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2021/09/11 22:23
誰もが乗り易い?本当なのか?
走り出しの第一印象は、皆様のインプレどうり、「快適、走り易い」
ペダリング入力の初期段階では力を跳ね返す事なく受け入れ
踏んで行くにつれしっかり踏ん張り、強い推進力を発揮して進んで行く。
軽い走り出し、その後も気持ち良くペダリングできる感じで
触りからうっすらとした威圧感のある今までのドグマとは、別物の快適感。
まずは目的地までのアプローチはDT SWISS ARC1400 DICUTの恩恵もあり快調に、、、、
5分も走って気づくのです。そう、良く出来た高剛性バイクあるある、踏まされているのです。
良く言えば快適で走り易い、言い方を変えれば、高いフレーム剛性をマスクしているという感じ。
ダウンチューブはBBの付近でF12比約7mm幅広、ダウンチューブからBBへつなぐラインも弧を描くほど高さがボリュームアップ。
さらにはチェーンステー両サイドに膨らみを持たせ、縦の振動対策とも考えられますが、ここもボリュームアップが施されている。
普段乗るF12XLIGHTからBB回りは12%の剛性アップをしているのを思い出し、改めてバイクの硬さを感じるように走る。
意識しながらも緩いアップダウンに入ると、F12なら1枚ギアを軽くするタイミングでもドグマFは、このまま行けるような感触を伝えてくる、そして短い坂はそのまま行けてしまう。
このあたりはFマジック?と思いつつ進んでみる。結果、往路は硬さを意識しながらもこれを繰り返してしまい、
だいぶ足を削ってしまう。ここはF12同様のギアチョイスが正解だった。
やはり硬いバイクなのです。長めの坂はしっかりケイデンスで走るとFのペダリングフィーリングはこの為なのかという感じで気持ち良くペースをキープ出来る。これはF12より良い感触。
登坂の途中、ハンドル下握って、もがいてみると予想どうりダンシングのリズムが取り易い。
軽量化された新しいタロンウルトラは1KカーボンからUDカーボンに変更され、
1KカーボンのドグマとUDカーボンのXLIGHTの関係に近い仕上がりを予想していました。
1KのタロンよりもUDのタロンの方が独特のしなりがあって力の跳ね返りが少なく、楽な印象です。
さらにはUDのタロンがコクピットまわりの振動吸収、ペダリング時のバイクの剛性緩和にも一役買っている感じです。
この日のストラバによるとタイムは意識していなかったが登り緩斜面の区間PBは3番目のタイム
1、2のタイムは一人のタイムでは無いので追い風参照としても上出来、
なぜかダウンヒルの区間タイムも3番目のタイム。
ディスクローターが普段使いより大きく、ブレーキが効き過ぎるのを警戒して結構、慎重に降りたはずが、まあまあ好タイム。
下りのフィーリングはほぼ変わらず、ピナレロハンドリング。
横風の吹く長い直線の下り、久しぶりの50mm近いディープリムで若干ハンドルがあおられる感じも
ドグマの安定性能の手助けを感じながらダウンヒルを楽しめ、スーパーバイクに乗っていることを感じます。
復路は向かい風ながら、信号の少ない下り緩斜面を含むフラットメインのコースレイアウト。
前記したホイールの恩恵を最大限生かして高めの速度巡航にトライです。
速度の上がった状態でもペダリングに集中できる抜群の安定性は従来からのドグマ同様、
最初に感じたペダリングの快適性はこの場面でも遺憾無く発揮され、力の跳ね返りでつまることなく足が容易に踏みおろせる。
後半、疲れで乱れるペダリングを補正する為、少々の引き足とリラックスを意識すると、
ペダリングパワーは気持ち良くバイクに吸い込まれる感じになり、
加速のタイミングとイメージが一致する、その日で一番ドグマが走っていくフィーリング。
ドグマといえ、やはり初見のF。硬いバイクとわかると、どうしても構えて力みがあったようです。
この時ようやくFに「乗れた」を実感。そうなってくると俄然楽しさも倍増する。
ペダリングのポイントを合わせれば速度を問わずドグマは本質で応えてきます。
ドグマF10からF12の時もそうでしたが
ドグマFはF12よりさらに合わせ易く進化したと言えるでしょう。
走りの本質をXLIGHTに寄せた上で、それ以上に力強く仕上げ、さらに軽量。
オールラウンド性能が更なる進化を遂げていることは、疑う余地はありません。
さらには振動吸収性も格段に向上していることも長い時間のライドでバイクを頼もしく感じることは間違い無いでしょう。
DOGMA F DISK DuraAce Di2 12S 完成車
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