日本最大級のスポーツサイクル専門店!サイクルライフサポート!
2017/07/16 22:49
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焼き鳥の皮はビールなら塩派、焼酎ならタレ派
ブルべライダーの佐藤篤です。
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さて、BROOKSやSELLE ANATOMICAのような
革製品/サドルは現代でも通用する機能と魅力にあふれています。
上手く手入れをして馴染ませることが出来れば
他では味わえないほどのフィット感が得られます。
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もちろんブルべでもその性能は折り紙付きなのですが
革が馴染むまでは相当の時間を必要とします。
また、取り扱いにも気を使う必要があります。
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「水気には注意が必要」というのはもちろん
「革が馴染む前にいかに下処理を上手く行うか」
というのも大事なのです。
ただ沢山乗るだけではキレイに馴染みませんよ~?
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今日は
「革サドルがなかなか育ってくれない」
「育つまで(尻が)耐えられる自信がない」
というユーザーさん必見のあのアイテムをご紹介!!
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BROOKS メンテナンスキット
¥1,800(税抜) ※注文取り寄せ品※
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プルーファイド(オイル)、専用スパナ、布帛(ふはく)のセット
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ではメンテナンス方法とカスタムのご紹介
※BROOKSサドルの手順になります※
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①テンションを調整する
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横から見て中央が垂れ下がっているようであれば
テンションを張るようにとアナウンスされていますが
初期の状態でもかなり張られていて痛いという人もいるのでは?
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そんな時は最初から少し緩めてしまうのも手です。
この「しなり具合」を調整できるのは革サドルの強みですね。
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②プルーファイドを表面に塗布する
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少量で全体に行きわたります。
防水・防汚効果も見込めるのでしっかりと塗り込みましょう。
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テッカテカ☆
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半日ほど置いて馴染ませたら余分なオイルをふき取ります。
この作業で革が馴染みやすくなります。
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BROOKSでは
「馴染むまでの間はこの作業を比較的頻繁に行うように」
とアナウンスしております。
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※プルーファイド塗布後はサドルが滑りやすいので注意しましょう※
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(きちゃない……)
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③サドル裏面にプルーファイドを塗布する
※しなくてもOKです※
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プルーファイドはオイルですので
サドル裏面に塗ることで水除けの効果も期待できます。
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加えて表面よりもオイルが早く染み込むので
より短期間で革サドルを育てたい人にはオススメです。
手順①でテンションを下げて使う場合
音鳴りがすることがありますので、その際は
レールと革の間に塗り込みましょう。
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ただし、あまり大量に・長期間裏側に塗布してしまうと
サドルの型崩れを誘発してしまいますので
裏面への塗布はほどほどに。
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ピンポイントでサドルの形状を変えたい
というツウな使い方もいいかも知れませんね。
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私のサドルもまだ2年目。
頻繁にオイルを塗っていることもあって
レザーの色は深みを増してきましたが、
肝心のフィット感はまだまだ発展途上。
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でも、これまでよりも長い距離の使用でも
痛みが出てこなくなりましたので
これからもお世話していきたいと思います~!
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まだ一度も手入れをした事が無い方
型落ちの車体に革サドルが付いていた方
是非一度お手入れしてみて下さい!!
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~今日のあつし~
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「鶏皮なら味噌っしょ~!!」
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「あ、そっちの出身なんですね。」