの数字は、ホイール径を表すようになりました。

　今回乗った650B（27.5インチ）は、29インチの走破性と26インチの反応の良さを併せ持つと言われていますが、26インチに慣れ親しんだ私にも違和感皆無。乗車姿勢や取り回しの良さは26インチと殆ど変わらない印象で、お借りした自転車なのに自分の自転車よりも思い通りの走りが出来ました。

　下側1.5インチのテーパーヘッドやFOXのフォークも効いていてハンドリングは安定。「あの頃感」が味わえるクラシックな乗り味を安心して楽しめる、最高に気持の良い自転車でした。これ好き！