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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/03/23 11:02
ぱっと見だと、最近流行りのエアロ寄りなオールラウンド系。
でも実際はかなり凝った造形の、本格的なエアロロードバイク。
平坦から山岳まで、とにかく苦手なシーンがなさそうな
クオータの主力モデルがこの「KRYON」。
〇KUOTA KRYON 105 ¥268,000-+TAX
(現金でのお支払いの場合8%分のポイント還元!)
KUOTA最大のベストセラーモデル「KHARMA」のポジションを引き継いだ
だけでなく、新たにエアロ要素までもを身に着けた2代目クレヨン。
カルマ譲りのバランスの良い走りの良さをベースに、昨今の空力トレンドを
融合させただけあって、その乗りやすさ・扱いやすさは文句なし。
フレーム各部の形状はまさにエアロロードバイク。
中央部を絞ったヘッドチューブ造形や、ほんの気持ち程度とは言え
フロントフォークとインテグレートされたダウンチューブ上端。
カムテール形状のダウンチューブと、エアロフィン的な効果を予想させる
ボックス形状のボトムブラケット周辺。
BMCなんかがここにツールボックスを備えていたりすることからも
それなりの空力的な効果が見込めることが予想できます。
翼断面形状のシートチューブ&シートピラー。
シートピラーは前後を入れ替えることで、前乗りTTポジションを作る
こともできるようになっています。
しなりが期待できない形状ゆえの乗り心地の悪さは、クランプ部分の
エラストマー(赤いパーツ)でフォロー。。
オフセットされたコンパクトなリアバックも昨今のエアロのトレンドです。
でも、ここまでやってるのにあまりエアロっぽさを感じないのは
トップチューブのスローピングが強いから??
ホイールとハンドル・ステムをエアロ形状のものに交換したら
もう少し結構印象が変わるのかもしれません。
フレームサイズはXS(C-T 430 T-T 505)
おおよその適正身長は150cm半ばくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングに関してはバイオレーサーにて計測いたします)
ちなみに。
このレッド/カーボンのカラーは、フランスのプロコンチネンタルチーム
「コフィディス」のレプリカカラー。
脚質はスプリンターなのに性格的にはパンチャーな「ナセル・ブアニ」
が所属するチームですね。
彼は今日の「ミラノ~サンレモ」のスプリント争いに絡めるでしょうか?
それとも、ゴール手前の二つの峠(チプレッサ・ポッジオ)を活かした
パンチャー達による逃げが決まるのでしょうか?
コース全長が291Km!もある長丁場の「春」のクラシック。
今日も夜更かし確定です。