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バイクロア4 1日目
by: 益子 暁

  • 閉店告知

  •                (写真撮影:KIJIKIJI様)

     秋ヶ瀬公園で毎年開催されるバイクロア。自転車関連イベントの中ではかなり異色の、ほのぼの和やかな雰囲気と内容が特徴です。
     私はバイクロア2・3のそれぞれ日曜日だけ参加していたのですが、今年は初めて土曜日も行ってきました!

     家族連れ、こども連れが安心して楽しめて、初心者に優しいバイクロア。

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     キッズエリアにはツリーハウス。奥に見えているのはメインのシクロクロスレース。レースと云っても、自転車も服装も(仮装も)様々、独特のカテゴリ分けで誰でも楽しめます。

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     今年はこんなのも。

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     キッズだけでなく、ベビーが一緒でも大丈夫。授乳室完備の屋外自転車イベントは中々有りません。

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     BGMはDJがアナログ盤を。

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     個性的なカフェ屋台がいくつも並びます。

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     汁なし担担麺は去年も頂きました。

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     完全にお祭りです。
     美味しそうな料理がいっぱいですが、午後のレースに備えてぜんぶ我慢!走る前に食べるとレース中に腹痛を起こし易いので。それで何度も失敗してるので。ぁゝ、食べたい・・・・・・・。

     もちろん自転車イベントですから自転車関連のブースも沢山出ています。

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     Calamita CXはワイズロード越谷店でも絶賛販売中です。
     私が使用しているNOVATECのホイールも扱うアクションスポーツさん。いつもお世話になっております。

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     RITCHEY・TESTACH・SOMA等のフレームの他、オリジナルのシクロクロス用部品も多く手掛ける東京サンエスさんのブース。

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     Dixna 手肌がきれいで爽快!は、水場の限られるイベント会場で重宝します。

     

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     WAKO’Sのテントでは、おなじみの洗車サービス。チェーンクリーナーで汚れを浮き立たせ、仕上げにガラスクリーナーで拭き上げる、簡単洗浄を参加者の自転車で実演していました。早くに受付終了となる大人気。

     自転車の部品をリサイクルしたアクセサリーの販売。
     左はハブのワッシャー、右はスポークを使っています。
     
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     リース製作のワークショップ。クリスマスまで1ヵ月ですね。

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     管理人さんがいる駐輪スペース「サイクルクローク」。このお蔭で自走で参加の人も安心して美味しいものを食べたり仲間の応援をしたり出来ます。

     荷台付自転車限定のカーゴバイクレースは新しいカテゴリー。
     速さと運んだ荷物の量を競います。
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     優勝された方の自転車はトレーラー付!タイヤ・丸太・麻袋などをどっさり積んで走られました。

    TUBAGRAによるジャンプワークショップ。

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     と、トライアルショー。

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     jinkenさんのライディングが観られただけでも、土曜日に来た甲斐が有りました。

     さて、ここからが私のレース。
     ひとつめはチームラリー フレンドクラスB。学生時代からの友人と3名チームで走りました。
     私以外の2人は26インチMTBでの参加。しかも最近ほとんど自転車乗ってないらしい。その割には、20/53位とまずまず。多分似たような感じのチームが多いのでしょう。
     私のCAAD Xや、試乗車を少し乗ってみた友人たちが、少しでもシクロクロスバイクやシクロクロスに興味を持ってくれたらうれしいのですが。
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     (写真:KIJIKIJI様)

     そして、もうひとつ。サンセットレースにも出ました。これは文字通り日没前後に行われる1日目の最終種目。前後ライトを装着してショートコースを走る30分レース。の予定でしたが、招集時刻にはかなり暗くなっていたため20分に短縮で開催されました。
     昼間に走ったところでも、夜はだいぶ印象が違いました。見えないことへの恐怖は全然無く、むしろ思い切り良く走れた気がします。タイヤから伝わる路面の感覚が、視覚に頼れないだけに研ぎ澄まされ、脳内麻薬が3割増しに。オフロードのナイトランがこんなに楽しいとは。知人の応援も聞こえますが、姿は見えず。何もかもが新鮮。
     7周のレースと告げられた時にはゲンナリしましたが、そう云えばショートコースなのでした。だから1周は3分弱。

     楽しいので集中して走れたこともあり、47人中10意というナカナカの着順でした。あまり順位がどうとかいう雰囲気でないバイクロアですが、走るからには全力です。予定通り30分レースだったら、もっと大きく後退していたことでしょう。
     気温はかなり下がっていましたが、ゴール後は汗びっしょり。防寒対策全く無しの夏の格好だったにもかかわらず、です。フィニッシュライン通過後は、足首に付けた計測チップを返却するのですが、消耗しきって抜け殻のような私は自力で外すことが出来ず、大会スタッフの方に手伝って頂きました。情けない。とは云え、この出し切った爽快感は、普段なかなか無いので、好きです。それが有るから、あんなに苦しくてもまた走りたいと思えるのですよね。
     さて、その「また走りたい」はすぐ翌日の日曜日に。